谷で一番美しい教会 Vallo di Nera
こんにちは。
イタリアは毎日少しずつ日の入りが遅くなっており、6時くらいまで明るくなってきました。
カーニバルも終わり、あとはイースターを待つだけ!

d0033983_5551516.jpg

ゴールデンウィークのお問い合わせも多いです。
今回は去年の4月末に訪問したネリーナ谷にある村Vallo di Neraのご紹介。
一足お先にGWのムードを感じで下さいネ。

Vallo di Neraはネーラ川のある谷という名前の村。
ここはイタリアで美しい村に加入している人口400人の小さな村です。

d0033983_5555761.jpg
この村は、イースターの朝食を無料で振る舞ってくれるという粋な計らいのため、何度か行ったことがあります。(ただし去年から無くなってしまい、とっても残念ですが。)
小さくて、30分もあれば村の小道という小道を見て回れるくらいのスケール!

d0033983_5563123.jpg

この町なかには、谷で一番美しいと言っても過言でないフレスコ画の残る教会があります。
サンタ・マリア教会と修道会(12世紀)
フランチェスコ派の修道院として長らく使われており、17世紀に現在の名前になりました。

d0033983_5565737.jpg

ファサートはスポレート・ロマネスク様式でバラ窓も一つしかないシンプルな外観(ピンク色の石がそれを緩和していますが)ですが、中に入ると一転。
なんと素晴らしい装飾でしょう!
14、15、16世紀のフレスコ画で覆われています。

d0033983_5573517.jpg

祭壇と後陣に描かれているフレスコ画ですが、1381年(?)にCola di Pietro da CamerinoとFrancesco di Antonioの手によって描かれています。近年に修復済だそう。

d0033983_558779.jpg

聖母と聖女カテリーナ、聖フランチェスコ、そしてエジプトからの脱出や上部に描かれている被聖天の聖母。後陣の上部には、キリスト降誕やマギの訪問、受胎告知などなど需要なシーンがてんこ盛り。
d0033983_5585877.jpg

(写真は被聖天の聖母)

建物の横壁面にも本当にたくさんのフレスコ画。
特に面白いのがこのProcessione dei Bianchi…白装束の行進とでも訳しましょうか。
d0033983_559516.jpg

フィレンツェを皮切りとして白装束の兄弟会が出現し、1399年に一大ブームが訪れたそうです。
恒久平和と罪の告白を流布させるのが彼らの活動だったそう(ミゼリコルディア兄弟会みたいなものでしょう)。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

彼らの身にまとっているのは白装束。
でも顔は隠されてはいませんね。
ユリは純潔、赤いバラは聖母マリアの象徴などなどメッセージも含まれています。

このフレスコ画はCola di Pietroの手によって1401年に描かれたもので、ローマへ向かう途中にこの場所へ立ち寄ったのでしょうか。

緻密な壁画が4つの壁面にたくさん描かれていて、静寂のなか、じっくり見ていると知らない間に時間が過ぎてしまいます。
d0033983_6104291.jpg

Vallo di Neraでつかの間の休息。
そんな旅もいいですよね。

butako170

*************************************************
旅サイト『ウンブリアの食卓から』がリニューアルになりました。
是非、チェックしてみて下さいね!!
**************************************************
アーティスト ロベルト・ピビリからのご提案
・店舗のシャッターのペイント(店内装飾や室内装飾)
・御社のテーマに沿った絵画
・ロゴや商品パッケージ用のイラスト

お気軽にご質問、お見積もり承ります。
サイト:http://tarosauc7.wix.com/roberto
メルアド:tarosauce★hotmail.it
(★を@に替えて下さいね)

*************************************************
ウンブリア旅行、スローフード研修ならbutakoにお任せ!
*************************************************
d0033983_0334619.jpg
詳細は『ウンブリアの食卓から』をご覧下さい。
研修旅行や商談通訳などにも応じますので、お気軽にbutako170★hotmail.co.jpまでお問い合わせ下さい。(★を@に変えて下さいね)
[PR]
by butako170 | 2015-02-21 03:54 | ヴァルネリーナ valnerina
<< 【ウンブリア刺繍の現地講習ご案... ペルージャの聖日サン・コスタン... >>