ピエモンテのワイナリー① 『コンテルノ・ファンティーノ』
先週は、少し早い夏休みを友人と過ごしました。
ピエモンテのカンティーナ巡りとリグーリアの海に臨む街巡りです。『丘の緑』と『海の青』。3泊4日と短期間でしたが、どちらも堪能できた素晴らしい旅でした。
d0033983_1932254.jpg

ピエモンテは、ミラノ在住の友人A子さんに3箇所のワイナリーを薦めてもらいました。

<<ピエモンテワインの白眉、ネビオーロを堪能>>
土着品種のネビオーロの起源はピエモンテ州のアルバにあると言われており、名前は、果実に付着している蝋分がNebbia(霧)のように見えることや、収穫時に霧が発生することに由来しています。
この品種から、イタリアワインの王様バローロをはじめ、バルバレスコ、ロエロ、ガッティナーラやゲンメなど様々なワインが造られます。(お隣のロンバルディア州でも主要品種です)
d0033983_19325587.jpg

晴天のミラノからレンタカーをぶっ飛ばして、まずやって来たのはランゲ地方のMonforte d’Alba(モンフォルテ・ダルバ)にあるコンテルノ・ファンティーノ。ここはバローロの生産者です。
丘一面のブドウ畑の眼下には、昔話に出てきそうな古い鐘楼を持つ教会がたたずんでいて、絵になる風景です。

コンテルノ・ファンティーノは、1982年にクラウディオ・コンテルノとグイド・ファンティーノが始めました。このカンティーナは1994年に完成され、その後もたびたび改良されてきました。
試飲の前に、ワインの発酵のためのステンレスタンクのスペースや、木樽がゆったりと置かれた地下室のカンティーナを見学しましたが、特に地下室は素敵でした。赤を基調としたモダンなデザイン、適度に湿気を与えるための滝が作られており、樽熟成が最低24ヶ月は必要なバローロの快適な安眠を約束する場所になっています。
d0033983_1934032.jpg

試飲は、9本にも及びました!
2007年を出してくれたのですが、どれもすごいタンニンです。バローロの生産地は11ありますが、その中でも4つの村が有名です。Monforteは力強く、バローロはエレガント、モッラはまろやかでセッラルンガは特徴のあるタンニンより熟成向きだそうです。
これだと、あと5,6年は最低寝かせないといけないですね。
そんななかカシスやフレッシュチェリーの果実味の残るドルチェット(Dolcetto D’Alba “Bricco Bastia”DOC 2010年)がよかったなぁ。ふだん飲み・・・といっていましたが、肉系やパスタなどにあわせやすそうでした。Langhe Rosso “Monpra’”2007年は、ネビオーロ45%とバルベラ45%、カベルネ・ソーヴィニオンとのブレンドです。非常にタンニンと酸味、香りのバランスが取れていて、ボディがしっかりしていてかつエレガント。とてもオススメです。
d0033983_19331644.jpg

そして憧れのバローロ・キナートを初体験!!
アルコールは16度と高めのデザートワインです。china calissaia(キナノキ)の樹皮キナと30種類のハーブが使われていて、かつては薬草酒として飲まれていました。トリノの薬剤師が発明したのだとか。アマーロの起源などと似ていますね。食後にチョコレートをつまみながら、友人と話ながら夜更けにちびちびと飲むのに最適です。1本50ユーロなり!でもその価値ありますよね。
(写真:Bastia白シャルドネ100%、デザートワイン用のグラスで『バローロ・キナート』)

そうそう、試飲の前に訪れたレストランをチラッと報告。
時間がなかったため、プリモだけを頼みました。

d0033983_19341955.jpg

でもうれしいサプライズが。
突き出しとして、ブラの生ソーセージ(新鮮な牛肉)とカプレーゼが出てきたのです。
ブラのソーセージはこの旅で是非食べたかったので、大満足。
黒コショウと香辛料の利いたパンチのある味。

そしてプリモは、伝統の手打ち麺タヤリン。ミートソースで頂きました。(写真は友人が食べたトマトソースのタヤリン)
卵がたっぷり入っているタヤリンは最高。でもワインは試飲があるためお預けでした~。
ガンベロロッソのガイドでも好評だったこのお店。また機会があれば、今度はフルコースで臨みたいと思います。
Trattoria della Posta"
Località Sant'Anna, 12065 Monforte d'Alba
Tel/fax.0173/78120


さて次回は、ロエロ地方のカンティーナ・マルヴィラです。

butako
[PR]
by butako170 | 2011-06-29 19:20 | ワイン
<< ピエモンテのワイナリー② 『マ... 東日本大震災への小さな援助 >>