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カステッルーチョの花畑
 
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カステッルーチョのの花畑が見所を迎えたと聞いて、山の師匠ジョバンニと今週、行ってきました。3ヶ月前の雪景色が嘘みたいに、美しく花咲く大地。
そう、カステッルーチョ村のある「ピアン・グランデ」と呼ばれる平原には、毎年6月になると、レンズマメやポピーの花が一面に咲き乱れ、それは美しいのです。
写真は奥が黄色のレンズマメの花、手前の赤がポピーです。

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するとジョバンニが「特別な場所があるんだ」とピアン・グランデの隣り合わせになっている平原につれて行ってくれたのです。丘一つ隔てたこの平原は「ピアン・ピッコロ」と呼ばれています。
なるほど、お隣の大平原に対して小平原といったところでしょうか。

ここはピンクや紫、白、黄色とあらゆる花が咲き乱れていました。
本当に絶景です。

そして丘一つ隔てているだけなのに、知る人ぞ知る…といった場所で、観光客の姿は一切ありません。時々、羊の群れと羊飼いが、丘の草原にはべっているのを見るくらい。

本当にのどかです。

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と、いきなりジョバンニが地面に目をやり、一心に探しています。実は彼の目当ては「ドゥリーノ」というキノコ。サラダやグリルにしたら、とびっきりおいしいそう。
探し方にコツがあるらしく、それをButakoに伝授してくれました。
そして無心にキノコ探しです。
ちょうど前日に雨が降ったらしく、適度に湿り気と暑さがあるこの時期は、キノコの生える絶好のコンディション。実際、ジョバンニは次々にドゥリーノを見つけていきました。

Butakoはそれのお手伝い。まだキノコに目が慣れていないので、あまり要領を得ないものの、たまに見つけては大喜び。ナイフで茎の根元から切っていきます。
でも、たまに虫やウジがキノコの中に潜入しているので、それをナイフで掻きださなくてはなりません。(この作業、ちょっと苦手…)虫食いがあまりに多いようなら、廃棄。取り除けば何とかなるものは、バスケットに。
まったく虫食いが無いものは、オッティモ(最高)! (写真のものはオッティモです)

さて、ここでピアン・ピッコロで撮った様々な草花のご紹介。

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 群れて咲くなでしこ。思わず日本に思いを馳せます。

 イタリアでは幸福を運んでくれるという、てんとう虫。でもちょっと過密すぎますね。







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模様の美しい蝶。


名も知らない白い花。










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本当に多種多様な花が咲いていました。
当然これだけ花が多いと、比例して多いのがハチ。花の数以上にハチもいて、ブンブンとうるさいくらいに飛んでいたのでした。
でも刺したりはしませんのであしからず。
このハチで作る蜂蜜って、きっとものすごく美味しいのでしょうね。見つけたら是非、味見してみたいものです。

さてさて、半日かけて収穫したバスケット一杯のドゥリーノは、師匠と私で山分け。
その晩、我が家ではおいしいキノコ料理に舌鼓を打ったのでした。
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                                              Butako
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by butako170 | 2008-06-28 17:11 | ウンブリア自然・山歩き
乾燥ポルチーニ茸のスパ・作り方大公開
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 イタリア旅行で買ってきた、もしくは友人からお土産でもらった乾燥ポルチーニ、どうやって料理するの?リゾットが格別だと、Butakoは思っていたのですが、先日、スパゲティに入れてみたら、これもメチャうまでした。

ハルさん、お待たせしました。
Butako風、ポルチーニのスパゲティを公開します。

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材料:二人分 

スパゲティ:250g(結構多め)
乾燥ポルチーニ:二つまみ(約20g)
その他のキノコ:適量(たとえばシメジ半パック、マッシュルーム半パックなど)
ニンニク:一かけ
タカノツメ:少々
オリーブオイル:大さじ1
バター:一かけ
パセリ:大さじ2杯
塩:適量

※すべてのパスタ料理にいえることですが、パスタのゆであがりとソース完成のタイミングが同時になるようにしてね。

1.多めの塩を入れたたっぷりのお湯でスパゲティをゆで始めます。吸い物よりやや濃い目の塩分。

2.ポルチーニきのこをぬるま湯で15分ほどかけて戻します。
3.生のキノコはいしづきの部分を取って、汚れを落とし、やや大きめに切ります。
4.パセリはみじん切りにします。

(要点1)
乾燥ポルチーニは、二人分ならお茶碗に入れて、ひたひたにつかるくらいのぬるま湯で戻します。

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5.にんにくを潰し、タカノツメと共にオリーブオイルで低温でじっくり炒めます。

6.キノコを入れ、中火で炒め、表面が色づいたら塩を少々入れます。

7.そこに戻しておいたポルチーニきのこを戻し汁と一緒に入れます。 (最後のほうは砂が混じっていることがあるのでもったいないけど、捨てます)

8.煮汁が半分くらいになるまで煮て、アルデンテに茹でたパスタをそこに投入。煮汁をパスタに染み込ませるように、煮詰めます。ここで、バターとパセリを入れます。

(要点2)火加減は強火。箸で絶えずかき混ぜて。2分弱くらいかしら。

最後にフライパンをあおり、ソースが麺にネットリと絡みついたら、出来上がり。 

(要点3)
スパゲッティの塩気があるので、味付け用の塩はほとんど必要ありません。でも薄いようなら、仕上げに煮詰める時点で、塩を加えます。(本当は邪道なんだけどね。)


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おいしそうな、茶色い麺に仕上がりました。
パルミジャーノは、今回はなし。あくまでもキノコの香りを生かします。

でも、もし生クリームソースで作るポルチーニパスタ(麺はタリオリーニなど)なら、パルミジャーノもかけるといいですよ。

今回のスパゲティは、麺と乾燥ポルチーニさえあればできる、シンプルメニューです。
でもびっくりするほどおいしいので、是非お試しを。
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by butako170 | 2008-06-25 01:49 | レシピ
発見!地元の八百屋さん
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やっと見つけたお気に入りの八百屋さん。

市場が金曜日しか立たないスポレート。さほど不便はないものの、やはり低価格で安心して食べられる野菜を求めていたButakoなのでした。
それがやっと見つかりました。

きっかけは友人ルチアが、「明日、農家が直営している八百屋に行くけど、一緒に来ない?」と誘ってくれたことです。「もちろん!」と二つ返事で請け合いました。

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 市内から車で5分。郊外といってもほんの5kmくらいしか離れていない畑のど真ん中に、ファーマーズ・マーケット「ビゾンニ」はありました。小さな看板は半分木に埋もれていて、注意深く探さないと、見逃してしまいます。

 簡素なトタン作りの小屋に入ると、そこは野菜&果物天国。季節の野菜がどっさりと並べられています。茄子に白茄子、トマト、キュウリ、ニンジン、新玉葱、新じゃが、サラダ菜各種、ズッキーニ、パプリカ…どれも市場値の半額~30%引きという破格の安さ。
思わずルチアをほったらかして、夢中で品定めしてしまいました。


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果物売り場もかなり充実ぶり。
今が旬のモモ類がわんさか。モモ、クルミ型のモモ、スモモ、あんず。あんずの実の大きいこと!葉もディスプレイされていて、産直の雰囲気をかもします。ところどころ傷がついていたり、ごくわずかながら虫食いがあるのは、減農薬で育てているから。

でも、よく見ると、値札のところにプーリア産、ラッツィオ産、シチリア産という文字もちらほら見えます。あれ?ここの畑のものではないのかしら?

 
 お店のおじいさんに聞いてみると、このファーマーズ・マーケットは全国各地の個人農家が出資して設立した会社だそう。やや冷涼なウンブリアでまだ季節が来ていない茄子やズッキーニ、パプリカなどは、南部の農家のものを輸送しています。こうすることで、初夏でも真夏の野菜が食べられるのです。なかなか考えられたシステム。


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そして真夏がやってきて、この農家でもそれらの野菜の収穫が始まると、市場の半額で購入できるのだそう。それでも農家の儲けは十分あります。小売店を通さないメリットは、生産者、消費者の双方にあるのですね。
しかもおいしくて、栄養価の高い、とれたての野菜が味わえるのです。
これは今後も通うしかないでしょう。
(写真はサラダ用のトマト売り場。イタリア人はサラダにまだ緑の未熟なトマトを使います。)

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 さて、この日のButakoのお買い物は、トマト、ルッコラ、サラダ用葉モノ、なす、新じゃが、メロン、モモ、スモモ、あんずを購入して7ユーロでした。量り売りなので、どれだけ買ったかお見せしないと高いか安いかは分かりませんが、スーパーで買うよりも3割以上安く購入できた次第です。
で、お客はいつも大入りのようです。この日もレジをするのに10分は待ちましたから。


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ルッコラは、苦味も強く美味。完熟トマトは、味に力があって、それこそリコピン満載な感じ。
果物はどれも甘くてみずみずしく、ロベも大喜びでおやつに食べています。
野菜のおいしさを改めて発見したButako。
ビゾンニさん、これからもお世話になりますね。

                                           Butako
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by butako170 | 2008-06-24 06:39 | ウンブリア地元ネタ
祝 ADSL開通★
 まずはご報告。
やっと自宅にADSLが整いました。
これで快適ネットライフが送れるというもの。以前の携帯を使っての接続は、転送速度が遅くて、ストレスたまったのですが、それに比べたら今は天国のよう。

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 さてさて、更新が滞っていたこの1ヶ月半の間、Butakoの家ではいろんなことがありました。
その一つが、旦那ロベルトの成人病の発見!!ちょうどVini nel mondoの時期に、足先に強烈な痛みが起きて、なんだ、なんだと騒ぎながら、お医者に行かせたところ、通風の発作であることが判明。
緊急に血液検査を命じられました。(イタリアの診療所では、血液検査もしてくれません。そのために病院まで行く必要があります。)

((写真))スポレートはただ今ジャスミンの花の季節

そして、結果。。。
息子の成績表を待つ母のような気持ちで、見てみると…
尿酸値  7.1     (正常値は7.0未満)
コレステロール 201 (正常値は200未満)
グルコース血糖 245 (正常値は220未満)

あ、糖尿病じゃん。そして当然、メタボですよね。
案の定、主治医も「軽度の糖尿病です。食事制限してください」とサラリのたもうたそう。

えーー糖尿病!!いくら軽度だと言っても、ショックです。
旦那の年齢から言って、とっくに警戒すべきお年頃には達していたのですが、なんせ、見た目が若いから(成人病と見た目は関係ないのに!!)、ま、大丈夫か、と都合よく思っていたのでした。

後日、また病院で予約を取り直して、ディエトロゴ(ダイエット専門医)のもとへ言ったロベ。
A4の紙を大事そうに持って帰ってきました。
そこにはお世辞にも読みやすいとは言えない、ディエトロゴの手書きの指示書が…。

「そんな厳密な食事制限はしなくていいって、言われたよ」とちょっと安心顔のロベ。
私もブタブタ製薬で循環器製剤を営業していたので、日本の糖尿病の食事制限の厳しさは知っていました。ま、彼は重症ではないにしろ。でもイタリアの食事療法って…
Butakoもかなり興味シンシン。

朝食:パン一枚にジャム(無糖か果糖入り) 牛乳コップ一杯
おやつ:果物一つ クラッカー一枚
昼食:イモ類、豆類中心。もしくはパスタ中盛りとサラダ
おやつ:フルーツ入りヨーグルト
夕食:各品目をバランスよく。パンは2切れまで。

基本的にアルコールはよくないが、止む終えない場合は、一日グラス1杯まで。

あまり、厳しくないようです。
野菜たっぷり。
あらゆる種類の肉は食べても良いが、週2回まで。
卵は週2個まで、生ハムは週2回、チーズは週2回まで。
魚料理、週2回以上。
サラミ類は今は控える。オリーブオイルは一日大さじ1杯半まで。

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なるほど、以前の肉が多めの我が家の食生活に比べると(ロベの好みで)、かなりヘルシーに、でも良い感じになっています。
早い話、野菜や豆を中心にした食生活を送るべしということなのです。

でも一つ問題があります。
おやつに食べる果物は、旬のものに限られるということ。旬以外のものだと、体内のフリー・ラジカル(活性酵素、すなわち体を老化、酸化させるもの)に対抗するだけの力がないので、摂っても意味がないそうです。無農薬か減農薬ならなお良いそう。へー知らなかった。
問題は、そういった果物を安く手に入れるためには、どうするかということ。
((写真))スポレート郊外では、小麦が色づき畑は茶褐色に。

以前、イタリアの野菜について報告した記事でも、Butakoは地元の八百屋を見つけたい!と書いていましたよね。いよいよ必死に探すときが来たようです。
しかし「渡りに舟」とはまさにこのこと。
それから数日後、友人ルチアがとっておきの八百屋がある…と教えてくれたのです。

その八百屋に先日行ってきたので、次回報告します。

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by butako170 | 2008-06-21 16:14 | ウンブリア地元ネタ
長らくブログの更新が滞っていました。
実は先月から、自宅の電話のADSLに取り付けようと試みています。
五月中ばになんとか固定電話の手続きは済んだのですが、なんやかんやで、すっかり遅くなってしまいました。
 というか、さすが後進国イタリア。固定電話の加入手続き一つにしてもスムーズに行きません。イタリアには、日本のNTTにあたるテレコム・イタリアという会社があります。最寄の事務所で手続きを終え、あとは自宅に技術者が来て電話線の工事をするだけ…という段階まで順調に運びました。でもそれからが大変。毎日、テレコム・イタリア系列のプロバイダー(アリーチェ)から、「インターネットは是非うちで」と連日電話がかかってきて、するとも言ってないのに、勝手にアリーチェに加入したことになっていたのです。

恐るべしイタリア。

結局、お世話になっていた事務所のおじさんが当局と話をつけてくれて解決したのですが、「彼女は外国人だから、きっと意味がよく分からなかったのでしょう」と話しているのを聞いて、ガックリ。外国人はある意味ハンディを背負ってるな、と痛切に感じたのでした。

そして、いざ電話の加入が済み、プロバイダー選び…という段階で、数社に電話したところ私の居住地は、ADSLの配線上アリーチェしか使えないということが判明。
なんてことでしょう!選択の余地無し。結局アリーチェにするしかなかったのです。でもスポレートってそんなに田舎じゃないのに。通信網はまだまだ発展途上のイタリアなのでした。

そんなこんなで手続きに手間取りましたが、6月初旬、晴れて自宅にモデムが送られてきました。長かった3週間。でもやっとこれで快適なネット生活が送れる…と思っていたのですが。。。
 
サービスの開始は6月18日からです。
え、私2週間も待たなきゃいけないの?サービスを始めるのになぜ2週間も必要?
と、呆然とした次第です。
イタリアという国に住むのには、本当に広い心が必要です。
日々「忍耐」を学習するButakoなのでした。

もうしばらくはネット・ポイント通いです。今週末、佳境を迎える例のプロジェクトも、ネット・ポイントと友人宅にお世話になって、なんとか仕上がりつつあります。
ブログの更新、もうしばらくお待ち下さいませ。
この2ヶ月間のとっておきの出来事を、後日アップしたいと思います。

             Butako
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by butako170 | 2008-06-13 22:13 | 報告