イタリアのインテリア事情
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 Butakoの通勤路の近くで、気になるものを発見。Fortezza da basso(要塞)のでなにやら展示会が催されているようす。夜の8時、9時にもかかわらず、たくさんの人々が入っていきます。しかもカップルばかり。(注:年齢層は高い。)
非常に気になるので、直撃インタビュー。『何があるの?美術の展示?』「インテリアの展示会よ。」『内容はどうだった?』「素敵よ、とても満足してるわ。」
へぇーインテリアの展示会ですか。新居をかまえる予定など微塵もないbutakoですが、面白そうなので、4€払って入場。
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 会場はなにせ広いひろい。東京ドームが5個ぐらい入ってしまいそうな大きさです。そこに、幾つもの展示場があって、建物の数だけでも30ほどあります。参加しているメーカーの数なんと80社。全てイタリアのインテリアメーカーです。
キッチン、リビング、寝室とそれぞれパートに分かれていて、全部きちんと見たら半日はかかりそう。本当にメーカーによってコンセプトが違って見ていてすごく楽しかったです。ちなみにd0033983_122824.jpg

 butakoが好きなフェンディはビビットな赤で辛口インテリア。(残念ながらイタリアのインテリアメーカーには疎いため言及できません。)
本当、カップルで来るのにピッタリの場所です。彼氏と結婚を考えている彼女は是非!

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 Butakoの目を引いたのは、なんと『日本庭園』。展示場の一角に、盆栽やら石庭やらがかわいく造られているではありませんか。早速、話しかけるbutako。そう、この会社ANDROMEDA GIARDINI(アンドロメダ・ジャルディーニ)は造園会社。社長さん(名前忘れた。)は数年前、日本庭園の美しさに魅せられて、去年この企画を立ち上げたそうです。フィレンツェ郊外の彼の会社には、日本の木や植物が植えられているとか。

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  彼の話によると、イタリアではイングリッシュ・ガーデンがブームです。手軽で見た目に美しいイングリッシュガーデンは世界的に人気があるようですね。
もともと、イタリアの伝統的な庭園(中世)は、植木と彫像で造られた色の乏しい庭です。乾燥の強い気候のため花はありません。植木は人工的にカットされ、左右対称になるよう造り込まれた庭です。バラ園などはフランスからやってきた文化。また、カラフルな花植物を群生させ、椰子やレモン(いわゆる実のなる木)、ツタ類などとあわせる南イタリアで見られる庭は、アラブからの文化だそうです。

 日本庭園は国際都市フィレンツェでも、やっている人が少ないとか。なので日本庭園の本(イタリアの)を買って独学で勉強したそうです。社長さんの情熱に脱帽。ああ、社長さんを京都に連れて行ってあげたい。竜安寺とか本物の庭を見せてあげたい!そう強く思いました。
フィレンツェと京都は姉妹都市です。なんだか社長さんを通して不思議な縁を感じました。
 
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さて、イタリアのインテリアカタログで有名なのが『IKEA』。おしゃれで機能的で安いと三拍子揃ったコンセプトがイタリア人に受けています。(分割払いしても無利子だそう。)調理器具から、キッチンインテリア、テーブル、ベットなどの家具まで幅広く揃っています。カタログを見ているだけで楽しくなっちゃいます。彼氏に結婚をせまっている彼女は是非!
IKEYA商品は厨房でも使われているようですねー。

 ということで、ファッションの最先端イタリアだけあって、住空間に対する美意識の高さ、レベルの高さを改めて思い知らされました。
衣食住にとことん執着するイタリア人。納得のいく服を着、素敵な家に住み、おいしい食事をする。彼らがエネルギッシュに生活できる源は、どうやらここにあるようです。

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                                           Butako
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by butako170 | 2006-03-14 00:51 | アート・モーダ・インテリア
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