<   2009年 02月 ( 7 )   > この月の画像一覧
ノルチャの黒トリュフ祭りでお勉強★
d0033983_695416.jpg
 
生ハムで有名なウンブリア州のノルチャ
実は黒トリュフの産地としても非常に知られています。
そのノルチャで毎年2月末から3月にかけての2週間、「Nero Norcia」ネーロ・ノルチャという黒トリュフのフェスタが開かれています。(週末のみ)
只今、フェスタ真っ最中!

d0033983_69124.jpg 
イタリアのフェエラにつき物の、たくさんの屋台。
名の通り、トリュフを売る店やノルチャの特産品のサラミや生ハム、ペコリーノチーズを売る屋台が所狭しと並びます。(100g70ユーロは良い値段ですね)

それ以外にも、シチリアのお菓子やカラブリアの唐辛子入りソーセージ、はたまた台所便利用品や掃除用品、なぜかストーブ屋さんなんかも便乗して。
一種の巨大マーケット化していますねぇ。

いまやこのようなフェスタには慣れっこになっているbutako。ちょっとやそっとの物産品では驚かなくなっちゃいました。

でも今回butakoのお目当ては、

「勉強会!」
なんとも懐かしいこの響き。
d0033983_6113052.jpg 
実はフェスタ期間中に、CEDRAVというヴァルネリーナの文化協会が主催する食の勉強会が行われていたのです。
今回は、私の敬愛する文化人類学の先生IVO PICCHIALELLI(イーヴォ・ピッキャレッリ)氏が、ノルチャのサルミ(豚肉加工品)について、講演するというのです。

ブタ文化命のbutako.
これは行くっきゃない!

ということで、入場すること20分遅れでしたが、なんとか会場に入ることができました。

サルミの特徴について説明するイーヴォ氏。
一人一皿ずつ試食のサルミが配られていて、試食しながら講演を聴きます。
 

d0033983_6363940.jpg
 
写真は左から時計回りに、トルタ・アル・テスト(分厚いクレープ)、カポコッロ、チャウスコロ、サラメ・ピッカンテ、サラーメ、中央にはノルチャの生ハムが鎮座。新鮮なブタ肉と脂肪で作るブタ生肉のパテ「チャウスコロ」はbutakoの大好物。
水じゃなくてワインが欲しい!


d0033983_6372531.jpg
講演と言ってもまったく堅苦しくありません。

なぜポルケッタは女性名詞で終わるのか?(かつて豊穣の女神に捧げ物として奉納したため)

冷蔵庫のなかった時代、ブタを解体すると年中食べられるように加工したのがサルミだということ。

昔、ブタのと殺した日に食べていたパデラッチョ(新鮮な豚の血をフライパンで熱して作る料理)は、祝いの料理ではなく、ブタの死を悼む弔いの料理だということ。

などなど興味深い話満載。
イーヴォ節はとどまることを知りません。

そして講演のあとは、サルミを使った料理教室!
スパゲティ・アル・ランチェット(spaghetti al rancetto)の実演でーす。

d0033983_650450.jpg
<2人分>
スパゲティ                   250g
グアンチャーレ(ブタの頬肉の塩漬け) 4切れくらい
(なければパンチェッタでも)
タマネギ                    1/4個
ニンニク                     1かけ
トマトソース                  大4杯
オリーブオイル                大1杯
ワイン                      20cc
ペコリーノチーズ               大2杯
マジョラム                   小枝

①フライパンにオイル、ニンニクを入れじっくりと熱する。刻んだグアンチャーレを炒め、刻んだタマネギを加え、タマネギが透き通ったらワインを入れ、アルコール分を飛ばす。
②トマトソースを加え、10分くらい煮込む。
③②に7分茹でにしたパスタを加え(ちょっと汁ダク気味)、オリーブオイルを大2くらい加えあおる。
チーズも加えフライパンをあおり、よくソースを乳化させる。
④刻んだマジョラムを加え、皿に盛り、チーズを少量ふればできあがり


ポイントは、麺の茹で時間を短めにすること。12分と書いてあったら9分で茹で上げる。
そうすることで、最後にソースと絡めて皿に盛ったときに、アルデンテに仕上がる。


d0033983_7185271.jpg 
ランチェットとはrancido「脂肪分の嫌なにおいのする」という意味が派生しました言葉。グアンチャーレは脂肪分が多いため、この料理にむいています。
昔の人は長期間置き過ぎて、かなりサポリートになったグアンチャーレをおいしく料理したのですね。

そこでbutakoはひらめきました。
パルマのハムを家で間違った方向から切ったものを味見したとき、脂肪の嫌なにおいがして、うへーっと思ったことを。
これって脂肪の酸化した匂いです。
生ハムの脂肪でもスパゲティ・アル・ランチェット作れないかしら


後日、家でやってみたら、これがすっごくおいしかったのです!!
酸化した脂肪分も加熱することで、臭みが消え、味に深みを加えます。
クッチーナ・ポーベラ(農民料理)バンザイ!
こうして、我が家のハムの塊は、余すところなく消費されつつあります。

                                              butako
[PR]
by butako170 | 2009-02-26 05:58 | プレシディオ・食材
和食にノスタルジー★
d0033983_2037187.jpg 
只今、来月末完成しなければならない論文を書いています。

その名もズバリ『お重の中の日本文化』(仮)。いわゆる日本の弁当論です。
日本の偉大なる弁当文化を説明しつつ、最後には日本人の美意識だとかコンパクトさや利便性だとか、もてなしの心だとかを結論付けちゃおうというという内容(の予定)です。

え?butakoさんってイタリア食ライターではなかったのですか!と驚きの方。

ええ、もちろんメインはそちらの方です。
でも今回は、ひょんなことで知り合った日本人の建築家の方とコラボすることになりました。

彼女は、ヴェローナに本社をおくイタリア人の建築雑誌の編者をしています。
来秋に、その雑誌で『日本特集』を組むにあたり、日本の食文化の記事を書いてくれる人を探していたのです。そんなときに私と知り合い、意気投合し、彼女の熱意にほだされて、執筆を引き受けるとこになりました。


d0033983_2037513.jpg 
butakoはもともと、大学時代に社会学科で比較文学を学び、『ブタと文化』という卒論を書き上げ、秀逸だったため、大学院に残らないかと教授に言われたほど。(こんなタイトルだけどねぇ)
いつか文化を扱った論文を書きたいと思っていたのです。

ということで、仕事の合間に論文も執筆中。

お弁当文化、まずは幕開け日本の稲作から…
と思い、稲作について、米についてマニアックにネットで調べていると

ああ、白米が食べたい!
ということで、慌てて浸水させ、お米を炊きました♪
そして手持ちの貴重な梅干を1つ乗っけていただきます!

日本米ほどはおいしくないけど、こちらの「originalio」という種類の米は、それと酷似しているので、まずまずの味。よしとしましょう。

そして、次第にリサーチで頭が疲れてくると、いろんな邪念が湧いてきました。


d0033983_20381944.jpg
 

一つ 築地で食べた寿司の盛り合わせ
d0033983_2041586.jpg
 

一つ 姫路の叔母が作ってくれた祭りの定番 コノシロの寿司 
(伝統的な姫路の押し寿司。一見地味ですが、これがめーーちゃ美味しいのです!)

d0033983_2039322.jpg
 
一つ 東京タワーが見える立ち飲みやで食べた焼き鳥

d0033983_20394158.jpg
 
一つ 奥日光で食べた鮎の塩焼き 
ああ、和食の誘惑が押し寄せてきました。
思えば今回の帰国では、結構おいしいもの、食べたよなー。

d0033983_20403153.jpg 
ということで、あぷりこっとじゃむさん、和食、時々すっごく食べたくなること、ありますよ。
特にそれについて執筆している時!!!

butakoって本当に影響されやすいから、チーマ・ディ・ラペ(ブロッコリーの若葉)入りのオレッキエッティのこと書いている時はそれが食べたくなるし、生ハムのこと書いている時はそれが食べたくなります。

でも和食の場合、イタリア暮らしの私がせいぜい食べれて白いご飯と梅干くらい。
日本にいる皆さん、butakoの分まで和食楽しんでくださいね~。

                                              butako
[PR]
by butako170 | 2009-02-20 20:35 | その他
簡単おさかな料理。。。
d0033983_2221874.jpg 
すみませーん、ご無沙汰気味のbutakoです。
最近、次の仕事の依頼がAからやってきたので、その下調べにヒジョーに忙しくしています。
次回の取材旅行は2月末か3月初旬、
行き先は、こちら!!

まだまだ寒さが厳しい時期ですが、地中海気候を期待して東リビエラに行ってきます。
チンクエテッレ、サンタ・マルゲリータ・リグレ、ジェノバ…
食の紀行ですから、おいしい魚介類をたんと食べて、食の現場もバッチリ取材したいと思います。
ああ、楽しみ…           
(写真はトスカーナのカーニバルのお菓子)


それはそうと、ゆきさん、お待ちかねです。
簡単にできる節約料理の紹介♪
第一弾は先日たまたま購入した魚を使ってのお料理。
d0033983_2242781.jpg

先日、買ってきた2種類の魚。

手前がマス(3.9€/kg)だったので2匹で2,7€。
奥がペルシコという白身の淡水魚の切り身。(8.9€/kgを300g購入し2,7€)

d0033983_2263230.jpg 
今回使うものはこちらです。

刻みイタリアンパセリとニンニク:ほとんどタダ(パセリは八百屋でもらえるからね)

これを大さじ3杯分ぐらい用意して、マスとペルシコに使います。

さて、料理方法の前に確認すべきことですが、素材は冷凍されたものでしょうか

イタリアに入ってくるペルシコはアフリカ産のもので、釣りあげてすぐ冷凍し本国に運ばれます。
なので、店頭に並ぶのは解凍済みのもの。
よって再び冷凍できません。(味が悪くなるからね)


一方マスはフレッシュなので、自宅で冷凍も可能ですが、せっかく新鮮なのだから今晩食べることにしましょう。
マスはシンプルにパセリとニンニクを散らしてオーブン焼きに。
d0033983_22224767.jpg

・・・・・・・ <調 理 法>  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①はらわた、エラをはずしたマスは水でよくすすぎ洗います。
(内臓部分から見て、骨の際に残る血合いは、ナイフの先などでこそげ落としてね。)

d0033983_22232549.jpg 

②塩をして、大さじ1杯半の刻みパセリとニンニクを、全身とお腹の中によーくすり込みます。
オリーブオイルをまんべんなく回しかけて、20分ほど休ませます。
そして200℃のオーブンで20~30分。

付け合せには、オーブンの別の段で焼いた黄金ポテトとほうれん草のソテー。
ポテトはローズマリーとつぶしたニンニク、塩、こしょう、オリーブオイルでよく混ぜ、焼きます。焦げ目がついてきたら一度ひっくり返し、色よく焼き上げます。(たぶん40分ほどかかるかな)

ほら、オーブンから良い香りがしてきましたよ。
高い温度で焼き上げて、外の皮をパリッとさせましょう。
ああ、辛口の白ワインが合う~(のだけれど、我が家は今断酒。。。)

$付け合せ、パンも入れて、二人分で5ユーロですな。$

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マスの下ごしらえの時に、同時にペルシコの準備もしましょう。冷凍保存の利かないペルシコは、次の日か2日後には食べるように下味をつけ、オイルマリネにして保存します。
d0033983_22341643.jpg


 ・・・・・・・・ <調 理 法>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
d0033983_22344783.jpg 
①ペルシコはぶつ切りにする
②密封容器に①を入れ、大さじ1杯半の刻みパセリとニンニク、オリーブの実(乾燥したものを使いましたが、なければ缶の生のものでも)、刻んだトマト1こ(中の種と汁は除き、皮の部分だけ使う)を入れ、オリーブオイル大さじ2を加えよく混ぜる。
 
*冷蔵庫で1~2日保存できます。塩は調理する時に加えましょう。

④調理:容器に保存したものを鍋に入れ塩をする。別茹でしたヒヨコマメ、もしくはジャガイモを加え、つぶしたホールトマト(缶半分)とともに20分ほど煮込む。

すごく簡単で、しかもおいしいので是非お試しあれ。
この日の付け合せは、焼いたラディッキオ。

$パンも入れて、全体で4,5ユーロ$
5€未満で、できあがりました!

d0033983_22353960.jpg

日本はすごく暖かくなっているというのに、イタリアは寒波です。
もう毎日ものすごく寒い!
なので、こんな日は温かいペルシコの煮込みは最高よね。

(写真は、3日前、師匠といったヴァルネリーナの様子。谷は雪がいっぱいで冬色ですよ~)

                                            butako
[PR]
by butako170 | 2009-02-17 21:54 | プレシディオ・食材
特殊な塩を買いました
d0033983_6291325.jpg 
イタリアでお馴染みのtabaccaio
タバコをはじめとして、チューインガムや雑貨も売っているお店ですが、
実は表に下がっている看板。tabacchiの上に小さくsali(塩)という文字があるのこと、知ってましたか?tabacoは分かるんだけど、sali?何でだろう?

昔、イタリアでは塩に税金をかけて、その売買を国が管理していた…というのは知っていましたが、これと関係あるのかしら?

先日、思い切って
「塩、下さい!」と言ってみました。

d0033983_628619.jpg 
すると店のおばちゃんが、「fine(細かい)かい? それともgrosso(荒い)?」とフツーに聞き返してきます。
驚いたのはこちらのほう。塩って本当に売ってるんだ~!

そこでスーパーマーケットで売っている塩とどう違うのか聞いてみました。

 1.価格
スーパーの塩が1kg20~40セントなのに対して、タバッカイオの塩は80セント。それは国に収める税金が入っているから。

 2.普通に流通している塩よりも塩辛い!
なぜなら海水の塩ではなく、岩塩を使っているから。
だから塩の質としては上等なんです。

ちなみに生ハムを作る時に使う塩は、少量で塩味がつき、浸透の良いこの塩を使っているんですって!知らなかった~。

 3.普通の塩よりも粒子が細かい。
触るとサラサラしています。でも化学的に合成したものではないですから。


イタリアの塩の歴史ですが、sale(サーレ)はサラリーの語源になったほど、その昔、価値がありました。古代ローマでは兵士の給料は塩で払ったそうです。

塩は人間の生活には欠かせないもの。そんなことで時の支配者たちは、塩に税金をかけていました。海に遠いトスカーナ内陸部やウンブリアなどは、塩がなかなか手に入らなかったため、非常に高価だったといいます。
なので、塩を入れずに焼くパンが生まれたのではないか…と一説にはあります。

さて、いつも買う塩の3倍の高値をはたいて(といっても80セントですが)、塩を手に入れました。

d0033983_6392744.jpg
それがこれ!

なになに、VOLTERRAの塩。ヴォルテッラとはトスカーナ州ピサ県にある海から50km内陸に入った山がちな土地にある街です。
原材料:食塩 ~結晶化した純度のとても高い
添加物antiagglomerante E536(?)セメント化を阻害するもの…直訳するとこうだけど、なんでしょう?

しかし、原材料の項に「とても純度が高い」と形容してあるのは、ちょっと笑えました。

ちなみにイタリアで有名な塩といえば、アドリア海沿岸の「チェルヴィアの海塩」から取れた塩。これは、一度廃れていた塩田を近年復活させて、昔ながらの天日で乾かした塩作っています。スローフード協会のプレシディオにも認定。

またシチリアのトラーパニにある塩田から作る塩も世界的に有名です。古代フェにキュア人から伝わった、と言われる製法で天然の塩が作りが現在も行われています。

d0033983_654732.jpg
なにげに気にもとめない塩ですが、思わぬ発見をしました。
たかが塩、されど塩。

あ、そうだタバッカイオのオバちゃんの助言どおり、この塩は少なめにふること…でしたね。今日はボッリート(イタリアのポトフ)でもしてみようかな。塩味がいきるシンプルな冬の定番料理です。
                                              butako
[PR]
by butako170 | 2009-02-10 21:41 | プレシディオ・食材
パルマの生ハム、解体中です …つづき
d0033983_17584754.jpgパルマから送られてきた生ハムを切ることができました。そうは言いつつ、丸ごとのハムなど買ったことがないので、どうやって切るのか分かりません。
 とりあえず、ハムの一番端から皮を除いて、普通に切ってみたですが、味見しても「ムム、おいしくない?!」 どうもブタ脂が酸化したような味がして、パルマで食べたのとは随分違う気がしました。

そこでロベが帰宅し、「ちがう、ちがう!」と言われようやく自分の間違いに気づいたbutako。その午後、ロベと二人でレストランil panciolleのミレッラのもとに、塊ごと持っていきました。

 
d0033983_1812351.jpg「そうねぇ、手で切る場合は、一番端からじゃなくて、横からがいいのよ」とミレッラ。
おもむろに、ハムの位置を替え、側面(片面のみ)の皮を歯のギザギザした包丁で切り出しました。皮を切り終えると、それを専用の器具にはさみ、そして皮の下の部分にある脂肪を、柄の長い細いナイフで、削いでいきます。(ちょうどバイオリンを横にしたような形。その上の面だけ、掃除していきます)

それがその脂肪の色が見事な薄いバラ色なのにびっくり。
私が間違って切った時、その部分の脂肪の色は黄色を帯びた白色でした。ということは、やはりそこの脂肪は酸化していたのです。

しばらく脂肪を削いでいくミレッラ。
「すごい厚さの脂肪ね。ノルチャの生ハムとは随分違うわ」。

そうなんです、パルマの生ハムには熟成して甘くうま味を含んだ脂肪がたくさんついています。他の地方の生ハムよりも、脂肪を多く残して、熟成させるのが、パルマハムなのです。

d0033983_2164657.jpg
 
そして、ついに肉の部分に到達しました。
うわー濃い薔薇色。
霜降り状の脂肪。


うまそー。

みるみるミレッラが薄く切っていきます。

本当は機械で紙のように切るのが本場流ですが、機械のない我が家のためにハムの幅広い側面をスライス。よって、パンチョッレのスライサーには幅が広すぎて入りません。
(butakoが切り始めた角度はあながち間違いではなかったということ。
機械切りの場合は、よーーく脂肪を取り除いた上で、先から切っていきます。
また、スペイン産のイベリコ豚も、手切りでもこの角度から切るそうです。)

おお、おいしそう。。。

d0033983_2114349.jpg
それでは皆で味見を。
もっちり、脂肪は甘く、薄塩でブタ肉のおいしさがギュっと凝縮しています。
うーん、ワインほしい。

さてさて、すっかりハムを掃除してくれ、ハムを固定する機械も貸してくれたミレッラ。
お礼に、すこしばかりですが、パンチョッレのまかない用にと、少しおすそ分けしました。


…あれから10日。
すでに生ハムは半分なくなってしまいました!!
こりゃぁ、食べきるのに数ヶ月かかるなぁ、とロベと言っていたのに、すごいスピードで食べ進んでいます。

もちろん、その間、友人を家に呼んだり、マンマにおすそ分けしたり、といろんな人が味見しているわけですが。

やはり頂き物は、こうして消費するに限りますね。

残りあと半分。もうしばらく、我が家の食卓をにぎわわせてくれそうです。

                                                  butako
[PR]
by butako170 | 2009-02-08 17:42 | プレシディオ・食材
我が家の食卓…
160、180、175、168…

なんの数字だろう、イタリア人の身長?

と思いきや、実は我が家の毎月の食費でした。(単位はユーロね)我が家の1ヶ月の食費は1人当たり平均80~90ユーロ。
80ユーロといえば、イタリアの食品の物価やレートも加味すると、日本の感覚にして1万円くらいでしょうか。
日本のTV番組「1ヶ月1万円生活」に出れるかしら。。。

え、?butakoさん、いったい何を食べているの?と心配はご無用。朝、昼、晩と満腹になるまで食べ、栄養のバランスも良好です。
ま、意識して節約に努めていますが、「節約の鬼」になっているわけではありませんので。

この一週間の夜のメニューは、といえば

月)パルマ産生ハム、野草ラポンゾリのサラダ、ポテト+ローズマリーのスキアッチャータ
火)カルドのラザーニャ風オーブン焼き、ほうれん草のソテー
水)サバのトマト煮込みカリフラワー入り、エジプト豆の煮込みセージ風味
木)牛レバーとタマネギの甘酢煮込み、チーマ・ディ・ラーペのソテー
金)今夜は、イカとターキーのカレー、プンタレッレのサラダ


あ、料理、かなり手抜き??
いえいえ、イタリアでは夜はメインとコントルノ(野菜)とパンという簡単なものなので、これはごく平均的なイタリアの食事内容です。(日本の母は素晴らしい!いったい何品目の料理を作っていることか)

去年の今頃はもう少し、食費が高かったでしょうか。肉が中心の食事内容だった気がします。それが半年前からロベの健康のために野菜、豆、魚も取り入れるようにしました。
ワインもロベが自主的に飲まない!と宣言したので、butakoもなんとなく飲まなくなっちゃった。(週末は別として)

節約のコツは・・・
野菜は、近くの農家「ビゾンニ」を利用。
肉や魚は一回の食事につき2~3ユーロになるように買う。当然、特売日は見逃さないbu
tako。特に魚の値段が高いイタリアでは、特売情報は重要ですよ。また比較的値段が安く、体にも良いイワシやサバも買いますね。
そして野草もたまに食卓に登場。
でも調味料やオイルなどは、品質の高いものを買います。

また、夕食が簡単な分、栄養のバランスを考えて、ロベルトには昼食に弁当を持たせています。野菜と豆をたっぷりソースにしたパスタやパエリア、クスクスなどが内容で、それにヨーグルトを別につけてます。

ちなみにイタリア人のエンゲル係数はかなり高いです。
たぶん一人当たり月200ユーロくらい消費しているのでは。(係数はごめんなさい、分かりません)これでも、不況なのでかなり財布の紐は固くなっているはずですが…

ま、スポレートというイタリアにしてはやや都会に住んでいるので、街のフツーの生活を送っています。でも車を少し走らせれば、畑や野山があるので、そんな自然の良い所を取り入れて暮らしている…という感じ。
まったくの田舎では、たぶんbutakoは寂しくて逃げ出してしまうだろうから、このちょっと街、ちょっと田舎な感覚がとても魅力的なのでした。

みんなはどんな場所が居心地が良いですか?
人それぞれに住みやすい環境ってあると思います。


*あ、そうそう、パルマ協会から頂き物の生ハム、この日曜日から食べていますよ!
解体は結局ミレッラにお任せしました。その様子はこの次に。

                                             butako
[PR]
by butako170 | 2009-02-05 23:31 | その他
ワインをイタリアで学びたい人
d0033983_19361791.jpg 
「今年はイタリアワインを本格的に学ぶぞー」と年明け早々、一念発起していたところ、ヒジョーに興味深いニュースが飛び込んできました。
イタリアソムリエ協会(AIS)の資格を取りたい方、耳寄りな話です!!
フィレンツェ郊外にあるAccademia dei vinというワインスクールで、たった7週間でソムリエの資格が取得できるというのです。
そこで、詳細を確かめるべく、実際にソムリエコースを受け、見事資格を取得した方から話を聞くことができました。
                             受講後の試験に合格した場合
<AISについて>
日本ソムリエ協会の資格が『民間資格』に対して、イタリアソムリエ協会(AIS)の資格は世界で唯一の国家資格。1973年、イタリア共和国国家元首令を正式に受けました。(条例539条)
AISは国際的なソムリエの組織「Worldwide Sommelier Association」の創立メンバーでもあるそうです。またイタリアではAISの資格取得にはおよそ3年間要します。

d0033983_19365958.jpg 
…という由緒正しき、しかも取得に時間のかかる資格なのですね。

そこをAccademia dei vinでは、たった7週間で取得できる(もちろん試験にパスしたらですが)ということです。実はこのワインスクール、AIS在日イタリア大使館の後援、認定されています。

・・・・・・・・・・Accademia dei vini・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

場 所:モンテカティーニテルメ(フィレンツェ郊外の温泉の有名な街)
コース:日本人に向けての短期集中型コース(7週間)
詳 細:教師陣はすべてAISお墨つきイタリア人講師。AIS日本人ソムリエによる通訳、日本語テキストを介して効率的に学べる。ワインの醸造学、イタリアのワインはもとより、フランス、世界のワイン、食べ物とのマリアージュなど。授業カリキュラム、資格などは本国イタリアのものと一切かわりなし。
メリット:本来イタリアではAISのソムリエ資格取得に約3年間要するが、このコースは7週間という短期間である。授業でしっかり試験対策が学習できる。
「仕事で時間が取れない」「海外長期滞在によるコスト不安」がある日本人も、安心して学べる。
流 れ:7週間のコースが終了時にAIS公認ソムリエの資格取得最終試験が行われる。(合否が分かるまで2ヶ月ほど要)イタリア語コースやコース後の研修としてインターンシップコース(ステージ)も学校に相談すると手配してくれる。
開校日:1月31日~3月18日、5月31日~7月18日、10月31日~12月18日             
定 員:8~20名
スタンダードコース:7500€:授業料、AIS教本とその訳本、テイスティンググラスや温度計、バック、オープナー等、試験受講料、研修旅行、7週間分の宿泊(ツインで相部屋、追加料金でシングルも可)、月~金の朝、昼、夕食。
 

d0033983_19374678.jpg 
 他にも1週間のオリーブオイルコース(Accademia dell'olio)が2700€であり、終了時にイタリア・オリーブオイル・ソムリエ協会(AISO)の資格のテストが行われる。
開校日:1月20日、3月20日、7月20日、10月20日 定員:~15名

詳細が知りたい方は、butako170@hotmail.co.jp までどうぞ。
AISのHPは、こちら http://www.aisnews.com です!

イタリアワインをもっと学びたい、資格を仕事に生かしたい、好きなワインを深めたい!という人にピッタリです。
d0033983_1938144.jpg 
 ああ、butakoもお金と自由があれば、このコース受けるんだけどなぁ。
ワインソムリエコースは次回の開校が5月末。これから渡伊のための計画をじっくりたてるもよし。
オリーブオイルソムリエコースならなんと1週間。これなら、会社勤めの人も長期休暇をとって、学ぶことができますよね。
でも重要なのは、これを取ることで、自分がどうなりたいか…です。仕事でも趣味でもどんなフィールドでもかまわないけど、それを生かしたり、楽しんだりできないと、宝の持ち腐れになってしまいますから。
でも、ほんの好奇心で参加っていうのも、アリですね。
その後、その人の世界がどう開けるかなんて、やってみないと分からないですから…。 (写真は、蛇口からでる赤ワイン。。。すげー。)

ああ、ワイン、魅惑の飲み物。
もっと知りたいなぁ。
                                            butako
[PR]
by butako170 | 2009-02-03 19:21 | 報告