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初めての豆腐作り
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 先日スローフード播磨と豆腐屋さん共催の『豆腐百珍の会』に参加しました。
参考:4月20日の記事はこちら

 6月2週目の百珍の会では、豆腐作りを実施。
今までは江戸時代のレシピ本の再現(豆腐を使った料理)だったのですが、このたびは基本に戻って豆腐を作るとのこと。
 butakoにとっては、願ったりでした。
というのも最近、自宅で豆腐作りにチャレンジしたものの、上手く固まらず失敗。
イタリア行きを目前に、なんとかマスターしたいと思っていたところだったのです。

 実施場所はいつもどおり姫路の梅沢豆腐店さんです。
店主の梅沢さんは温和で真面目な方。丁寧に豆腐の作り方を教えてくれます。
butakoは梅沢さんの柔和な笑顔の一ファンなのです。

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 実践してみて目からウロコ!豆腐作りには大事な要点がありました。

①豆成分8%以上の豆乳を使うこと
②にがりを入れる温度は75~80℃
③にがりは水で薄めて徐々に入れると、かたまりが出来ないので良い


どうやら前回失敗したのは①②いづれかのポイントをはずしていたためでしょう。

にがりを入れて10分ほど置いた豆腐、木型に入れると木綿豆腐、ざるに揚げるとざる豆腐、鍋のまま放置するとおぼろ豆腐になるというわけです。

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 参加者たちは豆腐作りを終えると、22種類のトッピングの支度にかかりました。
トッピングは納豆とモロヘイヤ、鮭といくら、ミンチとなす味噌、ミョウガ等・・・作業すること90分、それではお待ちかね試食タイム。

 22種類の豆腐のトッピングを卓上に並べます。
圧巻!豆腐バイキングみたい。
まずは何もつけないでいただきましょう。うーん、大豆の優しい甘味が口に広がり美味。国産大豆はコクもあり、豆腐自体に力があります。そして冷奴バイキングを堪能。

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 九州の郷土料理おからの寿司もクセになる味わい。おからに混ぜ込んだ生アジと酢がさっぱりとしていて、みなさんパクパクと食べていました。

 これで豆腐作りは一通りマスターしました。ミキサーと温度計を買えばいつでも作れるというわけです。幸運にもロベルトは大の日本食好き。豆腐を作ると喜んで食べてくれるでしょう。あちらでは週2回は日本食を作りたいと思っています。

 『スローフード播磨』の皆さま・・・半年間という短い間でしたが、こちらの活動に参加させていただきありがとうございました。これからも地域の活性と郷土料理の伝承のため、がんばってください。
 butakoもウンブリア州の支部にて活動をしていきたいと思っています。

 そして、読者の皆さま・・・もしスローフードの活動にご興味があるなら、地元の支部にコンタクトを取ってみてください。活動を通してふるさとの食や素敵な人々に出会えるでしょう。地元がもっと好きになること間違いなし。

 地元の支部を探すには
「国内のコンヴィヴィウム」をクリックしてみてください。
スローフード ジャパン
                                               butako
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by butako170 | 2007-06-25 20:27 | ハリマ(地元)ネタ
神戸新聞エッセイ 6月1日夕刊掲載
「スロー風土の食卓から」
第4回パスタの話(下)
母から娘へ手打ちの味


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 中部イタリア・ウンブリア州の街スポレートに滞在中、友人が「おばあちゃん直伝の生パスタを作るから来ない」と誘ってくれた。地元名物ストランゴッツィだ。
 まず強力粉で山を作り中央をくぼませ、そこに卵と塩を入れる。くぼみを崩しながら徐々に混ぜていく。生地の硬さは水で調節するのよ、と友人。
 昔は卵が高価だったので粉と塩のみ。ソースはトマトに唐辛子とパセリを加えスポレート風に。秋は野生のキノコを煮込んで作る。

 イタリア中・北部は生パスタの宝庫だ。生地をめん棒で伸ばし細く、あるいは広く、ひし形に切る。ソースとの相性でめんの幅や形を変える。
 例えばイノシシ肉のソースには、ふぞろいに切った麺=マルタリアータが抜群。濃厚なソースに負けない大きめの麺だ。
 細かく刻めばスープの浮き実に、大きいままならラザニアに使おう。農家のハレの日のごちそうで、今でも家族がそろう日曜の昼食は、焼きたてのラザニアが喜ばれる。中のチーズがとろりと溶けて、なんとも美味。

 中部イタリアにはこのほか、エミリア州の詰め物系パスタ、トルテリーニがある。中にひき肉やハムなどの具を入れて包む。嫁入り前の娘に修業させたという。弦を張った機械にめんを押し当てて作るキタッラ(ギター)は製法が珍しい。
このようにイタリアには地方色豊かな生麺がたくさんある。代々母から娘に継承されてきた伝統麺は生きた遺産。最近は簡便な乾燥モノや市販品も多く出回るが、その人気は、なお健在だ。やっぱり手打ちが最高。 
 とはいえ、のど越しのいい乾麺にも目がない私。
山盛りのトマトスパゲティを無心にかき込む魅力も捨てがたい。

 最後においしいパスタ作りのコツを二つ。①麺はタップリの湯(塩分1%)でゆでる②ソースに麺を入れたら、ゆで汁を少し加え、ツユダク状態で麺とよく絡ませる。強火でソースがねっとり(乳化)するまで混ぜれば出来上がり。
 

写真説明
ストランゴッツィの作り方を説明する友人=スポレート、友人宅
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by butako170 | 2007-06-24 21:21 | 神戸新聞 掲載記事
オレンジの会にて butakoのなんちゃってイタリアン
 ブログの更新がだいぶ滞っておりました。
先週、今週とも原稿書きに没頭。
おかげで神戸新聞用の原稿を16回分仕上げることができ、ホッとしました。
(11月分まで先取り。イタリアのネット事情が悪いので、なにぶん仕方がありませんね。)

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先週金曜日、オレンジの会という施設を借りて、友人たちになんちゃってイタリアンをふるまいました。butakoのアシスタントをしてくれたのは、最近料理に目覚めた友人Fくん。

・オレッキエッテ(ブロッコリーのソースで)
・スパゲッティ・ボンゴレビアンコ
・ズッキーニのカルパッチョ(ミント風味)
・粉吹き芋・ジェノバペースト和え
・Fくん特製ギリシャ風前菜(ブルスケッタを添えて)

昼食会はなかなかの盛況。
みんな美味しいと言って食べてくれました。

オレンジの会というのは、ひきこもりの人が気軽に集える会。
私も縁あって、ここの関係者の方と知り合いになり、このたびは台所を拝借したというわけです。
初対面の人も交えての食事会、とっても和気あいあいとしていて、楽しかったですョ。

                                   butako
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by butako170 | 2007-06-20 15:43 | その他
おしらせ 神戸新聞&JITRA
 *今週末6月15日(金)の神戸新聞(夕刊)に「スロー風土の食卓から」が掲載予定!
おかげさまで5回目を迎えます。
一年間、22回の連載予定ですので、まだまだ駆け出したばかり。
だんだん新聞エッセイの調子がつかめてきました。
700字あまりの小さなスペースに、どういう世界を展開するか。リズム良く・分かりやすく・面白い記事をモットーに書いてます。

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神戸方面の方は是非お買い求め下さい。

 *6月15日(金)イタリアの情報サイトJITRAでbutakoの記事が更新されます。
今回で4回目。サルデーニャ島で過ごした夢のような休暇の様子を綴ってます。
是非見てね。 JITRAの粉川妙のページ

この前、ビールが余ったので、発酵させてフォカッチャを作ってみました。
butakoが好きなタマネギをのせたヤツ。
生地の膨らみは少し足りなかったけど、小麦の香りがして、おいしくできあがりました。
焼きたてを母butamiとともに、いただきました。うまい!

                                          butako
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by butako170 | 2007-06-14 00:35 | 報告
航空券ゲット!
お騒がせしていた航空券がついに取れました。
大○航空で、7月1日の便です。
関空を朝の9時40分に出発したら、ローマには夕方6時に着く予定。
到着日は日曜。彼氏のロベちゃんが迎えに来てくれるそうなので、重い荷物に悩まされず、快適にスポレートまで行けそうです。
みなさまにはご心配をお掛けしました。
この喜びを表現するには、やっぱりこの写真かな。

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先日のIHクッキングヒーターのバイトにて。
butako満面の笑み。だってピチョンくんだよー。

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by butako170 | 2007-06-08 22:30 | 報告
航空券で悩む
 butakoの渡航は6月末か7月初旬を考えています。
先週から、旅行会社に電話してチケットを探してもらっているのですが、なんと問題発生!!

結婚のためイタリアに行くので、当然片道チケットだけでOKのなずなのですが、ヨーロッパに旅行するときは、ビザなしで帰りの航空チケットがないと、イタリアの入国審査で止められるおそれアリ。

 なーんだ、じゃあ往復で買えば?
 往復チケットのほうが、片道よりも下手したら安いじゃん。

しかし、これも「待った!」なのです。
というのも、帰りのチケットを使わなかった場合は、ペナルティがかかり、
追徴金が課せられるのです!
基本的に往復券を買ったら、使わないといけないそう。
航空会社と旅行会社の間で決められているんだって。
だから旅行会社も、ハナカラ半券捨てるつもりのお客には、往復で売ってくれない。

片道チケットじゃ、入国できない。
往復チケットじゃ、帰りをキャンセルできない。

・・・どーするbutako!アリタリアのポイしていい正規のチケットがあるそうですが、高くて庶民のbutakoには、ちょっと厳しい。

そこで、知り合いの旅行会社に相談して、一社見つけました!
大○航空ならこの旨を一筆したため、復路のキャンセル代を請求をしないと誓約すれば、なんとか行けるらしい。

でも、butakoの希望する6月末は、予約で一杯でした。
ただ今キャンセル待ちを入れております。
どうか無事に空席がとれますように!

                                           butako
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by butako170 | 2007-06-04 19:14 | その他
レモンの若葉
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 6月末の渡航を控え、家で原稿を書いていることが多いのですが、庭の緑には心が癒されます。
特にレモンの若葉が、そよ風に気持ちよさそうに吹かれる様子は和みます。
なぜかそこだけ時間がゆっくり流れているような…。

Butakoは6月末、住み慣れた日本を離れ、イタリアへ嫁ぎます。
本当はブログでは言わないつもりだったのですが、隠すことでもないし、私の今の心境も少し綴りたかったので、思い切って公開しますね。

 昼下がり、このレモンの葉を眺めていると「こんな風に実家で過ごすのも、最後だなー」としみじみ思えてきました。24時間、両親と過ごせる最後の時期です。
Butakoにとって、こうして彼らと日常生活を送れることが、今はとても尊く感じます。
今日の昼食に、本場で習ったパゲッティを作ると「有難いなぁ、こんな美味しいパスタ作ってもらえて」と父がとても喜んでくれました。母と畑を世話しながら、もぎたてイチゴをその場でパクリ。赤く染まった歯を見せ、母子で微笑むのでした。

 現在、母はbutakoがあちらでの結婚式(市役所で挙げるほう)に着る礼服を作ってくれています。父はbutakoの神戸新聞用の原稿を校正し、プロの目で指導してくれています。
両親には最後までお世話になりっぱなし。
親孝行らしいことは特に出来なかったなぁ。
しかもこうして遠いところに嫁いでしまうなんて、ちょっぴり申し訳ない。(と言いつつ、取りやめる気はないのだけれど)

 レモンの若葉を見て、両親に対する深い感謝の気持ちが溢れてきました。
レモンの木には、すでに白く可憐な花も付けています。
しかし実が成る頃には、butakoはいません。せめてリモンチェッロの作り方を母butamiに伝授しておくとしましょう。リモンチェッロを飲みながら、健康で夫婦仲良く過ごしていてください。
butakoもブタ川家に負けないくらい、楽しくてオモシロイ家庭を築いていきますから。

                                             butako
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by butako170 | 2007-06-04 19:01 | 報告