スポレートに決めた訳  その1
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そう、あれは12月末のこと。1月からのスタージで行くはずだったアッシジの修道院から、断りの知らせがあったのは・・・。ITAL.COOK.在学中だった10月から、いろいろ探して、いろいろ訪ねた2ヶ月間でした。苦労の末やっと見つけたと思った修道院から、最終的には拒否されました。
 理由を校長のマンチーニに尋ねたのですが、『先方が、再考して出した結論・・・。』の一言で、いまひとつ納得できるものではありませんでした。

 でも、その後MIWAさんや旦那さんのレナード(RENADO)に教えてもらって分かったのですが、イタリアのカトリックはプロテスタントを同じクリスチャンの仲間とみなしていない、場合によっては拒否反応を示すということです。
 ご存知カトリックの起源は古いです。イエス・キリストの死後、使徒たちによって、キリスト教はローマ帝国に広められました。当初ローマ帝国はキリスト教を迫害し多くの殉教者をだしましたが、ミラノ勅令で公認、その後国教化されて実に1600年の長い歴史をもっています。

 対して、プロテスタントは16世紀当初、マルティン・ルターによって腐敗したカトリック教会を批判する形で生まれたものです。プロテスタント(PROTESTANTO)は文字通り『抗議する人』という意味。カトリックを抗議して枝分かれしたプロテスタントに対して、カトリック教会に「あんたら、勝手に離れていったんやん・・・。何をいまさら・・・。」と冷たくされても仕方がありません。
 プロテスタントの言い分を振りかざしても、寝耳に水です。

ということで、butakoがプロテスタント信者だったから拒否されたのかもしれません。

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でもひとつ確かなことは、イチゲンさんのbutakoが、『3ヶ月だけスタージさせて下さい。出来れば修道女と同じ生活がしたいです。』と言ったところで、これはかなり不躾(ぶしつけ)でワガママなお願いに違いないということ。とりわけ修道院は長い伝統と厳しい規律を守ってきています。しかも彼女らは一生をキリストに捧げ、多くの犠牲と固い決心の末、この聖域(修道院内)で静かに生活しているのです。

MIWAさん曰く『本当にbutakoちゃんが、カトリック修道院を尊重しているんやったらな。彼女らをそっとしておいてあげるのが本当の尊重ちゃうん?』
返す言葉もありませんでした。

なので1月半ばにスタージ先の方向転換を図りました。
でも、一体どこへ行こうか・・・何のつもりもしていなかった展開に慌て混乱しました。
そんなbutakoが選んだ場所がスポレートでした。なぜ?続きは次回へ。
                                                   butako
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by butako170 | 2006-02-22 21:52 | スタージ
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