お肉が焼けましたよ~! アルゼンチン肉祭り
先々週の日曜日(21日)、スポレート郊外でアルゼンチン祭りが開催されていて、そちらに参加。
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なんでも、ペットセラピーのアソシエーションを立ち上げた友人チンツィアから、「乗馬馬スタジアム」を建設する資金調達のためのフェスタをするから、是非来て★と言われていたのです。

場所はスポレートの隣町Baianoバイアーノ。
一面の広い新地(さらち)には、囲いがしてあり、馬がたくさん!
皆優雅に乗馬しています。

d0033983_2120178.jpgしかし、私たちの目的は、フェスタの方!
まっしぐらにテッセラ(会員証)10ユーロの手続きをして、その後は、長蛇の列の先っぽに加わります。
会場は、すでに大勢の人が、アルゼンチン産の牛肉のタリアータを食べています。
タリアータとは、ステーキを焼いて、それを薄く切ったもの。通常はこれに、ルッコラやパルミジャーノチーズ、バルサミコ酢などがかけられており、野菜も取れるお肉料理なんです。

しかし、ここはアルゼンチン風。
アルゼンチン料理で有名な〇〇ソースがかけられているのですが…。
ソースについては、後ほどのお楽しみ。

ともかく長~い列を辛抱強く待っている間に、さっそく調理現場に潜入!
調理していたのは、本場のアルゼンチン人です。(見た目は、ラテン系のイタリア人と変わりませんね。)列の隣のスペースで、豪快にわき腹の肉の塊(10kg以上ありそう?)が刺されており、直火で豪快に焼かれています。

その手前には、かたまり肉をブロックに切り分けたものが載せられており、じっくりと炭火で焼かれています。

もう、このシーンを見ただけで、気分は盛り上がりますよね。
思わず目に肉マークが点灯しちゃいます。

こうなると、話しかけずにはいられません。
大汗をかいて肉を切るオジサンに、直入に聞いてみます。
「これはアルゼンチンの肉なんですか?」
「そうだよ、アルゼンチンから牛半身を送ってきたモノなんだ。
アルゼンチンの牛はね、放牧されているから赤味がとても多いヘルシーな肉で、噛むほど味わいが出てくるんだよ」

ありがと、オジサン。
もう生唾が止まりません。

赤味が多い、となるとキアーナ牛に似ているのかな。
調べてみるとシャロレー(charolais)という品種。フランス中部のヌーベル地方原産(ローマ人がもたらしたという説もあり)で、イカツイ顔をした白や赤茶色の毛色をしています。有角で大型、元々は役用として発し、次いで役肉兼用とされ、後に肉専用種として改良された。肢の長いものも多い…とウィキには書いてありました。

順番が回ってきたので、タリアータを6切れ、サルシッチャ1切れ分、フライドポテトを入れてもらい、飲み放題のワインをプラスチックのコップに注ぎ、着席します。

d0033983_21212033.jpgしかし、予想を上回る参加者のせいでか、ナイフとフォークのセットがなくなってしまっていた。
…ということで、手づかみで食べることに!!!

しかしなんともそれが良かった。
まるで太古の先祖の記憶をたどるみたいで(どんだけ原始時代やねん!)、ますます肉祭りを自分のなかで盛り上げていく装置となっていたのです。

このお肉、赤身が多くて固いのですが、特別ソース"チミチュリ"がかかっていて、本当にもう、くせになる味わい。ワイン酢の酸味と、パセリやオレガノの風味が見事に溶け合い、お肉がどんどん食べたくなる『危険なソース』です。
アルゼンチン生まれのこのソース、パセリとニンニクのみじん切りを油と酢で和えたものをベースとし、香り付けに、カイエンヌペッパーや、オレガノ、コショウなどの香辛料が加えて作ります。作り方を教えて!ってソースを振りかけているオジサンに聞いたら「秘密」とニッコリ顔で返されちゃいました。

一皿食べ終わる頃には、お腹も程よく膨れていい感じ。
でもちょっと物足りない。。。
当然、わが夫を筆頭とする男子どもは、アンティパストを食べ終わった、くらいの感じで、さらに列に並びなおします。(10ユーロを最初に払うと、何度並んでもOK。まさに肉天国です!)

こうしてbutakoは2人分、ロベちゃんは3人分を平らげ、お代わりフリーの赤ワインもたらふく飲んで、アルゼンチン肉祭りの夜は静かにふけて行きました。
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ちなみに本場アルゼンチンのお肉って、じっくり中まで火を通して焼くそうですね。
冷蔵庫のなかった時代、熟成しすぎたお肉を安全に食べるための現地の知恵だったそう。
このフェスタでは、イタリア人が好きなミディアム・レアの焼き加減でした。

次回は、この日曜日行われたカッシャの『ローマ時代の宴』夕食会の様子。
ペルージャ大学の考古学研究チームが、発掘資金を捻出するためにやってる夕食会です。butako、厨房にまで潜入してきましたよー。

                                butako
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by butako170 | 2011-08-25 07:16 | サグラ・祭り
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