カンティーナ・ノヴェッリ訪問 トレビアーノ・スポレティーノについて
8月10日ですが、butakoのソムリエデビューが決まりました!
100人の前で、ワインの説明を行います。

8月10日は、イタリア全国で、Calici di stelle(星の下でワイングラスを傾ける)というイヴェントが行われます。
私の住む街スポレートでは、地元のプロ・ローコ・スポレートという団体が、旧市街歴史地区をトレッキングしたあと、ブッフェとワインの夕べを行うのです。

butakoは、そこでスプマンテの説明を行います!
ドキドキ。
うまく興味深く説明できるかなぁ。練習を繰り返さないと。

この5月から、プロ・ローコ・スポレートの常任委員の一員になってしまいました。山の師匠、ジャンニの勧めがあったためです。
なので、今年のカリチェ・デッレ・ステッレは、私の意見も取り入れてもらうことに。

今年は、Trebbiano Spoletino(トレビアーノ・スポレティーノ:白ワインの名前です)を全面的にPRする!!
現在、DOCの認可まで秒読みとなっているトレビアーノ・スポレティーノなので、是非、地元の皆さんにもそんなフェーズ(段階)にあるんだということを知ってもらいたい。
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前置きが長くなりましたが、カリチェ・デッレ・ステッレのスポンサーになってくれたNovelli。
先日、そこへメンバーのファウストと一緒に、試飲と打ち合わせのため行ってきたのでご報告しますね。

カンティーナ・ノヴェッリは、モンテファルコの街から南西およそ5kmの地点にあります。
一面ブドウ畑です。
ここには、サグランティーノ種とサンジョベーゼ種を、スポレート郊外のサン・マルティーノには、トレビアーノ種とペコリーノ種を植えています。
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まず、事務所責任者のアンブラ・フラケッティ女史が、いろいろと上記のように、畑の説明をしてくれました。アンジェリーナ・ジョリー似のベッピンさん。

ペコリーノ!
ファウストが、すかさず「マルケの地場品種だと思っていたけど、ここでもペコリーノをやってんの?」と聞くと、

「もともと、この地域にもあった品種なんですよ。ヴァルネリーナを通って、マルケに伝わったんです」とアンブラさん。

私は師匠とヴァルネリーナの谷によく行くから、ははぁん、と合点がいきました。
(谷のおじいちゃんたちが、猫の額ほどのブドウ畑で栽培していたんだよね)

そしてエノロゴのマッシモ氏登場。
いろいろとトレビアーノ・スポレティーノについて指南頂きました。

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まず、トレビアーノと名のつく品種は、イタリア中にたくさんあります。
トレビアーノ・トスカーノ(ヴィン・サントでお馴染み)、トレビアーノ・ディ・ロマーニャ、トレビアーノ・ジャッロ(ロゼット)、トレビアーノ・ディ・フィアンマ、トレビアーノ・ダブルッゾ、トレビアーノ・ディ・ソアヴェ、トレビアーノ・ディ・ルガーナ…などなど。
イタリアでもっとも栽培されている種類なんですね。
トレビアーノは、フランスでは、ユニ・ブランと呼ばれており、コニャックの原料にもなっています。

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トレビアーノ・スポレティーノは、遺伝子上、これらのトレビアーノとはまったく異なるもので、ギリシャ由来の白ブドウ、たとえばフィアーノやグレケットの仲間なのです。

またトレビアーノ・スポレティーノには、房の大きいものと、小さいものの2種類あって、ここノヴェッリでは、大きいものはスプマンテに、小さいものは白ワインとして使い分けています。
(写真:左は房の長いもの、右は房が小さいもの)

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さてさて、香り高いノヴェッリの白ワインですが、収穫されたブドウは茎や葉を除き、低温でソフトに圧搾します。そして皮は48時間、そのままつけておきます。(マセラシオンですね)
白ワイン作りは、何よりも温度管理が重要で、それが香りの行き死にに関わってくるのです。

そしてステンレスタンクで発酵、瓶詰めで熟成します。だいたい2月3月ごろには、前の年に作ったものを出荷し始めるのだとか。
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そして地下室へ向かいます。
樫の木樽が所狭しと並ぶ右側。
一方、瓶内発酵のスプマンテを作る工程は左側。瓶の中の澱を回転させるremuage(レムアージュ)を機械で行うのです。

ウンブリアで、この機械を投入しているのは、ここが一番だそう。
たしかにテルニのラ・パラッツォーラは、手で回していたわ。そのときの記事

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そして、いよいよ試飲タイム。
こちらが大人数での試飲室になります。
ブドウ畑の大パノラマを臨む素晴らしい場所です。

次回に続く





なでしこジャパン、優勝しましたねー。
すごい、すごい。
試合のダイジェストを見ていて、思わず雄たけびをあげてしまいました。
特に澤選手の「18年間ずっと世界一を目指してがんばってきました」の発言に感動しました。

                                butako
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by butako170 | 2011-07-19 05:39 | ワイン
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