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ウーディネの街 ダイジェスト
 イタリア語では、口頭での綴りの確認のとき、なぜか地名をいうことになっています。
たとえば、amoreという綴りを電話などで確認する際は、アンコーナa 、ミラノm、オートラントo、ローマr、エンポリe・・・てな具合にします。
見知らぬ地名や人名を間違えずに伝言するには、大事なことですよね。

そこで、Uですが、これがウーディネU。
その綴り方を知った4年ほど前から、ウーディネってどこだろう、行ってみたいなぁ。とかなり単純な動機で思っていたのでした。
ということで、念願のウーディネに言ってまいりましたよ!

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といっても、ウーディネでの滞在時間はわずか3時間。こんな細切れの時間で、何が見られる?!
と思いましたが、とりあえず駅から徒歩でチェントロに向かいます。

こちらは、街の顔であるドゥオーモでございます!
街には、公園やプロムナードがあって、『緑あふれる街』という印象です。
大学もあるので学生も多く、よってジャンクなフード店が多かったですね。やはり地元の伝統料理を食べるには、郊外にいくのがいいようです。

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訪れたのが土曜日だったからでしょうか。
街のあちこちで、いろんな催し物が行われていました。といっても、単純な物産フェアというものではありません。写真の左は、『レンガで塔を建てる職人選手権』で、どのチームが早く正確にらせん状の塔を建てられるかを競うものです。右は『ハーフ&フルマラソン』を前日に控え、その登録会とスポーツ業者のプレゼンテーションブース。

ウーディネの街 ダイジェスト_d0033983_17451950.jpg 
なんだか、面白い町だこと。
平野にどっしりと落ち着いて建っている感じの街で、古いものも残っているし、すごく好感が持てましたね。

おすすめの教会は、ドゥオーモから徒歩2分の、かつては劇場だったというプリタ小礼拝堂(Oratorio della Purita:18世紀)です。礼拝堂の天井に描かれた、1957年ティエポロ(父)の描いた『 聖母の被昇天 』がロマンチックで優雅な天上へと誘ってくれます。ティエポロ(息子)が手がけたのは、壁画のほうで、聖書の場面を、白と黒、背景に金箔をあしらって、地味ですが力強く描いています。

私が訪れた際、ちょうど案内役の人がいたので、いろいろとお話を聞くことができ、有意な見学となりました。

そんなこんなで、駆け足のウーディネ旅行は終わりました。
これから電車に乗って10分の街、サン・ジョバンニ・アル・ナティゾーネに行ってきます。
そこで、オリーブの葉のエキスで作られるあるものについて、お話を伺いたいと思います。

                                   butako
by butako170 | 2009-10-01 17:46 | 旅行記
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