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明日、「スロー風土の食卓から」の2回目がでます
 今月から神戸新聞夕刊に隔週・金曜でbutakoのエッセイが掲載されることになりました。
『スロー風土の食卓から』~イタリア通信~というタイトルで、スローフードのシンボルマークであるカタツムリもあしらわれています。連載は1年間の予定です。
1回目は4月13日(金)・・・奇しくもキリストの受難日?!だったのですが、2回目は明日21日です。神戸界隈にお住みの方、良かったらキヨスクへ買いに行って下さいネ。

 さてさて、見逃した方のために第一回目のイタル・クックの記事を掲載いたします。
新聞用とは一部異なりますが、大体こんな感じです。

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 『スロー風土の食卓から』  第一回 イタル・クックでの授業風景
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 とにかく豪快である。豚丸ごと一匹を担いで来たシェフ、土つきの朝取りハーブ三抱えと、直径五十㌢もの釜焼きパンを持参するシェフ…。
 新鮮で良質な食材ばかり。イタリア・スローフード協会の料理学校「イタル・クック」での授業風景。さすが本場だ。
 イタリア各州から有名シェフを招き、伝統料理を教える。生徒はアメリカ人六人、日本人五人、ロシア人一人。コック未経験者は私を含め二人だけ。私は不安で縮こまった。
 三カ月に及ぶイタル・クックでの授業はこんな調子だったが、この後、各地のレストランで受けた実地研修は、さらに私に驚きと感動を与えた。 
               ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×  ×
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 スローフードをご存知だろうか。地産地消、伝統的な家庭料理ってことかな。アメリカ風の大量生産、同じ味付けのファーストフードの逆。
 一九八〇年代イタリアで提唱され、現在イタリア・スローフード協会の元に四十五カ国以上、八万人が参加。私が住む播磨地方にも支部がある。
 三年前、ごく普通のOLとして旅したイタリアで、出会った郷土料理の数々。地元のマンマ(お母さん)の笑顔。スローフード初体験だった。
 以来、スローフードの実態と郷土料理を学びたいとの気持ちが日々募り、ほとんどビョーキに。ついに私は決意した。そこそこいい給料をもらい、七年も勤めた製薬会社を辞め、本場イタリアに行こう、と。
 当然、家族は大反対。中でも父は強硬だった。心配なのだ。しかし、である。一見豊かな私たちの食卓の何かがおかしい。年中スーパーに並ぶ形のそろった野菜。毎日インスタント食品でお腹を満たす若者。便利で速いを追求した日本の食…。
 私はイタリアに行き、今年一月に戻ってきた。語学留学の期間を含めほぼ二年間にわたる現地での料理修行の体験をこれからお伝えしたい。

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次回は明日4月21日(金)、その次は5月18日(金)(いずれも夕刊2面)の予定です。
ご意見ありましたら、お寄せくださいね。 
by butako170 | 2007-04-26 10:22 | 神戸新聞 掲載記事
スローフード播磨 豆腐百珍の会
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 4月20日(土)にスローフード播磨と姫路の地元の方々とで『第3回 豆腐百珍の会』が催されました。会場は姫路市内の梅澤糧穀豆腐工房にて、30名以上の参加者が集い大盛況でした。

 『豆腐百珍』というのは江戸時代に発行された豆腐料理が100種類載ったレシピ本なのですが、庶民の間でバカ売れしたそう。その後、豆腐以外にも『魚料理百珍』など他の食材を取り上げた百珍モノがブームになったとか。

 『豆腐百珍の会』では料理本のメニューを再現しようというのがねらいだそうで、上記工房の主人、梅澤さんの提案ではじめたそうです。
今日は栄えある3回目。

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内容はこちら・・・
   
       ・ はんぺん豆腐
       ・ ふたたび田楽
       ・ 草のけんちん/真のけんちん
       ・ 敷き味噌豆腐
       ・ 揚げ田楽 
       ・ アボガド豆腐
 おや?アボガド豆腐?これは百珍モノにあらず。現代風なアレンジもおもしろいよね、ということで加えたそう。


 参加者には子供たちの姿も・・・。面倒見のいいご婦人が子供たちに手順を教えると、みんな真剣になって調理していました。(アボガドと豆腐をミキサーにかける)

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 大人だって真剣。butakoははんぺん豆腐担当でした。豆腐と山芋をすり鉢ですって、クッキングペーハーで茶巾にして茹でるという、一見簡単そうな作業。

 しかしそこには落とし穴が。すり鉢でするとき山芋からすってしまい、後から入れた豆腐がうまくすれない。順序なんて気にしなかったのですが、山芋の粘りが豆腐に絡みつき、なんとも埒が明きまへん。ついに観念して、文明の利器=フードプロセッサーを使うに至りました。とほほ・・・。そして意外と知らないすりこぎの使い方。(左手は添えるだけやからね、と年輩の方から基本を教わります。)
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ほろりと口の中でくずれる繊細なはんぺん豆腐。だしと共にさらっと頂きます。


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草のけんちん/真のけんちん  湯葉で野菜や山菜を巻き、油で揚げるのが草のけんちん、だしで軽く煮含めるのが真のけんちんです。

 おいしい豆腐料理と共に梅澤さんと有志が作った「姫路おでん」も振舞われました。姫路おでんはしょうが醤油で食べるおでん。最近ご当地モノとして、人気がでてきているのだとか。(姫路のコンビニのおでんコーナーにはしょうが醤油が置いてある所もあるんですって!?)butako、このおでんを食べるのは今日が初めて。さっぱりしてて美味しい。

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 そんなこんなで参加者どうし和気あいあいとしながら調理は進んでいきました。
そしてお待ちかねの試食会。
江戸時代の豆腐料理を囲みながら、話もはずみます。
日本の食材豆腐を使って、バラエティ豊かな料理の数々を堪能しました。
現代人の味覚にもマッチしていた豆腐料理。100種類作り終える頃には江戸時代の食の豊かさが垣間見られるに違いありません。

                                                 butako
by butako170 | 2007-04-25 01:08 | ハリマ(地元)ネタ
butakoの友人宅でウンブリア料理
robeの滞在記 その4

butakoさんの友人のお宅でイタリアンパーティをしました。butabuta製薬大阪支店時代の同僚の方々が集まり楽しいランチでした。
シェフはロベ、アシスタントはbutako。
ブルスケッタ3種(オリーブオイル・トマト&バジル・レバーペースト)をアンティパストに出したあと、カルボナーラとアマトリチャーナ、メインはブタのソテー・ビネガーミルクソースでした。
和気あいあいの雰囲気のなか、みんなよく食べ、よく笑ってたよ。
気さくでいい人ばかり。

はち切れんばかりのお腹を抱えて、夜は鶴橋で焼肉だった・・・。kumikoと合流だ。
よりにもよって、こんなに満腹なのに焼肉にすることないだろーbutakoー。
でも、うまいねホルモン。ぼくたちもホルモン食べるんだけど、焼肉にしてもこんなに美味。
kumikoと3人で鶴橋の夜を満喫しました。

                                               robe
by butako170 | 2007-04-22 00:24 | 旅行記
サクラ 花曇り姫路城  
ロベルトの日本滞在日記はさらに続く。
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 今日、butakoさんと妹さんとお友達とで姫路城にお花見に行きました。
butakoさん達、朝から張り切って料理をしてます。
四角いフリッタータ(オムレツ)だ!→卵焼きのこと
そして出来たおかずを四角い箱にドンドン詰めていますよ。花見にはコレがないと・・・だって。
イタリア人は外で食べるときはパニーニのみだけど、日本人は気合入れて色々作るんだなー。

 天気はあいにくの曇りです。ちょっと肌寒いかな。
でも姫路城の桜は満開でベリッシミ(とても美しい)!何よりもすごいヒト。
いきなり地面にシートを敷いて座りだしたbutakoさんたち。
え?靴も脱ぐの?日本人は本当に靴を脱ぎたがるねー。
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他のグループの人たちも素足だよ。コレが日本の花見スタイルだね。(写真をパチリ)


 そしてお待ちかねのOBENTO(お弁当)ですよ。
桜の下での食事は最高。
卵焼きがなぜ四角いのか分かったよ。
MISTUEちゃん特製のおにぎりもおいしい。







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 さて、姫路城では花見のシーズンは何かとイベントをやっているらしい。今日は百人琴の総弾きや獅子舞の踊りやらジャポネーゼな出し物が目白押し。着物の女性がたくさんいるので、ロベ大興奮!
だって着物って本当に美しいでしょ。
特に帯が好きだな。蝶々みたいで、あでやかで。
簡易茶席もやっていたので、butakoさんと一服。  
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(見よこの鈴なりの外国人の方々。みんなカメラ片手で食い入るように茶をたてる様子を見つめていました。)
 

 思いもかけず、抹茶セレモニーを体験することが出来たよ。
今日は大勢で楽しむ茶席だからイス式だそう。でも十分雰囲気は味わえたよ。
カメリエーレ(給仕してくれる女性)が、みんな着物を着ている。
目にも美しい茶席だね。

  
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 姫路城は日本に当時のままの姿で現存するお城だそうで、その姿の美しさは白鷺(しらさぎ)に例えられている。確かに、白壁と幾重にも連なる城の屋根は本当に優美だ。

 おっと、姫路城に見とれていると敵の刺客が!
に、忍者か!
ふー危うく切られそうになった。
butakoのカメラ・フラッシュ作戦で忍者の目を撹乱させてやったぞ。

(butakoがふと目を離した隙に、とっておきのポーズをしていました。この忍者さん、週末ごとにボランティアで、ここを訪れる観光客を楽しませてくれているのだそう。)


 本当に美しい姫路城でした。天気はあいにくだったけど、たくさん日本の文化に触れられた一日。地元の方はみんな親切にしてくれたよ。着物の女性たちは、快く写真を撮らせてくれたし、出店の麦餅屋の方々は特別に試食させてくれ、餅付き体験までさせてくれたんだ。本当に親切で優しい日本人に感謝をしたい。

                                              robe
by butako170 | 2007-04-21 00:01 | 旅行記
ブラボー大阪2
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robeの日本滞在記をお伝えしています。

関西一ディープな場所、新世界へ行ってきましたー!
快晴の空に通天閣が映えます。
下町風情が残るこの場所は本当におもしろい。

 
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 ほら、何か中高年たちが集まってやってるよ。将棋や碁をうってるんだって。
ちょっと失礼して写真撮らせてもらうね。

 
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新世界の中のおすし屋さん。安くて美味い。カウンターで握る職人さんの手つき、ブラビッシモ。もう23年もここでおすしを握ってるんだって。
ガリ、うまいー。ボク好みの味。これお土産に買って帰ろうかな。

 
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 午後からは大阪城へ。この時期は桜が満開で美しい。それにしても日本人は桜が大好きなんだね。凝りもせずに何枚も桜の写真をケータイやデジカメで撮ってる。
お城もいいけど、都会的な風景と桜がベストマッチだなー。

 
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夜はボクたちの友人KUMIKOの働く「アート&ワイン」に食事にいきました。
牡蠣のマリネはローズマリー風味で、絶品。手作りオレッキエッティはゴボウと塩漬けの桜が入っていて、日本とイタリアの融合だね。本当に彼女はブラバ・クオーカ(素晴らしい料理人)だ。

 温かいもてなしありがとう。                                               robe
by butako170 | 2007-04-17 00:06 | 旅行記
ブラボー大阪
 チャオ。私の名前はロベです。
観光のためイタリアからやって来ました。
小さいときから大好きだった日本、あこがれの日本へついに上陸!
友人butakoさんのサイトをちょっと借りて、この数日間の旅行の様子をレポートします。

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大阪はKUIDAORE:食い倒れの街っていうらしい。イタリアのガイドブックにそうあった。
食い倒れってなに?butakoさんに聞くとミナミに連れてきてくれたんだ。
なにしろ派手なネオンや街の装飾。動くカニが店の軒にあるかとおもえば、フグのバルーンが宙を泳ぐ。このゴテゴテ感はイタリアにはないな。
でもなんだか面白そう。

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あちこちにある屋台。
え?タコヤキ食べようって?朝ごはん抜きだったから、スナック代わりにいいかも。
butakoさん、焼きたてをほおばるのはいいけど、思いっきり舌やけどしてるって。
ボクは猫舌だから、もうすこし冷めてから食べようっと。
うーーん、大粒のタコ。この上にかかってるソース甘辛くてボーノ!

  
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オオッ。ドラえもんがたくさんいる!
カリーニ。(かわいい) 
(ロベの撮った写真。butakoにはごく当たり前のことも、イタリア人にはめずらしいのです。)
 昼食はお好み焼き。ボニッシィモ(とても美味しい)。
イタリアにも、こんな鉄板カウンター付きのトラットリアがあるとウケルだろうなー。

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夜はイザカヤに行きました。人生初の居酒屋体験。どれも安くてウマイ!ボクのお気に入りは、お刺身とどて焼きデス。
鯨のベーコンも初挑戦。え?ぜーんぜんボーノだよ。
あ、グラッパ・ジャポネーゼ=焼酎おかわり。
 (ロベ激写。靴を脱ぐ座敷スタイルが、興味深いそう。仕事帰りのサラリーマンが楽しそうに飲む様子に、日本人も羽目をはずすんだね、いつも真面目だと思ってた、と。)

 こうしてボクは、到着した初日から「食い倒れ」の洗礼を受けることとなった。食を愛する大阪という街はイタリアにとても似ていると思う。
  
                                                robe
by butako170 | 2007-04-14 22:04 | 旅行記
みんなのパワー
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4月1日加古川・八幡の古民家cafe「おかげさま」が主催する、青空市がありました。
「春のおかげ」と題するこのイベントは、今年で第二回目。
出店者は地元を中心に活躍している農家、染色家、彫刻作家、エコロジストなど十数人の方々で、なかなかの個性派ぞろい。



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 西洋野菜をコツコツと作る姫路の生産者シャンデエルブ。黒ごぼうからルバーブ、トスカーナが懐かしい黒キャベツ・・・いろんな西洋の野菜が店頭に並びます。
「土質が違う日本での栽培は難しいのでは?」という質問に
「植物がコチラの環境に慣れてくれるので、大丈夫。
 一度日本で育てて、種取りをしていくと、そのうち慣れてくれるんだよ」と。
へぇ、植物ってたくましい。


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 そして草木染のお店「初」は、前田初代さんが主宰しています。(一番上の写真が彼女のブース)
コットンやシルク、毛糸など彼女の手にかかったら、なんでもキレイに染まっちゃう。自然の素朴な風合いがとてもステキ。
 前田さんの染めた布を見ていると、なぜか落ち着きます。
天然由来の色は、私たちの体や心を浄化する作用があるんじゃないかしら。
butako、もし編み物が出来たらこの毛糸でセーターでもマフラーでも編むのですが。

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 環境にとりくむユリさんは、布製の生理用ナプキンを販売をしていました。
感触の優しいオーガニックのネル素材を用いていて、着け心地がとても良いとか。
butakoは興味が湧いたので3枚組みを購入。
一度試してみよう。
確かに必要だから使うナプキンだけど、使い捨てだから環境に良くないのは分かっているのですが・・・。

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 ほかにも陶器の修理をしている方や、あなたのイメージを文字にします・・・っていうアーティストの方、そして靴職人やオーガニック・カフェをしている方など、いろんな人に出会いました。
 みんな自分の信念に向かって真剣に取り組んでいます。
会社に属さずに、自営業、自由業の彼ら。
自由がきく分、厳しい面もたくさんあることでしょう。
でも、好きなことをしてご飯が食べていけるのなら、そんなに幸せなことは、ありませんよね。
 
 今日はそんな人たちからパワーをもらい、元気になった一日でした。
                                             butako



古民家カフェ&ギャラリー 
おかげさま 

住所: 兵庫県加古川市八幡町野村字三家556-2  
tel:0794-38-3024
定休日 火曜日  営業時間 9時~18時
 
by butako170 | 2007-04-02 22:38 | ハリマ(地元)ネタ