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プレゼッペ
         12月26日(月)
 
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今日はセント・ステファノの日でイタリアは祝日です。お昼ごろまで寝ていたのですが、午後からはステファノたちと合流しました。
 この日の夜カレムがレッチェを発つというので、サレント地方最大のプレゼッペを見てから、彼を見送ろうということになりました。プレセッペはキリストの降誕の場を人形で表したものです。時に人形ではなく本物の人間がそれらになりきって表現します。
 TRICASE(トリカーゼ)という街では、街の丘にプレゼッペの会場を設け、当時のユダヤの街そのものを再現しています。『本当にすごいよ。』というサリーの言葉に期待を抱きつつトリカーゼに到着しました。

 
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プレゼッペの会場に入るまでに既にすごい行列です。高台にある会場は、赤や青のイルミネーションが灯されとても幻想的です。
入り口には当時のコスチュームを着た門番もいて、ここからもう別世界。
会場内に入ると、エルサレムの王宮があったり、オリーブオイルを作る工場があり石臼をロバに挽かせていたり、またろうそく工房があったりします。それぞれトリカーゼの住民が衣装をまとい、役柄に扮して演じています。また、ここサレント地方はイタリアの南に位置するため、植物もやはりイスラエルと酷似しています。本当にさながら聖書物語です。

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さて、途中まで見たところで、カレムの列車の時刻が迫ってきたので、レッチェに戻らなければなりません。え、イエスさま見てないよ。そう噂では4人の赤ちゃんが交代で扮するイエス・キリスト。
 残念ながらタイムアップで馬小屋までは到達できませんでした。

  その後カレムは、午後9時発の列車に出発3分前に飛び乗り、ギリギリセーフ。でもその後列車は整備不良のため50分も出発が遅れ10時前にレッチェを後にしたのでした。あと50分あったらキリスト見れたかしら・・・。まぁいいか。来年のナターレにまた戻ってきて見よう・・・。そう心に決めたbutakoでした。

                                                   butako

              
by butako170 | 2005-12-31 03:58
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