休日に出会えたロビーゴの美味いオステリア  
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 ヴェネツィアからの帰途、キオッジャからの列車の乗換えでロビーゴ(ROVIGO)に降り立った二人。今日は日曜。キリスト教国イタリアで日曜といえば、聖日のためお休みするのが当たり前。(超田舎なアグリツーリズモのレストランは開いていたりする。)
ロビーゴの街は、まだ日曜の午前中の気だるい休日ムードを引きずっている感あり。『美味い食事にありつけれたら幸い・・・』と開店まばらなチェントロを彷徨っていました。

 すると地元客でごった返しているオステリアを発見。『AI TRANI』ですか。この店を逃したら次は無いかも・・・と2時を指す時計を見つつ、KUMIKOに目をやります。シタリ顔の彼女、はいここに決まり。 まだ客が引けないため席を待つ間、プロセッコ(微炭酸の辛口白ワイン)でアペリティーボです。

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 さて、プリマはファジョーリのスープと海老とアスパラのタリアテッレ、セコンドには馬肉の煮込みポレンタ添えとイカの煮込みポレンタ添えをチョイス。マメ好きのKUMIKOを唸らせたスープです。butakoが感激したのは、タリアテッレ。プリプリ大振りの海老と、今が旬のアスパラの組み合わせを優しいバター風味でまとめています。緑と白のアスパラが入っています。緑のほうはとろとろになるまで煮て甘みを引き出し、白は苦味と歯ごたえのアクセントを楽しみます。

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 実はベネト州は白アスパラの名産地。ヴェネツィアから少し内陸に入ったパドバ辺りでは、農作物がよく育つらしいのです。ここでとれた白アスパラはシャキッとしてて、太めで最高に美味。   
しかし多少お値段も高めなので、不誠実なレストランは、安価なスペイン産をあたかも地元産のようなフリをして出しているとか。

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 馬肉の煮込みはこの地方の名物です。豚を食べなかったユダヤ人の名残りが残っているという話もあります。(ヴェニスの商人でご存知、この辺りはユダヤ人の移民が古くから住んでいました)これは煮込み過ぎて、肉がパサついていました。
・・・馬肉の煮込みすぎは良くありません。(by 炎の料理人KUMIKO)
イカの煮込みは少量のトマトが清涼感を誘い◎。ウマシ、ポレンタ。butakoイタリアに来てからポレンタ好きになりました。

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 何より、食事のお供にカルガーテ(CA’RUGATE)社のヴァルポリッチェッラ(VALPOLICELLA) スペリオーレ(DOC)が何ともふくよかでマッチしていました。ヴェローナ地方のワイン。スペリオーレだったためか14%もアルコールがありましたが、アルコール臭はせず、ベリーと野薔薇の香りの上品な味わい。

 そしてデザートは、ヴェネツィア発祥、今や世界に名の知れたティラミスを頂きました。
地元客に愛されるオステリアで、お腹も心も満たされちゃったー!

OSTERIA AI TRANI
Via Cavour30 (もとvia Luglio)Rovigo
Tel.0425.25109
osteriaaitrani@virgilio.it
定休日:水曜日                                            butako
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by butako170 | 2006-06-03 23:54 | リストランテ
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