OSTERIA BARALLA ルッカ
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 午後2時前に飛び込んだオステリアは、お客でたいそう賑わっていました。
この店の向かいのガストロノミア(お惣菜屋さん)で、美味いと聞いてやってきたのが、ここオステリア・バラッラです。

 Butakoは早速、カメリエーレにメニューの相談。『土地のものを食べたい。トスカーナ風前菜の盛り合わせ(タリアータとブルスケッタ)は食べ飽きているから、それ以外のものを・・・。』と頼むと、牛肉のカルパッチョを薦めてくれました。(半人前を注文)

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 そしたらば、出てきました。バラの花びらのように赤く、ボリュームたっぷりに盛られた牛肉が。上にはスライスされたパルメザンチーズが載っています。
それをレモンとオリーブオイルで頂くのですが、美味しいこと!生肉愛好家のbutako(今回は共食いではない。)にとっては格別です。やはりそれは、牛肉がおいしいから。赤身の多い牛は、ここルッカで飼育されたもの。サシはそんなに入ってないのですが、甘さが適度にあります。最後まで、飽きさせない味です。

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 そして、プリモにはトルデッリ ルッチェーゼ カサレッチェ(ルッカの家庭風トルデッリ)を選びました。ラグーソースに手作りしたトルデッリがたくさん。トルデッリは、餃子のような形で中にひき肉、チーズ、みじん切りの野菜が入っています。(正式にはトルテッリというのですが、テが濁るのはルッカ弁かしら?)やはり、お肉のおいしいところだけに、ラグーも文句なしに美味かったです。
トマトにひまわりの細工をほどこしてくれて、かわいい演出にも好感持てました。

厨房に近い席だったため、中にいるコックと少しお話ができました。
『お客さんで一杯やね。』「今日はまだマシな方さ。」
『ルッカの地元料理をもっと知りたいんよ。私が思うにフィレンツェとここだと、そんなに離れてないのに、料理は違うものも多いよね。』
「そう、ここは畑が多から作物も違うし、肉なんかもフィレンツェとは違うんだ。俺はこの本をバイブルにしているよ。」

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 と、彼が見せてくれたのはルッカ伝統料理のレシピ本。
「四季折々のメニューが載っていて、レシピ数も多いんだ。僕はこれを参考にして、メニューを決めているね。」
へぇー、まだ二十代半ばの若い料理人ですが、地元の伝統料理を尊重しているなんて素敵じゃありませんか。フィュージョンやオリジナルがもてはやさせている昨今、彼のような若者がいると安心します。『これからも、おいしい地元料理を作り続けてね。』そう言い残して店を後にしました。
                                             Butako
  OSTERIA BARALLA
Via anfiteatro 5 Lucca




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by butako170 | 2006-04-09 00:58 | リストランテ
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