アルナルド カプライのキャンティーナアペルト<前編>
イタリアのベストワイン賞というのをガンベロ・ロッソ誌が出版してるワインの格付け本、『ヴィーニ・ディ・イタリア』にて毎年決めています。そして、もっとも優れたキャンティーナ(製造元)に与えられる賞、これがベストキャンティーナ賞です。

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 2006年度のベストキャンティーナ賞に輝いたのが、ウンブリアのモンテファルコにある『アルナルド・カプライ』。アルナルド・カプライで先日5月27日(土)28日(日)に、キャンティーナを開放して、ワインと料理とを楽しむフェスタ『カンティーナ・アペルト』が開催されました。
 そこでの様子を報告します。

 この日は雲ひとつない晴れ。butakoはスポレートの友人ロベルトを頼って、カンティーナ・アペルトに参加すべく、モンテファルコまでやってきました。実はモンテファルコの『アルナルド・カプライ』に行くのは、初めてではなかったのです。昨年、スローフード協会の遠足で、工場と畑見学に来ていたのです。・・・とはいえ、遠足は小雪のちらつく12月初旬。畑を見たものの、葉も生えきっていない苗を説明されても分かるわけはなく、あまり充実した見学ではありませんでした。(でも工場見学は良かったけど。)

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 さて、キャンティーナに到着です。12時半開始の会場内は、もう既にたくさんの人人人。butakoたちはさっさと受付を済ませます。(あらかじめインターネットで予約が必要。予約時に一人40€の支払いをします。)そして、小さいリュックサックが手渡されます。なかには、①入場証明のカード②各試飲ブースで使用するワイン券③ワイングラス④グラスフォルダー⑤暑さ対策のためのバンダナ⑥水が入っています。この6点セットをスタンバイして、いざキャンティーナ・アペルトへGO!

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 第一のブースに到着。バンド隊が60年70年代の曲を演奏しています。なかには踊っているお客もいて、とても開放的な雰囲気。
前菜にパンツァネッラが振舞われ、グレカンテ(GRECANTE)というグレケット種100%の白ワインを頂きました。DOCです。あまりよく冷えてなかったせいか、どことなく弛んだ味。キンキンに冷やすと美味しいのでしょうが。
 
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歩いて400Mほど行った地点に次のブースがあります。ここでは、モンテファルコのサルミの盛り合わせです。どうです。美味しそうでしょう。生ハムにサラミ、ぺペロンチーニ入りサラミ、サルシッチャ、チャウスコロ、コッパ(ソープレッサータ)ときたものです。マルケ州にも似たこのラインナップ、トスカーナ生活に慣れてきているbutakoにとっては、懐かしいものです。
 このアッフェターティにはこちら、ポッジョ・ベルべデーレPOGGIO BELVEDERE(IGT)です。これは地のサルミに負けない力強く香り豊かなワインです。少し野バラの香りがしました。サグランティーノ80%チリエジョーロ20%のバランスの取れた配合です。
 
 さてと、なんだか2杯しか飲んでないのに酔いがまわってきましたよ。え、次のブースまで800M?!なんでこんなに遠いの!ロベルトの助言を忘れて、新しいサンダルを履いてきたおバカbutakoは、靴擦れが痛くて弱り気味。それもそうです、アルナルド・カプライのワイン畑をぜーんぶ開放してやっているフェスタ。たぶん東京ドームが10個くらいは入る規模(157ヘクタールだそう)。お客の数だって1万人は軽くいるでしょう。
 気を取り直して歩くbutako。照りつける太陽に、畑一面の葡萄たちは生き生きして、喜んでいる様子。暑い夏は、美味しいワインが出来るのです。太陽と地面が葡萄を育てている・・・カプライの畑を見てそう思いました。

   
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by butako170 | 2006-06-27 01:47
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