フィレンツェ郊外 ルフィナのイノシシ祭り(前半)
5月21日 (日) RUFINA

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 おとといから、レッチェ時代の友人CIZURUがバカンスでこちらにやって来ていました。今日はせっかくの休日。イタリア晴れの遠足日よりです。
数日前、街中でイノシシ祭りのポスターを発見し、気になっていたbutako。(やっぱブタ研究家のbutakoとしてはイノシシも守備範囲でしょう・・・)てなわけで、フィレンツェ近郊の街 ルッフィナのイノシシ祭りに行ってきました。

 ルッフィナはフィレンツェから北東へ50KMほど行った田舎町。列車で小一時間ほどかかります。フィレンツェ市内を出てすぐに、車窓からの眺めは緑豊かな田舎の景色へ早替わり。

 
 ルッフィナはCHIANTIRUFINAで有名なワイン処です。キャンティエリア北方に位置し、畑の規模は500㌶と小さいのですが、キャンティクラッシコと並ぶほど美味しいワインの里なのです。
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 石灰質の土壌と寒暖の差が大きいこの地は、キャンティ向き。
キャンティは3種類の葡萄がブレンドされているのですが、その80%を締めているのがサンジョベーゼ種です。言わばキャンティの中核と言えるこの品種は、石灰質の土壌ではエレガントさと強いアロマを産み、高温で雨が少ないとリッチで長期熟成にむくワインに仕上がると言われています。  ということで、ルフィナの土壌と気候はまさにサンジョベーゼに最適なのです。
 でも、今回はカンティーナめぐりはいたしません。butakoたちのミッションはイノシシを食らうこと・・・この一点!

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 無人駅に降り立って、閑散とした構内に立ち尽くす二人。てっきりイノシシ祭り目当ての観光客でごった返しているものと思っておりました。どこにイノシシ祭りの会場があるのやら・・・。駅を出て地元の人に聞くと『さぁ、分からないなー。たぶん、こっちの方じゃない』と無責任に一言。あんたたち地元住民でしょう?!という突っ込みを抑えつつ、とりあえず言われた方向に進みます。
  次にバールで尋ねてみると『知らないよ。地図をあげるから、たぶんこの辺りの村でやってるはず。』と少しばかりのヒントを与えてくれました。

 地図を得たので少し心強い二人。相変わらず歩行者のいない、のどかな国道を歩き続けます。くじけかけた時、前方に手作りの標識が見えました。蛍光色のど派手なポスターの一部分が矢印型に切って貼ってあります。その→に従うこと30分、途中川が流れていたり、ブドウ畑があったりで風光明媚なルフィナの景色を楽しみつつ、一時迷いつつ、やっとこさ会場入りできました。

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 正確に言うとイノシシ祭りはルフィナ地区でもMONTEBONELLOという村が開催していました。会場はコムーネのスポーツ施設内にあります。テニスコートの脇を通ると会場の小屋に到着。  
木とトタンで出来た簡易小屋。そこに長いすとテーブルを置いていてさながら田舎の食堂みたい。シンプルなサロンとは対照的に、厨房は広くて設備もちゃんと整っています。

ちょっと早く着きすぎたようです。ポスターには時間は書いておらず、昼食・夕食の表示のみ。1時間ほど待たねばなりません。なんだーフライングですか。時間ぐらい書いておいてよ。
なのでお客のいないその間を利用して、厨房を見せてもらうことにしました。


   
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by butako170 | 2006-06-16 23:31 | プレシディオ・食材
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