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シェフ・マルコとのトスカーナ珍道中    
        2月24日(金)

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 CADABOがフェリエ(休暇)の期間、butakoは旅にでることにしました。
Butakoの親友のお友達を頼って、フィレンツェへ。日程は未定、目的は特になしの風来坊な旅です。ちょうど、ITAL.COOK.にトスカーナのシェフ・マルコ(MARCO)が来ていたので、彼に頼んで車に同乗させてもらいました。  

 生徒から評判の物静かでジェントルマンという彼、butakoは今回が初対面でした。Butakoの授業の時は彼の友人のアンドレアが教えに来ていたからです。           髭のお兄さんがマルコ↑

 彼が寡黙過ぎて、道中会話に困ったらどうしよう・・・と思ったのは杞憂でした。
待ち合わせ場所で、のっけからイタリアンギャグを飛ばしまくるマルコ。そして、高速に乗ってからは、ディープな話題に。『人生』『愛』について語り合いました。

 Butakoが自分の将来や性格についての悩みを相談すると、彼は自分の過去にふれつつアドバイスしてくれます。
マルコの半生は平たんではありませんでした。悩み・葛藤の日々を多く過ごしたと言います。でも、現在33歳、ようやく自分の道がはっきりと見えるようになったそうです。
 
 『それはね、過去のつらい経験が、自分を成長させ成熟させてくれたからだよ。』つらい経験は、人生にとってマイナスではないのです。『自分を変える必要はない、現在の自分から成長すればいいこと』だと。今、私の親友で困難に立ち向かっている人がいます。その人にマルコのメッセージを伝えたいと思いました。

 雪のちらつくアペニン山脈沿いの高速道路を車でつっ走るbutakoたち。CDから流れるセリーヌ・ディオンの『・・・(CDの始めの曲)』を熱唱する彼。エンドトラックの『MY HEART WILL GO ON』はbutakoも共に熱唱。
初対面の寡黙なシェフとこんなことになるなって、誰が想像したでしょう!
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なんだかヘンテコで素敵な旅の始まりです。

あっという間の4時間のドライブでした。別れ際に彼の名刺をもらいました。さぁ今晩は、マルコのリストランテ『ORA D’ARIA』でディナーすることに決めた!

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by butako170 | 2006-03-02 08:38 | 旅行記
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