嵐の中のアッシジ <スタージ探しの旅>
   11月26日(土)

 さて、butakoの修道院探しも大詰めになって来ました。ITAL.COOK.の卒業は12月9日(金)。残すところ2週間強で終了です。それまでに次のスタージ先を決めなくてはなりません。
 ちなみに卒業後のbutakoの予定ですが、南イタリアを旅行した後、クリスマスとお正月をレッチェで過ごす予定。1月初旬から春まで、一番目のスタージ先で働きます。

 マンチーニの情報を手がかりに、アッシジのサン・ジョゼッペ修道院まで行って、スタージについて責任者とお話することにしました。旅の相棒は、おとぼけおじさんアンドレアです。(彼はbutakoの行動に興味があって仕方がないみたいです。)

 この日は朝からあいにくの雨です。アッシジのあるウンブリア州は地形状雪が降りやすい所なので、車はやめて電車で行くことにしました。
 ルートはイエジからFOLIGNO(フオリーノ)まで行き、ペルージャ方面の電車に乗り換えてアッシジで降ります。フォリーノからアッシジまでの所要時間は13分。意外と近そうです。
 途中フォリーノまでの電車はスムーズで、旅は順調そうに思えました。しかし、乗り換え時にトラブル発生。前日から降り続いた雨で、電車のダイヤは乱れに乱れ、なんとペルージャ行きの電車は2時間半も遅れていました。15KMしか離れてないのに、2時間半も待つのはバカげてます。それならバスで行こう・・・。butakoたちはバスの時刻表をチェック。なんと次のバスが来るのは4時間後です。バスは断念しました。

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 ・・・ということで、2人で話し合った結果、AUTOSTOP(ヒッチハイク)することになりました。運よく雨もあがっています。butakoたちはアッシジ方面のゆったりして路肩のある道へと向かい、ノートにASSISIと太字で書きました。準備完了。さて、どっちがこのカードを持つ???
                        疲れたとき交代してもらいました↑                                   
                        なんか憎めないオジサンでしょ。

 もちろん若くて美しいbutakoに決まってるではありませんか。オジサンがヒッチハイクしたって誰も停まってくれないって・・・。
 そう啖呵を切って、持ってみたものの、10分たっても20分経っても誰も停まってくれません。オジサンも『フォリーネーゼは冷たい。イエジーニだったら5分で停まるのに。』とぼやいていました。50分経過し、もうあと10分待って誰も停まらなかったら、電車にしよう・・・ということになりました。すると、どうでしょう。1台の車が目の前に停車。親切な男性が乗せてくれたのでした。

 雨のあがったアッシジは素敵です。アッシジは小高い丘の上にあるため、ウンブリアの豊かな平野や丘が見渡せます。雲の切れ間から光が差し込み、なんだか天使が降りてきそうな風景。また、街のいたるところにフレスコ画があり、教会が密集しているため、どこを歩いても絵になります。

 butakoたちはさっそく、目的の修道院を探し当て、チャイムを鳴らします。何度鳴らしても誰も出てきません。そこで近くにいた男性にHELPすると、そのおじさんは神父さんだったので、携帯電話で内部に電話をかけてくれ、すぐに会えるよう都合つけてくれました。

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 修道女が出迎えてくれ、応接間に通されました。責任者のジャチンタという名の修道女がbutakoの質問に答えてくれ、フォレステリア(宿泊施設)、礼拝堂、祈祷室なども見せてくれました。彼女は日本人のプロテスタント信者がイタリアの修道院に興味があると知って、面白がってbutakoの話に熱心に耳を傾けてくれ、歓迎してくれている様でした。

 ただ、この修道院は16人で規模が小さいため、畑はないし、プロドットも作っていないとのこと。また、フォレステリアが開くのは4月からです。(それまでは、修道院での生活を一緒にするということで合意してくれました。朝5時起きで夜は9時就寝だそう・・・。)
パスクワ(イースター)の時には、100人くらいのお客が来て、食事も特別なものが用意されるそうです。やはりパスクワの40日前は、質素な食事をするのでしょうか?復活祭はキリスト教信者にとって大事な行事なので、気になるころです。

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 素敵な修道院でしたが、butakoの希望を全部満たしているわけではないので、もう少し時間をもらって、あと1施設見てから決めようと思いました。ジャチンタには返事を待ってもらうようにお願いすると、構わない・・・とのこと。寛大なジャチンタに感謝。

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 さて、このあとはお決まりのコースをたどりました。サンタ・キアラ教会を見て、サント・フランチェスコ教会のフレスコ画に感動してこの日の観光は終了。激しく降りだした雨に、追い立てられるようにアッシジを後にしました。帰りの電車も相変わらず遅れていて、アッシジで1時間半、フォリーノで30分待たされイエジに到着しました。
 『今日は天候にフラれて散々だったね。』・・・なんて話していると素敵オチが・・・。なんとイエジ駅前に今朝停めたアンドレアの車に35€の駐禁キップが切られているではありませんか。
 聖フランチェスコのご加護もむなしいトホホな一日でした。
 

                                 butako

 
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by butako170 | 2005-12-04 00:26 | 料理修行 はじめの一歩
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