日本人の元気バクハツ 日本映画祭in Firenze
記念すべき第1回フィレンツェの日本映画祭(10月27日~30日)が終了しました。
見に行った人、ボランティアとして参加された人、いかがだったでしょうか。


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その映画祭の初日にあったオープニングセレモニーに招待されたので、その様子を報告します。
日本から来たパフォーマーたちの素敵な催しやアカデミー受賞作品の『おくりびと』の上映、そして和食のビュッフェなど楽しんできました。

オープニングセレモニーが行われたのが、サンタ・クローチェ教会のキオストロ(中庭)です。
その前に、久々に訪れたサンタ・クローチェにごあいさつ!
教会前のダンテ・アリゲーリ像が、かれこれ数世紀前から、広場を渋ーい顔で眺めています。


広場では和服姿の日本人が休んでいます。
そう、27日の午後は、なんとボランティアの有志の方々が着物でフィレンツェの町を練り歩いたのだそう。
興味のある方は、イタリアの泉さんの撮影された動画をどうぞ。うーん、美声の長唄がイイ感じ。

6時半からのオープニングセレモニーは、まず立食パーティから始まりました。
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フィレンツェの和食レストランEitoのバラエティ豊かな和食の数々に舌鼓★
(ちなみに、写真の美しい女性は、butakoではありませんので。。。)

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日本酒もうまし~。やや辛口で、端麗な味。
スルリと喉を滑り落ちていきます。
小さなガラスのお猪口が恨めしいわ。(いっそガラスのコップに注いで頂いて頂戴!)

そして、日本の歌と踊りのスペクタクルが行われました。
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招待されていたイタリア人は、もう目が釘付け。
彩りも鮮やかな和装姿の踊り手や、般若の面など興味深く眺めています。

小太鼓の小気味よいリズム、横笛の哀愁を帯びた旋律、三味線の渋く響く音色が聞こえ出すと、思わず体が芯から振るえました。まさに日本人であることを彷彿と感じる瞬間です。
プロのパフォーマーたちの演奏・演技は、素晴らしかった。
「日本の若者も、まだまだ健在だ」と誇りに思うと同時に、長いイタリア暮らしで少ししぼみかけていた心が、うるおった気がしました。
今回は、NPOのGenki Japanの旗印のもと、それぞれ有志たちが集まりました★

そして上映会のはじまり はじまり。
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あ、これは、cenacolo(最後の晩餐の間)の入り口にあった絵です。
どう?素晴らしいでしょ。

広間にはフレスコ画がおびただしく描かれ、それを間接照明でライトアップしているので夢のような世界です。
そこで映画の上映が行えるなんて!
まずは、VIPたちの挨拶から幕開けしました。
ガビネット・ビュッセの責任者マウリッツィオ氏や、在イタリア日本大使館の高橋誠一郎参事官の話が続きます。
20時半からはアニメーション 『つみきの家』、
21時からは、お待ちかね『おくりびと』の上映です。
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(スクリーンの後ろには、『命の木』の壮観なフレスコ画が。)

どちらもいい作品でした。
日本ではもうDVDで見られるのかしら。
『おくりびと』の舞台になった山形県の酒田市って、いいところですね。
小学校時代の友人のおばあちゃん宅が酒田にあって、その友人が帰省した話を聞くたびに、どんな所だろう、って思ってたんですよね。
酒田といえば、最上川。
そうそう、主人公の大悟がチェロを弾いていたバックにあった雪を頂くあの山は何ていうのかしらね。

この映画祭を通して、日本の映画の素晴らしさを少しでも多くのイタリア人に伝えることができたら良いと思います。日本にはイタリアの文化がたくさん入ってきているけど、イタリアには?このアンバランスな関係が、少しは改善されて、文化交流が盛んになれば、いいですよね。
だからこの映画祭は、その第一歩。起爆剤みたいなもの。

そして、来年のExpo2010 inトスカーナで、ドッカンとさらに交流の場を増やすシナリオで、監督、いかがでしょう。(えーっと、ちなみにbutakoは、そのExpoの準備委員になってますよってに。)

                                                 butako
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by butako170 | 2009-12-02 01:26 | アート・モーダ・インテリア
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