緑のなかでスティ★ピエモンテのアグリツーリズモ
d0033983_533712.jpg
Villa Tiboldi(ヴィッラ・ディボルディ)での滞在は、たった一晩。
今思えば、もっとのんびり滞在しておけば良かった、とちょっぴり悔やまれます。
ここは旅人にとって欲しいものすべてが手に入る場所ではないかしら。


マルヴィラでの試飲を終えて、すぐにヴィッラ・ティボルディまで車で駆け上がってきました。
私たちはざっとシャワーを浴びて、そのままレストランへ直行。
そこには、すでに何組ものお客が食事しており、和やかなざわめきが聞こえてきました。家族連れも多く、みんな楽しそうに食事を楽しんでいる模様。
そんな一幕からも、このレストランとアグリが、居心地が良く、クオリティも高いことが伺い知れます。

d0033983_540941.jpg

まず簡単なお通しが出てきて、私たちが注文した牛のモモ肉を使ったティピカルな前菜3種盛りの登場です。
一皿をシェア、とお願いしたら、キチンと二皿に分けてくれていました。
うれしい配慮です。

手前から左周りに、ヴィテッロ・トンナータ、ワインでマリネした肉、牛のサルシッチャ。
セコンドは、私はラムチョップのグリルを頂きました。

そしてワインは、Ca'Rossaのロエロ、モンピッサーノ2006。数あるロエロのラインナップから、悩みながら、カメリエーラのアドバイスも聞きながら選んだ一本。
自然派ワインですよ、と言われ、素朴な感じかしら?と思ったのですが、程よいタンニンと、しっかりした骨格、余韻はとても繊細で、料理との相性は良かったです。ここでも、ロエロは若飲みに向いているな、と実感しました。

アンティパストをシェアして、セコンドをそれぞれ1品ずつ頼んだのですが、もうそれでお腹も大満足のボリューム。
サービスの焼き菓子を頂きながら、ロエロを最後まで飲み干して、夜は更けていきました。
最後の客は私たちだけだったので、知らぬ間にすっかり長居してしまったようですね。

d0033983_6333685.jpg

夜が明けると、私たちが本当に緑の中にステイしていたのだ、ということが実感できました。

d0033983_6342353.jpg

前夜、あんなに食べたのに、美味しい空気を吸って、冷たい水をゆっくりと1杯飲むと、自然と空腹感が湧いてきました。
産みたての卵で作ったズッキーニのオムレツ、ふんだんな地元のハムやチーズ、手作りのジャムにフレッシュジュース・・・。

d0033983_6353035.jpg
バイキングで好きなだけお皿に載せると、ブドウ畑が一望できるテラスへと移動します。
この開放感、たまらない!!

朝の太陽を体に浴びると、寝ぼけていた脳もちゃんと目覚めてくれます。

早起きの庭師のおじさんが、ジャスミンの株の根元の枯れ草を取っていますよ。遠くでは、もうトラクターの動く音がかすかに聞こえます。

みんな、働き者やなぁ。

土とともに生活するピエモンテの農家の人は、みんな朝から畑へ出て、一仕事しています。

だから、こんなにおいしいワインができるんだ。
ブドウの品種のおかげだけではありません。
毎日土にまみれて働き、改良を怠らない努力があってこそ、質の高いワインが実現するんです。

朝食をとりながら、ふと、そう思いました。

d0033983_6421616.jpg


そしてテラスの下には、なんとプールとロングチェアーがありました。
これを見た時、あー、もうちょっとここに滞在したかった、と悔しがったbutako。
ま、今回は水着持ってきていないので、泳ぐことはできませんが、でもチェアに寝そべって、読みかけの本でも持って来て、一日過ごすのも悪くない。

d0033983_646186.jpg


しかし、朝食の後は、すぐに次のカンティーナに行かなければなりません。
恨めしく思いながら、宿を後にしました。

3日は最低過ごしたい、素敵なお宿でしたよー。

Villa Tiboldi
Case Sparse Tiboldi, 127 - 12043 Canale (Cn)
tel. +39.0173.970388
fax +39.0173.959233
[PR]
by butako170 | 2011-07-04 06:03 | ワイン
<< 東北をTシャツで助けよう! T... ピエモンテのワイナリー② 『マ... >>