ソムリエの授業3回を終えて
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イタリア・ソムリエ・協会(AIS)は、国家資格です。
資格試験の前に、レベル1から3までの授業に参加し、ワインのこと、ワイン以外の飲み物のこと、試飲の仕方、料理とワインの相性、サービスの仕方などをのべ1年半かけて学ぶクラスが開催されます。
もちろん、飲食関係者でなくても一般にも門戸が開かれているので、誰でも参加OK。
実際、ワインが好きで、知識をもっと深めたい…という一般人の参加者もたくさんいます。

そのレベル1に通っているbutakoですが、現在まで、すでに3回の授業を受けました。
12月初旬まで、計15回のレッスンが行われます。

まず、レッスン初日には、ウンブリアのAISの会長が「ソムリエとは」ということと、AISの歴史をを熱く語ってくれました。

そのなかで印象に残ったことを数点あげてみたいと思います。

その1:イタリアのソムリエ人口ってどれくらいだと思いますか?およそ3万5千人です。多いか少ないのか?という話ですが、フランスが5千人、スペインが4千人という事情を考えると、その数は圧倒的に多いと言えますね。
イタリアは、やはり資格や経歴、ステイタスを気にする国なのですね。

その2:会長は「世界ではフランスワイン至上主義の流れがあるが、われわれイタリアワインには、それに勝るとも劣らぬ素晴らしさがある!」と声高に熱い目をして言っていたのが心に残りました。
たしかに、イタリアワインのバラエティ(土着品種)の多さは、国際品種基調のワインの世界に厚みを与えているでしょうね。それにしても「フランスに負けてないゼ」という会長の敵意むき出しの発言は、おらが国イタリアの特徴を色濃く反映していて、butakoのテンションをおおいに上げてくれました。

その3:ここでやっとソムリエとは?という話になりますが、
ソムリエとは、お客様がレストランのドアを開いてから、食事やデザートを食べて、帰るまで、すべてに責任を持つ人、です。すべてにおいて、心地よいサービスを提供するプロ、なんですって。
だから当然、ワインのことだけでなく、ほかの飲み物、カフェやジュースに至るまでも知っていないといけないし、料理のことも分かっていなければなりません。また、それらに携わる経理、エノテカならばワインの売り方も心得ていなければなりません。

その4理想のソムリエとは ①謙虚であること ②文化を知っていること ③柔軟性と記憶力  ④直感と暖かい人間性  ⑤情熱  !!!!

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どうです?一流のソムリエには一朝一夕では到達できないことがお分かりでしょうか。
会長も「ソムリエの試験に受かったからゴールではないんだ。そこからがスタートだ」と、言っておりましたが、まったくその通りです。

butakoにとっては、職業としてのソムリエではなく、ワインの知識を深めるためのレッスンです。
でもやるならば、とことんやってイタリアワインのことなら、任せてよ!と言えるようになりたいと思います。
毎日、ワインが食卓に上る国、イタリア。ワインを知ることは、生活を豊かにすることにもなるのですから。

レッスンの前半は、ペルージャ大学などの教授が来て、ワインの醸造やブドウの生産、ワイン概論などの授業を受けます。後半は、ウンブリアのテルニ支部のソムリエの指導のもと、実技(ワインの試飲)が行われるのです。

毎回、3種類のワインを試飲します。
ただ漠然と飲むのではなくて、指標になるものポイントに沿って試飲します。まだ私たちは試飲の授業を受けていないので、今の時点では、好きに飲んでいる感じかな。

レッスン3の試飲の内容>>

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銘柄によって、味を惑わされないため、「ブラインド・テスト」を行っています。
最初の写真のソムリエの手元をご覧ください。袋をかぶせて、エチケットを隠しているでしょ?こうして、ソムリエの音頭で、皆が同時に試飲しながら、ああでもない、こうでもない、と感じたことを自由に発言していくのです。

さて、このたびは、白、ロゼ、赤の順で味見しました。
口にわずかにワインを含むときに、目をつぶり気を集中させると、味が分かると、一人のソムリエは言っておりました。。。
本日のワインの結果はこちら↓↓↓

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白:Mondevium DOC 2006年 ブドウの種類 Pinot Bianco,Sauvignon, Chardonnay
トレンティーノ・アルト・アディジェ州 Weigut Niklas社
輝くような黄金色、微発泡。甘い香り、青りんごやパンのイーストの香り 後味すっきり、上品。

ロゼ:Umbria Rosato IGT 2008年 ブドウの種類 Montepulciano d'Abruzzo
ウンブリア州 アメリア  Castello delle Regine
さらさらしている感じ。若いイチゴ、小豆の香り。酸味が強く、香りは弱い。

赤:lodai Maremma Toscana IGT 2006年 ブドウの種類Sangiovese,Cabernet Sauvignon,Molot 
トスカーナ州 マレンマ地方   Fertuna社
ガーネットのような赤、アルコーリコ、ベリーの香り。  渋みが深く、後味は嫌な渋さが残らない。もう少し寝かせて飲みたいワイン。

次回はどんなワインが試飲できるのかしら。
                                                butako
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by butako170 | 2009-10-21 04:18 | ソムリエAISの授業
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