ロヴェイアの現場へ 『大人の遠足』その②
d0033983_1773421.jpgさて、いよいよ待ちに待ったランチの時間です。
まずは、先ほどまで学習していたロヴェイアを頂きます。

小さなお豆はよく煮込まれてほっこり、優しいでんぷん質の甘みが。
でも野生ですから、そのでんぷんを守る皮の部分が分厚く、楽しい食感をうみ出しています。そして噛んでいくうちに、その皮の部分が残るのですが、それは食物繊維が豊富な証拠。
大地の香りがします。

1晩水に浸し、圧力鍋で調理したロヴェイアは、ニンニクとタカの爪、トマトソースで軽く煮込まれています。

「おいしい!」参加者たちは、口々にロベイアのスープに、歓喜の声をあげていました。
本当、素朴で、滋養深く、お腹が落ち着く一皿ですね。

d0033983_1783451.jpgそして、お次は、シルヴァーナ宅へ来たら、いつも振舞ってくれるあの黄金のウフフ。。。分かりますか?
そう、サフランのリゾットです。

サフラン作りを、この谷で先駆けて行い、町おこしの原動力となったのが、何を隠そう、このシルヴァーナなのです。サフラン栽培の様子

その自慢のサフランをふんだんに使ったリゾットは、もう頬っぺたも落ちるくらい。
「1人、花弁3本がリゾットの分量の目安よ」
そのサフランの花弁を少量の水に入れ、1時間以上置いておきます。
そうしてよく色を水に溶けさせるのです。

それを、出来上がり直前のリゾットに投入します。
するとサッと目の覚めるような黄金色に変わるのです。

d0033983_179462.jpg本物のサフランを使ったリゾットは、香りも格別。
なんだか茸のような、ステンレス鍋のゴムが少し焦げたような独特な芳香がするんです。
(香りを知らない人のために、分かりやすく表現してみました)

リゾット用のコメは、有機で育てたCarnaroli種を。
そしてパルミジャーノは、エミリア州当地でも珍重される赤牛のお乳で作ったもの。
健全で希少食材が使われた、こだわりのリゾットです。

d0033983_1711250.jpgさらにメインディッシュへと続きます。
自家製キアーナ牛のポルペッティーネ!

実は10頭足らずのキアーナ牛も飼っているシルヴァーナ。
その自家製の牛肉で作ったポルペッティーネ(肉団子)です。

「みんなと一緒に今日を過ごしたかったから、作り置きできるポルペッティーネを今朝早く準備しておいたのよ」とシルヴァーナ。

柔らかい肉質は、お見事!
冷めても美味しいように、コショウたっぷりで濃い目に味付けしています。
その味が、なんと、お肉屋さんの上質なメンチカツの味付けにそっくりでした。
(すみません、月並みな表現で)

食べ出したら止まらず、4つも食べちゃいました★

その後、カフェを頂き、お腹も心もすっかり満たされた私たち。
シルヴァーナとの別れを惜しみつつ、次の目的地へ向かいます。

d0033983_17113160.jpgえ?次の遠足の場所は?
テルニ県のアメリアの近くにある農家で、ちょっと変わったソラマメを作っているというので、そこへ向かいます。
アグリツーリズモも営んでいるそうで、100%自家発電で運営しているそうですよ!
へぇ、エネルギー問題が切実な、現在の日本(世界も)にとっても、ヒントが隠されているかもしれませぬ。

ではでは、次回をお楽しみに。

                             butako
[PR]
by butako170 | 2011-08-19 00:00 | プレシディオ・食材
<< ファーヴァ・コットラの現場へ ... ロヴェイアの現場へ 『大人の遠... >>