夏はウナギ! イタリアのウナギ料理
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今年はまだサグラに行ってないなぁ、と思い、地元のサグラ情報を収集していたこのところ。
サグラとは、収穫祭なのですが、村人が3000人以下の小さな村で行われています。

サマートリュフ祭、イノシシ祭、ビール祭、サルシッチャ祭、カタツムリ祭…いろいろありますが、ぶbutakoが前から一度行きたかったのが、ウナギ祭!!
ウナギはイタリア語でAnguillaです。

お尻の思いロベルトを説得して(今日は私のおごりやから、と申しまして)、祝日ということもあり、少し早めに家を出ることにしました。
20時前に目的の村ヴェロイデに到着。
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夕日を浴びたトレヴィ村が丘の上に臨みます。
ここはウンブラの谷の底にある地域で、テヴェレ川から分かれた小川の水が流れる村なのです。
かつては、その小さな川を伝ってウナギがやって来たのです。
(残念ながら運転中のためトレヴィ村の素敵な写真は撮れず。こんな農道みたいなところを通って村へ行きます)

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海に近い川なら分かるけど、こーんな内陸の山に囲まれた地域にまで、川をさかのぼってウナギがやってきたのですね。すごい生命力!
現在は、タバコの栽培などで土壌や水が汚染され、ウナギはとれません。
だからコマッキオあたりのウナギを冷凍にしたものを使います。
でも、昔からの伝統を絶やしたくないと、こうして冷凍物のウナギを使ってサグラを続けるのですね。
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さて、会場に到着した時は、結構な人で埋まっていました。
テーブルクロスを兼ねたメニュー表には、ウナギと川エビ(ザリガニですね)が印刷してあることから、これがおすすめであるに違いありません。

アンティパストはとばして、プリモから。
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私は川エビのリゾット、ロベは川エビのスパゲッティを。
供されたのは紙皿ですが、ナイフとフォークはステンレス製でした。まぁ、合格ですね。
(カトラリーまでプラスチックだと味気ないですものね)

どちらもエビのエキスがたっぷりとしみ込んで美味!
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特にリゾットはアルデンテが絶妙で、しかも海のウマミポッテリ。
量がけっこう多くて、さすがは村のサグラ!と思いました。

一方、セコンドは、私はテガマッチョ(ウナギをトマトソースで煮込んだもの)、ロベルトはウナギのグリルです。
ウナギは身離れも良く、脂もまずまずのっていました。
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テガマッチョはウナギの脂ももれなくスープと共にいただくので、少々しつこい感じです。
7切れほど入っており、身も小さめだったので、楽勝と思っていたのですが、意外とこってりで、2切れほどロベルトにあげました。
味はまずまずでしたよ。トマトの酸味がサッパリしていて、悪くはありません。

ウナギのグリルは、とても良かったです!
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真っ黒なのは皮がこげているだけで、それを除くと、しっとりとして、やや締まった身が現れます。
炭火焼きなので、余分な脂肪が落ちているし、「これでもか」とばかりに振りかけられていたローズマリーの風味は、香りが高くて、ウナギのしつこさもこれで帳消しにしてくれる感じ。
ローリエを臭み消しに使うのはイタリアでは常套ですが、ローズマリーもこんなに合うのですね。
目からうろこでした。
3切れだけだけど、身は厚めのものだし、付け合せにローストポテトもついているので、いいのでは、と思いました。

この後、ロベルトが野外の映画を見にスポレートに帰るため、9時にはベロイデを出発。
さっくり食べて、さっと退場・・・ま、こんな夕食もいいのでは、と思いました。
ちなみに、お会計は1Lのワインを加えて、二人で31ユーロ。手軽に楽しめる財布に優しい価格です。

ロベルトに日本のウナギ料理の違いを聞いたところ、
「日本の蒲焼はとても美味。
ふっくらしているし、タレは美味しいし、しつこくないし。
でもイタリアのウナギ料理も、悪くはない。
まぁ、別物と考えるのがいいんじゃない?」と言っていました。

みなさん、この残暑をウナギで乗り切りましょ~★

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by butako170 | 2013-08-13 21:41 | サグラ・祭り
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