パーベル(Pavel)のお別れ会 <butako日本食を振舞う>
        2月1日(水)

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 今日は、明日旅立つロシア人スタジスタのお別れパーティのために、butakoが日本食を造ることになりました。彼の名はパーベル(PAVEL)で、butakoとITAL.COOK.の同期生でした。彼は12月からトスカーナのリストランテでスタージしていたのですが、彼のリストランテがフェリエ(休暇)に入るということで、2週間だけCADABOにスタージしていたのでした。

パーベルは、スタージ先のリストランテ 『ACQUAMATTA』ではパスティチェリアを担当していたので、CADABOでもDOLCIを作ったり、飴細工を作ったりしていました。そんなパーベルをみて、ここの従業員たちはいい刺激を受けたようです。

さて、butakoのこの日用意した日本食は以下の通りです。
ANTIPASTO・・・焼茄子のしょうが添え(醤油味)/鶏肉と赤パプリカのから揚げ 蜂蜜マヨネーズソース/味噌汁
PRIMA PIATTO・・・巻き寿司(鮭&アボカドとツナの2種)/お好み焼き
SECONDO PIATTO・・・スズキとキノコ、葱類の紙包み焼/豚のしょうが焼き
CONTORNO・・・野菜サッパリサラダ(醤油・レモン・オレンジ風味)
DESERTO・・・パーベル特製ドルチェ

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 はっきり言って、一人でこれだけのものを作るのは、かなりしんどかったです。それでも日本食を知らないみんなに、日本の味を知ってもらいたいという一心で、黙々と作りました。
やはり、日本食のいいところは味付けが『あまから(甘辛い)』なこと。これをアグロドルチェ(agrodolce・・・直訳すると甘酸っぱい)と呼ぶらしいのですが、この味の妙を知ってもらいたくて、メニューも工夫しました。そして関西人ならもちろん忘れてはならないのが、お好み焼き!ソース携帯は必須の関西人ですから、今回も作らせていただきましたよ!

みんなの反応ですが、焼き茄子の生姜おろし以外は『うまいっ!』と言って食べてくれました。生の生姜はクセが強かったみたい・・・。みんなおのおののフェイバリットが違うみたいで、反応を聞いていると面白かったです。

やはり、食は国を超える!あらためてこう思ったbutakoでした。「美味いモンは美味い!」っていう宣伝が昔ありましたが、私たちが食べて美味しいと感じるものの70%はイタリア人も美味しいと感じるようです。この味覚には閾値があるようで、イタリア人は割りと日本人と近いように感じます。逆に、イギリス人は閾値が狭い・・・(レッチェでの日本食披露で前述したように。)と思います。

これを決定づけている主な原因の一つが、偏見でしょう。食に対する偏見、例えば『生魚・生肉を食べるのは野蛮』だとか、『動物の内臓を食べるのは気持ち悪い』とか・・・。
そういう偏食がイタリアは少ないと思います。そして、もう一つ。最近のイタリア人は食に対して徐々に開国してきているという流れがあります。
特にCADABOの人々は料理に携わっているので、日本食に対する好奇心が他のイタリア人よりも強いように感じました。この様な現象は都市部や若い世代を中心に、広がってきているようです。

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 さて、食事の〆はパーベルの作ったドルチェです。チョコレートケーキにいろいろと工夫を凝らしたものを、サービスしてくれました。一人ひとりに違ったデコレーションをしてくれて、味だけでなく目でも楽しませてくれました。『流石シェフ!』とみんな感心していましたョ。
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本当に楽しい食事会でした。でも本当に残念なことに我らがシェフ・ニコロ(NICOLO)がインフルエンザのため欠席していました。彼は日本食大好きシェフです。彼のためにもう一度作ることになりそう・・・。ま、butakoは何度でも腕を振るうつもりですが・・・。
                              
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                             butako
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by butako170 | 2006-02-07 02:00 | スタージ
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