緑のアトリエ
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ACCADIのお客の一人に『マエストロ(先生)』と呼ばれている人物がいます。近代美術の巨匠マルチェッロ トマージ(MARCELLO TOMMASI)その人です。彼は絵画・彫刻ともに有名な作家で、特に彫刻は卓越した表現力、躍動感で見る人をひきつけます。彼の作品はフィレンツェ内公園やパリの公園で見ることができます。(どこの公園か聞いておきます)

彼のアトリエが アッカディの近くにあるというので、行ってきました。
ここは由緒あるアトリエで、ベンベヌート・チェッリーニの有名作『ペルセオ』を世に送り出したというフィレンツェきっての歴史ある場所。

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さて鉄の重い門を開けると、長い廊下の先に作業場が見えました。ガラス張りの作業場は庭まで見通せ、奥行を感じる作りです。作業場には彫像、絵画のための道具がビッシリと並べられていて、道具の美しさに気づかされました。
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作業場からは、庭に植えられた木々の緑が見え、開放感がありとても素敵です。庭にはトマージのお孫さんの彫刻を数多く置いていて、さながら天使のオブジェのよう。

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そしてアトリエが2部屋、作業場のとなりにあります。ここには今作製中の油絵がありました。雑多なアトリエは、トマージの作品であふれています。
そして、地下には、彼の作品が所狭しと展示していました。3部屋分で合計100点以上。彫刻、ブロンズ、絵画とどれも迫力あふれるものばかり。
ブラビッシモ!!
まったくどう賛辞を述べていいのか分からなかったので、始終『へぇー、ふーん、おぉ。』を繰り返すだけのbutakoなのでした。

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トマージが『いつでもおいで。』と言ってくれたのでなんとbutako最近週一でお邪魔しています。なんのために?もちろん絵を描くために…。
実はButakoは幼稚園から小学6年生まで、唐木絵画教室というところに通っていました。絵を描くのが大好きだったんですね。好きから得意になり、小学、中学、高校と美術の成績はいつも5。高校では芸大入学を進められたほどだったのですが、残念ながらその道には進みませんでした。絵筆を握らなくなって10年。でも絵を描きたいという欲求は、常にありました。

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そういったことで、今トマージのもとでデッサンの練習をしています。明日で4回目。巨匠に手習いを受けて、月謝は無料。それどころか、いつもビンサントをbutakoのために用意し、たまにワインを奢ってくれるという待遇ぶりです。日頃の感謝は、このパスクア(イースター)に何かプレゼントを贈ってお返しするとしましょう。


                                Butako
      
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by butako170 | 2006-04-19 00:33 | その他
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