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リヴィエラ・レヴァンテ やっと快晴
 カモッリとレッコで美食三昧①

リグーリアの旅は続きます。
チンクエ・テッレに着いた初日は晴れていたものの、翌日から雨、雨、雨続き。
一雨ごとに春になるって日本ではいうけど、こう連日雨が続くとゲッソリです。
写真が撮れない…でも取材の滞在日は無常にも過ぎて行く…
ということで、当初計画いていた期間に数日スケジュールを延長せざるを得ない状況に。

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リヴィエラ・レヴァンテには「コスタ・パラディーゾ(天国の湾)」と呼ばれる、ポルトフィーノ界隈があります。本日はそのコスタ・パラディーゾにある港町カモッリCamogliとレッコReccoを訪れました。

ここはレヴァンテきっての美食ゾーン。
おいしいレストランがたくさんあって、ミシュランやガンベロロッソでもたくさん取り上げられています。

カモッリは海に突き出した聖マリア・アッスンタ教会が特徴的な、とても美しい港町です。

19世紀半ばには、ジェノバの軍港として膨大な帆船を所有し、商船の数もハンブルグの2倍に及んでいたといいます。一時はすごく栄えていた港だったのですね。

建物のカラフルな壁の色、島の教会、昔ながらの港町の情緒が満載で、
「レヴァンテでもっとも美しい街」と賞賛する人も少なくありません。


たびたび高波が街を襲うと、教会は真ん中まで浸水することもあり、それは大変。。。去年の暮れにもその被害がありました。
海辺からはリヴィエラ湾がぐるりと見渡せ、遠くに雪を抱いた山がそびえています。
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ポルティチョロPorticciolo地区はサンタ・マリア・アッスンタ聖堂とドラゴーネ城が港を見下す、歴史的に古く美しいゾーンです。
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岸壁の見晴らしの良い場所に出るまで、聖堂横の細いくねった道を直進し、海を目指します。まるで迷路に迷い込んだよう…

そう、カモッリは海賊やサラセンの侵入に脅かされてきたため、道が細く、曲がりくねっているのです。
(城下町が曲がりくねっていて交差点がないのは、敵の進入の際に、道を分かりにくくするためなんです)

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美食の街、カモッリの庶民派グルメといえば、フォカッチャ・ディ・レッコでしょう。

レッコ発祥のフォカッチャは、薄い小麦粉の生地に、クレッシェンツァという酸味の強い若い牛のチーズをはさみ、上からも生地を載せ、高温のオーブンで焼いて仕上げます。

トロリと溶けたチーズがすごく美味で、チーズの酸味と小麦粉の甘さがついつい後引く、絶品フォカッチャ。
レッコの名物料理ですが、ここカモッリにも名店があります。

フォカッチェリア「REVELLO」は、海沿いに面したお店。5段の階段を上がり店内へ入ります。
1964年にレッコ出身のジャコモさんが始め、今はお孫さんが引き継いでいます。
休日ともなると、焼きたてのフォカッチャを求めて、多くのお客さんが列を作るのだとか。

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さっそくフォカッチャ作りを取材。

そして
ムフフフ…オーブンから出たばっかりの熱々のフォカッチャを味見★

トロリと溶けたチーズが生地から流れ出し、ううまーい!
butako昇天。あまりのうまさにやられてしまいました。
フォカッチャ・ディ・レッコは焼きたてに限りますね。

次回はカモッリの絶品レストラン Da Paoloへ続く…

                     butako
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by butako170 | 2009-03-28 21:02 | 旅行記
ロベちゃん、誕生日おめでとう!
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3月23日は夫ロベちゃんの誕生日でした。
自分の誕生日、祝ってもらうのも、プレゼントをもらうのも嫌いな夫。。。

いつもbutakoが誕生日会を企画しようとすると、「めんどうくさい」とか「来る友人にプレゼントのことで気を使わせるのは悪い」と言って、毎回、二人だけでひっそりと祝っていたのでした。

今年も案の定、そのパターンで、先週末ま会を開く気がまったくなかったのですが、
前日になって、「しても、いいかな」と言うではありませんか!
おっと、うれしい心変わり。
4X歳の誕生日は、生涯に一回しかないから、オレが80歳になって、もう一回この年の誕生日をしたいっていっても、無理だもんな。
だったら、今年の誕生日、思いっきり楽しむのも悪くない。


ですって。
さすが、わが夫。最後はbutakoの思うまま…(自分で悟ったんだからそう言うわけではないか。)

「そのかわり、本当に親しい友人だけ呼んでね」という彼のリクエストに答えて
昨夜、私たち+彼の親友3人のこじんまりパーティをしました。
私も手をあまりかけたくなかったので、アンティパストとカレーのみという簡単メニュー。

しかしこれが思ったよりも簡単じゃぁなかった。
まずアンティパスト、butakoはできあいのを買うのが好きではないので手作り。
・プルーンのパンチェッタ巻き 軽くオーブンで焼いて
・タマネギとズッキーニ入りフリッタータ(イタリアの卵焼き)
・貧者のクロスティーニ(バターとアンチョビのソース)
・タマネギのバルサミコ酢煮込み
・エルベッタ(野草)のパイ
・お好み焼き
・牛肉のジューシー巻き寿司


そしてカレー粉から作るbutako特製チキンカレーは
寸胴鍋で2時間煮込んで。
仕上げにニンニクのすりおろしを入れるとよりコクがでて、食欲増進に。

〆はいちごショートケーキ。
今日は誕生日だからイチゴ奮発よん。


とまあ、すべて作っていたら5時間かかってしまった。
前日、ショートケーキのスポンジを焼きすぎて焦がしたのが誤算だったわね。
当日ケーキ作りをする羽目に。

それにしてもイタリアの生クリームって本当に美味ですよぉ。
粉砂糖をふわりと入れて泡立てるだけで、素材が良いから本当においしいホイップクリームができちゃうのです。

これらの料理の数々、ロベルトも友人たちも本当に喜んでくれました。
たくさん食べてたくさん飲んで、みんなご満悦の顔で、帰途へ着きました。
もちろんロベも大感激で、本当に喜んでくれました。
作った甲斐があった★

今年に入って油絵にも挑戦し、共同展覧会にも参加し、チャレンジし続けるロベ。
また絵を描いている間、オペラやクラッシック音楽も聞き出して、なんだかロック三昧だったロベの人生、新境地が開けつつあります。
パイプタバコもはじめたし…

こんな相方の変化に、butakoも良い刺激を受けています。
楽しくがんばる彼の背中に、励まされています。
                                                  butako
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by butako170 | 2009-03-25 02:17 | 報告
ペスト王国 ジェノバ!
本日は、またまた雨~。
雨のリヴィエラなんて、歌にもなりゃしない。
晴れてくれなきゃ、外での撮影は無理です。
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でも運よく、今日はジェノバ・ペストの取材のため、屋内のロケになっていました。
目指すレストランはLa Cucina di Gian Paolo Belloni(ラ・クッチーナ・ディ・ジャン・パオロ・ベッローニ)。ジェノバ郊外のピエヴェという町の高台にあるレストランです。

ジャン・パオロ?ペスト?
と聞いて、ピンと来た方は、なかなかのジェノバ通でしょう。
ペストの作り手として名高いジャン・パオロ氏のレストラン「ゼッフィリーノ」は、ジェノバ中心地にあり、歴代、法王やパヴァロッティ、フランク・シナトラやセリーヌ・ディオンなどのそうそうたる著名人が軒並み彼のペストを賞味しているからです。

ピエヴェにあるこのレストランは、2008年12月にできたばかり。
エレガントでゆったりした空間で、彼のペスト作りを是非拝見したかったので、期待十分で出かけました。

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ペストに必要なのは、リグーリア産のバジリコDOPと、パルミジャーノ(熟成3年くらいのが良い)、ペコリーノ・サルド、松の実、国産のニンニク、そしてリグーリア産のオリーブオイル…

良質の食材を次々と、テーブルに配置して説明してくれるジャン・パオロ氏。
また、彼の料理人人生35年間の努力と栄光の歴史を熱心に語ってくれたので、私も必死でメモを取ります。

取材が一通り終わると、いよいよペスト作りの実演!!!
まずはでっかいモルタイオに、にんにくを一カケ入れ、ゴリゴリと潰し、続いて粒の大きな塩を一つまみ、入れます。またしばらくして松の実を入れゴリゴリ。
そしてバジリコは3回に分けて潰していきます。
良い香りが部屋中に広がります。

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繊細で豊かな香りなのは、バジルの葉の柔らかい所だけを使っているから。
butako、香りにうっとり。ちょっと恍惚となってしまいました。

オイルをタラリと垂らし、チーズを入れてペストを仕上げます。科学的な根拠に基づいた、彼独自の作り方を公開してくれたのですが、ここではまだ秘密。
詳細は是非amarenaの6月をご覧下さい。(まだ当分先ですね)

そしてこの絶品ペストで和えた自家製トロフィエを賞味★
小麦粉で作ったトロフィエ〇〇粉を加えた伝統トロフィエの2種類を食べ比べ。
この〇〇粉のトロフィエがまぁ、おいしいこと!
〇〇とペストがこんなに合うとは。

こうなったら、ペストでパスタ、全種類いただいちゃいましょう!
ということで、
「ジャガイモといんげんのトレネッテ」「ファッツォレッタ・ディ・セータ」絹のハンカチの意味の、大きめのパスタ・スフォッリャとペストを和えたもの)、そしてこのトロフィエ2種完食。
一つひとつを少なめ盛りで、たくさんいただきました。

そして生魚で作ったジャン・パオロ氏オリジナルのタルタル3種盛り。
これも非常に美味でした。海老とdenticeという白身魚、まぐろを包丁で細かくし、それぞれ花型に抜いて盛りつけた、カラフルな一品。(生海老のタルタルなんてちょっと贅沢ですよね。)

それにしてもペストで4種類のパスタ食べ比べは、結構ヘビーでした。
まだセコンドが魚だったから、助かったけど。
でも、こんなに香り豊かで後味の良いペストなら、毎日でも食べられるなぁ。


La Cucina di Gian Paolo Belloni
(ラ・クッチーナ・ディ・ジャン・パオロ・ベッローニ)。
住所 via M.Massone1,Pieve Alta(GV)
電話010-3460154(要予約)
営業時間 12:00-15:00 20:00-24:00
休 月曜   一人50€~(飲み物のぞく)                        butako
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by butako170 | 2009-03-23 02:48 | 旅行記
モンテロッソのレストラン
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リグーリアの続きです。
リヴィエラ・レヴァンテのお食べ行脚は始まったばかり。

チンクエ・テッレ。着いて初日、モンテロッソのレストラン「ciak」に行ってきました。

ここはなんたって、アンティパストの盛り合わせの種類が半端じゃないのです。
アンティパスト一人分を頼んで、マックスとシェア。

(写真はアンティパストの一部を取り皿に載せたもの。)

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マックスが頼んだ魚介類のフリットがやってきたので、
熱いうちに…と勧められるままbutakoも少し頂きます。

衣がサクッと軽く、新鮮なスカンピや海老、イカに薄絹のようにまとわりついてサイコー!
新鮮なカタクチイワシもフライにしちゃうところが、チンクエ・テッレ流。(地産です)

そして地元のワイン「チンクエ・テッレ」が、脂っこさをサラリとぬぐってくれるのです。
熱々の揚げ物とキリッと冷えた辛口ワイン…なんて名コンビ。



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さて、butakoの頼んだ魚介のスパゲッティーニがついにお目見えです!

なんと洗面器ほどある大きな陶器製の平鍋に登場!!
豪快にカメリエーレが皿に取り分けてくれます。

…マックス、食べないの?

まだ胃袋がグルメ取材用にスタンバイしていない彼は、
「オレ、パスタはパス!」と言って受け付けてくれません。

さすがにカメリエーレもこの洗面器パスタを痩せ気味のオネエチャン一人じゃ食べきれんだろう…と同情してか、「まま、ちょっとでもいいから、食べなよ」とマックスに勧めます。

では、ちょっとだけ…とほんの2口分をしぶしぶ了承。

一方、食べる気満々のbutako。
あっという間に皿のパスタを平らげました。
普通なら、ここでBasta!と断念するのですが、このパスタが小憎らしいほどうまいんです。
麺はスパゲッティーニでスパゲッティよりもやや細いのですが、その細麺に魚介のダシをタップリ吸ったトマトソースがネットリとついて、これがいける。

結局、洗面器パスタ、butako一人で食べちゃった★

その後、自家製レモンジャムをタップリはさんだタルトを一切れ味見させてもらい、リモンチーノを飲んで、店を後にしました。

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マックスは、「前回の取材で食べるとは分かってたけど、それほど食べるとは…」と心底感心した様子。

きっと彼の周りにいるミラノの女子はダイエットばっかしてて、食べないんでしょうねぇ。

しかし我ながら本当によく食べたな~、と思った初日でした。

ワインは白でありながら、アルコール13%。でもちっとも濃厚な感じではなく淡麗な辛口でした。
                                                 butako
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by butako170 | 2009-03-20 02:46 | 旅行記
いきなり料理対決?!本番
  まずはメニューのおさらいです。出展作品は、以下のとおり★

■ウンブリアの味~寿司3種盛り~■

①牛肉の柔らかステーキ、サラダ巻き
 (和風マリネした牛肉をステーキにしてタタキ風にし、巻き寿司に。)
②ジューシー塩バラ豚のサッパリ握り
 (豚肉を燻製にして、にぎり寿司にする。酢飯には自家製紅ショウガを刻んで入れる。)
③鶏肉の天むすウンブリア風
 (衣に地方のハーブを入れて)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということで昨日日曜日は、geniusu lociのために野草を採ってきました。
使う野草は3種類。
ストリーゴリとボラージネとのびるです。

ボラージネは葉や茎に薄い毛のようなものがいっぱい生えていて、手で茎を潰すとキュウリみたいなにおいがします。通常フリットや茹でてリコッタチーズと混ぜ、ラビオリの中に入れたりします。
で、今回は飾り用に花を探しに行ったのですが、訪れた場所のボラージネは花がまだ咲いていませんでした。

日曜日の晩、燻製用にする自家製塩豚を水に漬け、塩出し。
そして燻製に初チャレンジ!
初めてなのに、試作せずにいきなり調理に取り掛かるところに、行き当たりばったり感がにじみ出ています。。。

中華鍋に大量の乾燥月桂樹とその小枝。
そしてアルミニウムに包んだグラニュー糖(ザラメ、イタリアにないので…)
紙に火をつけ、月桂樹に着火。
煙を出し燻す。

くさーい!
日曜の夜22時から燻製を作り出す嫁に夫ロベ、きっと迷惑だったに違いありません。
小一時間燻すと、自家製焼き豚のできあがり!

そして翌日。
朝9時から製作開始です。
そして2時間半後「できた~!」
急いでタッパーに包み、審査場所のアルベルギエロ(料理専門学校)へと向いました。

審査してくれたのは男性と女性のシェフ(2人)です。
はじめはいぶかしげに見ていた女性シェフですが、butakoがチャキチャキと自前の皿や小物を配膳し、持参の寿司を盛りつけ始めると、「すばらしい!」「段取り良いねぇ」と褒めてくれました。

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授業が終わって居残っていた専門学校の学生たちも興味津々でbutakoの周りに集まってきて、一挙一動を見ています。

で、盛り付けが終わると、
シェフたちが拍手★

「あなたの作品は非常に素晴らしかったよ。
4月17日の表彰式に来てください。
その時にこの寿司を今度は大きなお盆に再現して、持ってきてね」
と言われました。


これって、入賞したってことかしら!
どんな賞をもらえるのか、分かりませんが、とにかく気に入ってくれたみたい。
やった!

私の試食日はこの日でしたが、他にもこのような試食会が開かれました。
(でも何人試作したのか、聞いても教えてくれませんでした)

それにしても試食、しないんですねぇ。
試食を勧めると「うん、おいしいの分かってるから」って。
あ、そう。
butakoが審査員だったら絶対試食するんだけどなぁ。

ボラージネの花は今回は咲いていなかったので、つぼみをてんぷらにして、添えました。(写真は帰宅後、撮ったもので天ぷらは割愛)
ストリーゴリとのびる、どこに使ったか分かりますか?
                                                    
butako
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by butako170 | 2009-03-17 02:25 | ウンブリア地元ネタ
いきなり料理対決?!
すみません、リグーリアの報告をしている最中に。
先週、ウンブリアの自宅生活に戻り、まったりしながら旅の疲れを癒していました。
と、いいつつ、やるべきことは山のようにあるので悠著にもしていられないのが現実です。

思い返せば、2008年の1月に、スポレート市の企画で「genius loci」というのがありました。ラテン語でつけられたこの名前、訳すと「土地で優秀な人、文化的に優れた人」と言うべきでしょうか。
この企画は、絵、彫刻、劇、料理部門に分かれていて、スポレート在住なら誰でも参加できます。


で、ものは試しとロベは絵画部門、butakoは料理部門に応募。
でもその後何の音沙汰もなかったので、イタリアのガーラ(競技)っていい加減だね~とロベルトと話しながら、やがでその存在自体もすっかり忘れていたのでした。

それが今年2月頃、「ジェニウス・ローチ事務局です。あなたは料理部門に応募しましたね。レシピ、提出してくださーい」と一年間の沈黙を破って、唐突に電話がありました。

マドンナ(なんと)!丸1年たっていたので驚いた!
あわててレシピをイタリア語で作り、事務局に提出。
その10日後に「試食をシェフにしてもらうから、作ってきて持ってきてほしいんだけど」
と依頼がありました。

トホホ…なかばヤケクソというか遊びで創ったレシピなんですが、まさか採用されるとは。
内容は

                 ■ウンブリアの味~寿司3種盛り~■

①牛肉の柔らかステーキ、サラダ巻き
 (和風マリネした牛肉をステーキにしてタタキ風にし、巻き寿司に。)
②ジューシー塩バラ豚のサッパリ握り
 (豚肉を燻製にして、にぎり寿司にする。酢飯には紅ショウガを刻んで入れる。)
③鶏肉の天むすウンブリア風
 (衣に地方のハーブを入れて)


海のないウンブリアなので全部お肉で作るお寿司(おにぎり)にしたのですが。
地元を意識して、それぞれの寿司には、最低1種類の野草を用いることにしました。
今日はそれの野草摘みをしないとねぇ。


明日、月曜日の正午試食なので、今日と明日の朝は準備に追われそうです。。。
でも募集から1年たっての競技って、なんとも間が抜けていますよね。
イタリアらしいと言えばらしいですが。
                                      butako
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by butako170 | 2009-03-15 20:23 | ウンブリア地元ネタ
リグーリア2日目 チンクエテッレの銘酒「シャケトラ」
2日目。

海に面したホテルの窓を、勢いよく開ける。
期待していた青空…とは裏腹にどんよりと厚い雲(涙)

自称ハレ女を豪語していたbutakoですが、イタリア全土をすっぽりと覆った雨雲の威力には勝てませんでした。

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こうなったら外での撮影は無理。
雨プログラムを考えなければなりません。

かねてから知りたかったチンクエ・テッレのデザートワイン「シャケトラ」のカンティーナを見学しよう!
butakoとMaxの意見は一致。
ホテルのご主人からカンティーナ情報を収集します。

とにもかくにも「チンクエ・テッレ国立公園の事務局を訪ねる」のが有利ということが分かり、早速リオマッジョーレへと雨の中、向います。
途中、車道から望むビュー・ポイントを地図にマークしつつ…

(写真はグラスに注がれたシャケトラ)

やっと事務局に到着。

挨拶もそこそこに、こちらの意図を汲み取ってくれた事務所の方々の対応がすばやい!
行ってすぐに、リオマッジョーレのカンティーナ<POSSAポッサ>へと案内してくれました。

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主人はサムエレ・ハイディSamuele Heydi氏。まだ40代くらいの若い作り手です。
カンティーナに入った途端、岩盤の一部をさらしたままの壁に、釘漬けになりました。
その壁には、彼のワインがオブジェとして飾られていてとってもステキ。

ここでチンクエ・テッレのワイン事情をお話しましょう!
まずチンクエテッレ・ワイン協会は300の生産者、15のカンティーナから成っています。


この界隈で作られているのは圧倒的に白ワイン!
チンクエ・テッレ(DOC) ブドウ品種:ボスコ、ロッセーゼ、ヴェルメンティーノ、アルバローラなど。
ヴェルメンティーノ(DOC) ブドウ品種:ヴェルメンティーノなど

ブドウの特徴としては、ボスコはミネラル分、ヴェルメンティーノは香りを担っているそうです。

そして、魅惑のデザートワイン「シャケトラ」!(DOC)ブドウ品種:ボスコ、ロッセーゼ、ヴェルメンティーノなど。

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サムエレさんのシャケトラは、ボスコとロッセーゼというブドウだけを使っています。
本当はロッセーゼ100%で作りたいそうですが、ブドウの房がとても短く(粒は普通)取れる量が限られているので、やむおえずブレンドしているのだとか。

このカンティーナだけで、大体年間3000~10000Lのワインを産出しています。(平均5000L)
畑が崖にへばりついているため、ブドウの産出量はわずか。
一つの作り手からたったこれだけしか作れないんです。

そしてあまり市場に出ないのは、その量が少ないためこの地域だけで消費してしまうからでしょうね。

ここではシャケトラの味見はさせていただけませんでしたが、作り方はバッチリ聞いてきましたよ。
おおまかに説明すると…

①ブドウを収穫したら、手で悪い実を除き、2ヶ月間干す。
 (彼の場合は家の中の風通しの良い部屋で陰干し。)
②手で房からはずし、手でつぶす。
③スチール製の樽に詰めて、20日間ブドウの皮と共に置いておく。
 (毎日数回、手で中身を混ぜる。)
④ 皮を除いてスチール製の容器に入れ、1~3か月フェルメンティション。
⑤ だいたい6月ごろ、桜の木の樽に詰める。
 最低1年熟成させると、芳しいシャケトラの完成です。

中世からチンクエ・テッレの名を国内外に知らしめたのは、このシャケトラがあったからこそ。
非常に珍重されたワインだったのです。
作り方を見ても、納得ですよね。

シャケトラはデザート(アーモンド粉のクッキーなど)と共に、チーズの友としても飲むのも良いそうですよ。

初のシャケトラご対面となったこの日。
翌日は、なんとシャケトラの神様と言われている名人に会ってきました!!!

彼の作るシャケトラは衝撃の美味しさ。
まさに寒露の味…
そしてワイン農家のたゆまぬ努力…

ベルルスコーニ大統領や各界の重鎮も訪れたというこのシニョールのお話は、本誌に掲載予定です。

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(晴れていたらこんなに美しいリオマッジョーレ)

                                           butako
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by butako170 | 2009-03-14 06:32 | 旅行記
リグーリアは一足早く春
 3月あたまから、取材でリグーリア州のリヴィエラ・レヴァンテに行ってきました。

リヴィエラ・レヴァンテとはリヴィエラ(リグーリア湾)のジェノバからチンクエ・テッレ(ラ・スペッツィア)までの東100km強のエリアです。
某歌手が「冬のリヴィエラ~♪と歌ってましたねぇ。

今回の取材先はジェノバ、ポルトフィーノ界隈、チンクエテッレの3ヵ所。それはそれは風光明媚な港町ばかりを取材しました。
グルメ班担当の今回のメンバーは…

飯(ハン)記者・・・butako
キャメラマン・・・Max
の最高コンビ。

あ、前回のパルマの時と同じか。
あの時はコーディネーターのM氏も参戦。
今回はbutakoがコーディネートは「こうでないと」とつぶやきながら、一人で行いました。。。

さて、まずはリグーリア一の景勝地チンクエ・テッレへ。
チンクエ・テッレとは、5つの土地という意味で、モンテロッソ、ヴェルナッツァ、コルニッリャ、マナローラ、リオマッジョーレの5つの村を総称してこう呼びます。

断崖に張り付くようにして広がるパステルカラーの集落。
急な山を拓いた段々畑。
海の青さ、空の青さ…

さすが美しいチンクエ・テッレ。

ホテルはチンクエ・テッレ最大の村、モンテロッソにとりました。
着いたその日は天気が良かったので、夕方からすぐに活動開始。
マックスの提案でヴェルナッツァの入り江の撮影を行います。

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まだ日が高いな…そうつぶやいたマックス。

夕闇になるまでここで待つのかな、と思っていると、彼はおもむろに入り江近くのバールへ。
butakoも誘われるまま、入ります。

まずは地酒で洗礼を!
地元白ワイン「チンクエ・テッレ」DOCをご賞味~。しながらも、マックスはバールの主人と話し込み、私も少し情報収集。
つまみのオリーブの塩漬けが、これまた絶品。
こんな繊細なオリーブの実、食べたことない!

10分ほど滞在し、外を確認してお会計。
ここは彼のおごりで。

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マックスの撮った写真をamarenaの6月号を見て欲しいので、butakoなんちゃってカメラマンの写した写真は控えめに載せます。

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butakoは猫でも撮っておこう。







この日の撮影はここで終了。

夕食はモンテロッソのレストラン「ciak」で食べました~。
うまかったよ♪

いよいよ取材開始です。
どうなることやら。
                                                 butako
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by butako170 | 2009-03-13 06:40 | 旅行記
リグーリアの取材が終了!!
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嗚呼、昨日、やっとリグーリアの取材が終了しました。

先週の月曜日から取り掛かったチンクエテッレ、ポルトフィーノ界隈、ジェノバの取材ですが、やっと昨日スポレートに帰り着くことが出来ました。

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あいにくの雨続きで、5泊6日のスケジュールは延期に。
2日延長の末、最後の2日間は晴天に恵まれ、美しいリグーリアの海沿いの街を、撮影することができました。
(あ、撮影はbutakoじゃなくてカメラマンね)

もちろんおいしいリグーリアの魚介類、ペストなどを食い倒れてきましたよ~。

報告は、また落ち着いてからしたいと思います。
とりいそぎ、速報でした★
                                                            butako
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by butako170 | 2009-03-11 04:07 | 旅行記
明日からリグーリアです
 明日からいよいよリグーリアに取材に行ってきます。

正確に言うと月曜日からなのですが、
butakoの住むウンブリア州とリグーリア州の間にあるトスカーナ州の友人宅の家で一泊して、月曜日から取材にチンクエテッレ、ポルトフィーノ、ジェノバ界隈へ出かけます。

港町の絶景とグルメ…さてさて、このたびはどんな取材旅行になることやら。


お知らせです。
3月7日に月間amarena(アマレーナ)が発売になります。
本場パルマの生ハムやチーズ、バルサミコなど食の情報も満載ですので、是非お求め下さい。


                   
                                                    butako
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by butako170 | 2009-03-01 02:09 | 報告