カテゴリ:サグラ・祭り( 23 )
アレッツォの骨董市
「アレッツォの骨董市は規模が違うから、一度行ってみるといいよ」
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何度か友人に言われていたのですが、片道170kmと微妙に遠くて、行けず仕舞いでした。
今回、イースターをBogro dei corsi というアレッツォの山奥で過ごすことになり、イースター当日の日曜日も骨董市が開催されるというので、午前中はそちらへ行くことにしました。

アレッツォは8年前にピエロ・デッラ・フランチェスカの『十字架伝説』のフレスコ画が残る聖フランチェスコ教会とグランデ広場をちらりと覗いたっきり。
街の輪郭も定かではなく…。なので今回の骨董市で街を歩くのは、嬉しいプログラムでした。
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さて、街の入り口は歩行者天国になっていて、通りの左右は出展者たちの展示品で埋め尽くされています。
なかには、年代物のブリキの仕掛け人形を、お客さんに熱心に説明している主人も。面白そうだったのでbutakoも思わず聞き入ってしまいました。
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『ガラクタ』と呼ばれるようなものもあり…。
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いろいろと冷やかしながら店を回っていると、聖フランチェスコ教会が見えました。
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あの『十字架伝説』に再会できるかな?
でもたしか予約制だったことを思い出し、ダメもとで中へ入ります。
すると今日は入場券売り場も無人で、教会へは皆普通に入っています。「ひょっとしたらイースターだから無料で解放しているのかしら?
もしくは4月の第一日曜日だから?」
事情は分かりませんでしたが、十字架伝説が見れるので、喜びつつ入場しました。
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後陣のフレスコ画へは策がしてあって入れなかったですが、遠くから堪能。このフレスコ画、修道女が花束を持っています。バラや青い花など…。このアイテムを持った聖女って誰かしら?
ご存知の方がいましたら、教えて下さいませ。



教会の見学を見終えて、街の中心グランデ広場中心へと向かいます。
傾斜のある広場は、あの『ライフ・イズ・ビューティフル』の舞台になったことで有名になりましたね。




ここはアンティークな家具がずらりと並び、壮観です。
広場を取り囲むように、教会や市庁舎、回廊などが並び、あたかも舞台装置のよう。
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ここでY婦人が、「このあたりに『マリーア、キアーヴェ(鍵)』で有名な小窓があったはず」とおっしゃいます。
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声だけの場面で、村人のシーンなのですが、マリアという奥さんに、鍵をくれ、と叫ぶと、小窓からぽーんと鍵が放り投げられて、それをナイスキャッチする…というもの。
何度も「マリア、キアーヴェ」のシーンは出てくるそう。
観客は思わずクスリと笑ってしまいます。
繰り返しはギャグの基本。
微笑ましいですね。

広場の一角にあるアンティーク屋さんの売り物の鏡を使って、熱心に身だしなみを整えているシニョーレを発見。
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思わず撮ってしまいました。

こんな感じで街をそぞろ歩き。
普段のアレッツォの街も落ち着いていて素晴らしいですが、骨董市が立つ日は、また違った趣がありますよね。
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満喫した後は、聖フランチェスコの聖地ラ・ヴェルナ山へ向かいます。
そこではとんでもないハプニングに見舞われるのですが…。
続きは次回をお楽しみに。

butako170
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by butako170 | 2015-04-20 04:36 | サグラ・祭り
イタリア最大の黒トリュフ祭 Nero Norcia
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先日3月8日は北イタリアで料理修行をしているFさんが、遠路はるばるスポレートまで来てくれました。

そこで2日間にわたってウンブリアの食を楽しんでもらう旅へお連れしました。
1日目はノルチャの黒トリュフ祭。
2日目はカンペッロ村のオリーブオイル工房と、モンテファルコのカンティーナ見学と盛りだくさん。
ノルチャでは食い倒れの1日でしたよ。
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イタリアで最大と言われる黒トリュフ祭Nero Norciaは今年で52回目。
もう半世紀以上続くフェアです。
毎年2月の最終週末と3月初旬の週末の2週間に渡って開催されますが、なぜこんな寒い時期なんでしょう?

黒トリュフの中でも最高級と言われる『ネーロ・プレジャート』の旬は1月、2月。
だからこれでも開催時期はやや遅いのですが、なんせノルチャは標高600mのアペニン山脈の町なので、真冬の催しは寒すぎます。寒さが少し和らぐこの時期がギリギリなのですね。

会場は、聖ベネディクト広場を中心とした屋外。
今日は気持ちのいい小春日和なので、人がたくさんやってきました。
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いろんなブースが立ち並んでいて、ノルチャを中心とした様々な生産者が軒を連ねています。
地元のペコリーノチーズの美味しいこと!
特に3年熟成が旨味が凝縮して、羊のチーズなのに全然臭くなくて、旨味が堪能できます。

そしてフェアの目玉は、黒トリュフ!!
市庁舎前の一番良い場所は、地元で有名なUrbano社が陣取ってました。
黒トリュフの魅惑的な香りは、中毒になりますね。

食べ慣れたサマートリュフではなく、ネーロ・プレジャートなので色は漆黒。香りはより高貴…というか、なんとも表現しがたいのですが、奥行きがあります。

外にもカラブリアやプーリアから来ているブースを物色。
Fさんは、現在イタリアの食を勉強中ということで、興味が尽きない様子。
イタリア10年選手の私は、いろいろとレクチャーして差し上げました。

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アレッツォから来たチーズ屋さんがとっても美味しかったです。
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地元のチーズをブドウの絞りカスや穀物で漬けて香り付けをするAffinatoreをやっている男性。
気前良く試食もさせてくれるし、いろいろと親切に教えてくれました。
Fさんより「良い生産者の見分け方は?」と聞かれたので、私が思う見分け方を伝授。

1)まずは商品そのものが美味しいこと
2)良質の食材を使っていること
3)生産者に情熱があること
4)その人なりのこだわりがあること
スローフード協会の会員になっている生産者は、良い生産者であることが多いかもしれませんね。

ブースの試食で、結構お腹が膨れて来たので、腹ごなしに催しを見学しましょうか。

まずは城壁の外で行われていたトリュフ犬の競技。
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縄の張られた場所に、犬を離し、時間内にいくつトリュフを獲得できるかを競います。
もちろんエリア内にはあらかじめトリュフが仕掛けてあります。

どの参加者も真剣。
迷彩服を着ているのも、この業界ではユニフォーム的なものかもね。
たいてい猟師とトリュフ採りの人って同じ人であることが多いので。

たまたま私たちが見た参加者ですが、5分ほどの短い時間で、3つも取っていました。
「すごいですね」と話しかけると、
この犬は10歳だけど、生後数ヶ月の頃からトリュフの臭いを嗅がせて、訓練してきたのだそうです。
しかも白トリュフ専門犬なんだとか。
「え?この地域で白トリュフ?」と聞くと
トレヴィの辺りでは採れる…と言っていました。
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(ご主人が促しても従わない。結局ここで3つ目のトリュフを見つけた)

実はトリュフ犬の犬種というのは存在せず、どんな犬でも生後すぐに訓練するとトリュフ犬になるのです。
だいたいは扱いやすく食費も抑えられる小型犬を仕立てることが多いですね。
そんな男たちの熱い戦いを尻目に、また旧市街へととんぼ返り。

聖ベネディクト広場は黒山の人だかりです。
人をかき分けて見てみると、『昔ながらの職人デモ』を行っていました。
2組の鍛冶屋さんが、汗をかきながら作業をしています。
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ブルーのつなぎを着ている2人組は、ノルチャでベットの枠や鉄細工を行っています。
地面に下絵を描いて、それ通りに鉄を加工するのです。

もう1組は、馬の馬蹄を作ってはめるデモをしていました。
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動物が場にいる、というだけで大盛り上がりなのですが、馬蹄を履かせるシーンを見ることなど、一生にあるかないかの機会。
ギャラリーは固唾を飲んで見守ってみました。

それにしても、馬のツメをカンナで削っていくのですが、それが痛そうで。
見ている子供も「痛そう」と心配していましたが、職人デモの実況をマイクで行っていた友人アゴスティーノ(CEDRAV勤務)が、
「馬の爪は神経が通ってないから、痛くないんだよ。」
なるほど〜。
「今に見てご覧、熱い鉄を馬の爪に履かせて、密着させるから」
!!!
とすごいことを言っていました。

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そうこうしているうちに、タンパク質の焼ける嫌な臭いが…。
たしかに馬は熱い馬蹄を履かされても、まったく動じていませんでしたが、顔をブルブルとふるわせて少しうっとうしがっていました。
なのできっと「くすぐったい」程度なんだろう、と思いました。

色々と面白いイベントがあって充実の半日。
アルバの白トリュフ祭に比べてどう?とFさんに聞いてみると、
あっちは、入場料を取られたのに、試食もあまりさせてくれず、屋内で人も多かったので、ノルチャの方が楽しかったし勉強になりました…と言ってくれました。

そしてお楽しみの黒トリュフランチです!!
私がイチオシのラ・グアイタにお連れしました。
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いつものアンティパストミストと、奮発して黒トリュフ(ネーロ・プレジャート)のオムレツを!
ここのシェフの腕は一流。
特に卵を扱わせたらすごいのです。
トリュフがふんだんにかかったフワフワオムレツの登場です〜。
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今までイタリアで食べたオムレツの中で一番美味しいです!とFさんは絶賛していました。
銘酒ロッソ・ディ・モンテファルコとともに頂きました。

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そして、気になるパスタを3種類!!(だからセコンドは割愛)
黒トリュフ(ネーロ・プレジャート)のフェットチーネ。
そしてドメニコシェフの発明した小麦粉と塩だけで作る手打ちパスタRIGOLI(リーゴリ) 。
野生のチコリとサマートリュフを合わせた、絶品パスタです。

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そしてセコンドにはアマトリチャーナとメントゥッチャ(メクサハッカ)で煮込んだアーティチョーク。アマトリチャーナは何も言わないとメッツァマニケ(ショートパスタ)であえられるので、スパゲティと指定することを忘れずに。
ここのシェフは、本場アマトリーチェのホテル・ローマに長く務めたシェフなので、味は折り紙付きです。

濃厚なソースは、ノルチャの試食で結構満腹だった私たちの胃袋には、きつかった〜。
久々の食い倒れ。
堪能しましたよ!!

食後のドルチェと手作りクレマ・ディ・リモンチェッロを頂いて、満足&満腹で山を下りました。
黒トリュフづくしの1日目。
さて2日目の食はいかに?

                                 butako170


【トリュフ豆知識】イタリアで採れるトリュフは9種類あります。
興味のある方は↓へ

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by butako170 | 2015-03-14 04:03 | サグラ・祭り
ペルージャの聖日サン・コスタンツォとトルコロ
1週間遅れのレポートになりますが、1月30日はペルージャの聖人コスタンツォの祭の日でした。
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サン・コスタンツォはペルージャで初めての司祭であり、紀元170年、マルクス・アウレリウスの命により殉教します。

その聖人を祝うペルージャ人たち。
この日、欠かせないのがトルコロという名のドルチェです。
(写真は老舗バール"サンドロ"のショーウインドーに飾られるトルコロ。板絵が聖コスタンツォ)

トルコロは、発酵生地のなかに、アニスや柑橘類の砂糖漬け、干し葡萄、松の実などが入ったリッチなパン。大きなドーナツ型は、彼の死に方を示している(汗)。そして生地にちりばめられたオレンジやチェドロの砂糖漬けは、宝石を表しているそうです。

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さて、今日は正午には、ペルージャ歴史地区のヴァンヌッチ通りにて、街のお菓子屋さんが作ったトルコロが、市民に振る舞われます!!

私と友人T子さんが会場に到着したのは、11時50分。
なにやら木製のブースの回りにはすごい人だかりです。
人々が開幕を今か今かと待ちわびています。

そして12時。
開場しました。
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15m四方の開場には、木のテーブルが向かい合わせに並んでいて、赤いテーブルクロスの上には、トルコロがいっぱい!!
Etrusca、Cerquiglini、Pasticceria Antica Perugia…テーブルの奥には、どのそしてどこのお菓子屋さんが提供しているかが明記しています。

しかしそれにかまっていられないほどのすごい人!
皆、置いてある紙ナプキンに、トルコロをいくつも取っては、それに包んでいます。
もう略奪戦です。
私もロベルトにも食べさせてあげたいので、1つ余分に頂きました。
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そして頬張る、頬張る!


おいしそうに食べてる皆を私も食べながら、カメラに納めていきました。


あ、ペルージャの料理学校Universita' dei saporiも参加していて、料理教室でお世話になった恩師もトルコロを必死で振る舞っていました。

(本当に大変です。ご苦労様です)

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そして会場の一角にはビンサントが配られています。



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ここではお世話になったAISの恩師やソムリエたちが働いていました。
後味すっきりのビンサント。
レーズンや砂糖漬けのほのかな甘みのあるトルコロと相性ばっちり。

いろんな店のトルコロを味わうと、面白いことに味の違いは歴然としています。
あるものはアニスの香りが高く、あるものは柑橘類の砂糖漬けの味が数種類入っており、とてもフルーティ。あるものは松の実とレーズンだけのシンプルなもの。
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また食感もバターが多くしっとりしているものから、みっちりと組織の詰まった生地まで様々です。

全部で15社ほどあったでしょうか。
これだけのトルコロをいっぺんに味わう機会は、そうありません。

この情報をくれて、市内まで案内してくれたT子さんに感謝です。
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さて、家に帰って、数日は朝食がトルコロ三昧になりました。
シュガーバターを塗って、それをオーブンでこんがり焼くと、これまた格別!
紅茶ミルクとよくあい、食べ過ぎてしまい危険です。

ロベルトは味の違い、あまり分からないって言っていました。ちゃんと味わってよ〜。

サン・コスタンツォの祭で、トルコロの違いとイタリア人の執念(がめついとも言いますが)を知ることができ、非常に有意義でした。
ペルージャのドルチェはなかなか面白いものがあります。

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by butako170 | 2015-02-07 08:28 | サグラ・祭り
麻料理のサグラ in Sant'Anatolia di Narco
昔むかし、麻の産地が山間の村にあったとさ。
村のそばを流れる川の水を引き入れ、麻を栽培し、繊維にしたものを機織り、布にしていた。
その布がたいそう高品質で、市場では高値で取引をされたそう。
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そう、その村の名は、Sant'Anatolia di Narco(サンタナトーリア・ディ・ナルコ)。
スポレートから10km離れた村で、ウンブラの谷からネリーナの谷をつなぐ長さ4kmのトンネルを抜けた直後にある村です。

ロベルトの弟と妹が、それぞれ家を買って住んでいるので、butakoにとっては馴染みのある村。
そこで、名物の麻を使ったサグラ(食祭り)があるというので、先日行ってきました。
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麻はイタリア語でCanapaと言います。
布にするための繊維は、茎の表皮を使います。
そして可食部は実です。実を絞って油を抽出したり、その絞りカスは粉にして食用にしていました。
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品種によっては、麻薬成分を含むので、日本では栽培が禁止されていると思います。
ここで栽培される麻は、麻薬成分は微量なので、まったく心配が入りません。
現在は3ヘクタールの畑で麻を栽培しています。

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許可をもらい、ちょっとだけ見せて頂いた食堂。
さてさて、麻ずくしの夕食を詳しく解説しましょう。
Pinaに説明してもらいました。

サグラに用いた材料は3種類。
・麻の実(油を搾ったカス)
・麻の実の粉
・麻の葉
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麻の葉以外は、ピエモンテ州の農場から購入したものです。
麻の実を製粉する機械をそろえるのにお金がかかるので、地産は難しいのだそう。
わずか3ヘクタールから収穫される麻の量はしれているでしょうから、高価な機械を買うのは、割に合いませんよね。
その代わり、麻の葉は自前です。

さて、アンティパストですが、
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麻の実をふりかけたブルスケッタ、麻の粉と葉入りフリッタータ(卵焼き)、粉と実入りのトルタ・サラータ(塩からいケーキ)、麻の葉の天ぷら、麻の実入りペコリーノと、サフラン入りペコリーノ、生ハム、カポコッロという内容です。

麻の実は、ガリッとした歯ざわり。
そう、七味唐辛子に入っている丸い小さい実が、麻の実です。中の油が抜かれて、やや砕かれているので、ややしっとりした感じ。
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トルタ・サラータやブルスケッタは、その粒が少しさわるので、にぎやかな食感です。

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そしてプリミは変わってて、味も良くてお気に入り。
麻の粉を練り込んだパスタとニョッキでした。
麻粉が10%ほど入ったタリオリーニは、褐色でザラリとした食感が、病みつきに。
歯切れよい麺になっていて、そこにシンプルなピリ辛トマトソースがよく絡んでいました。

そして絶品の麻粉入りニョッキ。
柔らかいニョッキですが、口でスッと解けながら、かつザラリと食感が残ります。
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ソースはノルチーノ(サルシッチャと生クリーム)。
コクもあって、ニョッキとよく合うソース。
両方とも結構なボリュームですが、ぺろりと食べてしまいました。

そして、セコンドは牛肉&豚肉のスペッツァティーノ(煮込み)とサラダ。
普通にお肉がホロホロと柔らかくて満足のいくお味。
まぁ、量がすごいのが、やはりイタリアの村のサグラですね!

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そして麻づくしのドルチェ。
麻の実と葉っぱが載ったパンナコッタは、ミントの味がしてフシギで美味。
そう、麻の葉って、メクサハッカとミントを足して割ったような味がするのです。しかも、葉っぱを食べてもしないのに、長く何かに浸けておくと、香りの成分が出てくるみたい。

そして麻粉と実の入ったカントゥッチ(ビスコッティ)。
ビンサントに浸けて食べれるように、添えられていたのがウンブリア風です。

これだけの内容で、お水も付いて15ユーロ。
なかなか満足できる内容でしたよ!
そして何より珍しいですよね。

麻ミュージアムに働くValentinaが、村のミュージアムに是非遊びにきて、と誘ってくれました。
かつての村の名産が、今は町おこしの材料にもなっています。
健康志向が高まる現在、麻粉には必須アミノ酸がすべて含まれ、高タンパク低カロリー食材ということで、一部の人々にはブームになっているみたい。
その波に乗って、村の産業として返り咲ければ良いですね。

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by butako170 | 2014-08-21 07:42 | サグラ・祭り
2014年9月19~21日 モンテファルコのワイン祭
9月19(金)~21(日)に開催されるモンテファルコのワイン祭に参加しませんか?

今年もそろそろやってきますよ!

年に一度の収穫祭『モンテファルコ・エノロジカ』。


ウンブリアのワインの聖地モンテファルコで、サグランティーノが飲み放題といううれしいお祭り!
おまけに日曜日の午後は、コムーネ広場に屋台ができて、無料で新ワインを振舞ってくれて、本当に収穫祭の熱気が味わえるのです!

日本ではなかなか手に入らない(しかも1本5000円する!?)サグランティーノの作り手間の飲み比べもできるのです。是非、モンテファルコにいらっしゃいませんか?

ローマからも日帰りで来れるツアーを企画していますので、この機会に、ぜひお越し下さい★

2013年のレポート
2012年のレポート

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by butako170 | 2014-08-09 00:19 | サグラ・祭り
大迫力、ウンブリアの白トリュフ祭!!  
d0033983_5295253.jpg来年1月9日~2月17日まで日本に帰国予定です!

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こんにちは~!
今週は雨ばかりのイタリアです。

雨が降るたびに、秋が深まっていくような気がします。
でも今年はまだ暖かい日が続いているほうなんだけれども。

さて、実りの秋ならではのサグラ(食の祭)が各地で続いていますが、今日は、白トリュフ祭のご紹介。
しかも今回は地元ウンブリアでのお祭りです。

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え?白トリュフといえば、アルバでは?
またトスカーナのサン・ミニアートも、マルケのアクアラーニャも、たしか有名。
上記はいわゆるイタリア三大白トリュフ産地と言われていますが、
地理や気候が良く似ている場所ならば、それ以外でも採れるのです!

ウンブリア州では、チッタ・ディ・カステッロと今回ご紹介するファブロFabroが有名(らしい)。

ファブロ・・・実は、このサグラがあるのを知るまでは、どこにあるのか知らない街でした。
人口2500人の小さな町は、
オルヴィエトから北西に30kmにあります。

今回は、ちょうどこの時期に合わせて来伊されたIご夫妻のアテンドで、このサグラ訪問をご提案頂きました。
11月8日(金)~10日(日)までで、会場では白トリュフや各地の特産物が売られています。
そしてサグラのメイン・イヴェントが「世界一大きなトリュフのフリッタータ(オムレツ)を作る」こと!!!
しかも白トリュフ!
しかも見学者たちに振舞ってくれると言うではありませんか!!
これは行かなきゃ。

16時からフリッタータの仕込が始まるということで、15時過ぎに着いた私たちは会場へと急ぎました。
街に入ると、物産のテントがずらりと並んでおり、
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いちいち足を止めて味見をしてしまう私たち。
一向に前に進みません。
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心を鬼にして、会場へ向いました。

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クレーン車が広場の手前に鎮座し、100人ほどのギャラリーがそれを取り囲んでいます。
広場のまんなかには、ブロックを丸く並べただけの簡易窯の中に、炭火が燃えています。

見慣れない装置に肝をつぶしましたが、それも『世界一大きなフリッタータ』誕生には欠かせないものなのです。

そこでは村人たちが、必死に卵を割る光景が・・・。
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15人ほどでしたが、ほとんどが女性でした。
中にはおじいさんも混じっていましたが、必死の形相で卵をボールに割りいれています。

司会者のお爺さんが、その様子を実況中継。
Eurovoと書かれた巨大なダンボールから取り出される無限とも思われる卵のケース!
(スポンサーのEurovoとはラヴェンナの会社です)
その数、2323個なり!!

市長さんが数字占いに凝っていて、その数にしたそうです。

卵を割るだけで15分くらいかかっていましたか。

そして1つ10Lはあるだろうプラスチックの巨大な桶5つに、卵を入れました。
それぞれの桶に、トリュフソースとトリュフオイルを投げ込んでいきます。
トリュフ製品を提供したのは、地元の会社Etruriaでした。
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ソースの巨大な瓶が次々と開けられていくたびに、ギャラリーのテンションは上がっていきます。
塩を投入して、巨大なハンドミキサーが登場です。
これは、ペコリーノチーズなどを攪拌するときに使う業務用のものですね。

入念に混ぜ終わり、いよいよ、薪が燃えさかる巨大な窯の上に、直径2m以上あるフライパンが置かれ、ラードが溶けたら、オイルを入れ、なじませます。

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薪の後ろには、ミニクレーン車が控えています。
用具もすべて規格外、ダイナミックですよね。

そしてフライパンが十分熱したところで、卵液、投入しました~。
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投入しおわるまで5分弱でしたか。
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それを特製の櫂(かい)で、混ぜます。
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焦がさないように、ひたすら混ぜていきます。

運動場をならすT字型の用具(トンボ)で、フライパンにひっつかないように混ぜるおじさんもいました。

半分くらいが半熟状になった段階で、返しの作業。
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クレーン車を使ってフライパンを火からおろし、ふたをして、
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ネジで、四隅と真ん中の五箇所固定していきます。
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クレーンでつり下げられた状態で、人力で半回転させます。
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フライパンは2カ所だけ固定されているので、非常に不安定。
これは、非常に集中力を要します。

ギャラリー一同、息を飲みます。
卵液が垂れたけど、なんとか上手く返せました。

そして再度火にかけます。
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5分ほどたったでしょうか。
白髪のシェフが、合図をして、さらに返します。

こうして、両面が焼けました。

いよいよ蓋が開けられます。
緊張の瞬間!
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調理中はトリュフの良い香りがしていましたが、
蓋を開けた瞬間、ふぁ〜と香りが強くなりました。

敷いていたクッキングシートをはがすと、程よく焦げ目がついたフリッタータが、お目見えしました。
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ワッと拍手が沸き起こりました。

これだけ大きいと、まんべんなく火が行き渡るのも大変でしょうねぇ。
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サイトの初回のフリッタータの写真を見ると焦げていますが、今回のは美しい焼き色で、大成功!

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さっそく、出来立てのフリッタータは、市長が味見をしました。

「妻の作るフリッタータよりも美味しいです」

市長の感想に回りから笑いが起こりました。

そしてギャラリーにも振る舞われました。
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結構大ぶりに切られたフリッターターは、湯気をあげて、本当においしそう。
口に近づけるとトリュフが香り、程よく弾力があり、美味でした。
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今年で3回目になるオムレツ作り。
サグラ自体は今年で26回なので、3年前に何か面白いものを始めたいということで、この趣向をはじめたのでしょうね。
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100人が食べても、まだこんなに残っていました。
卵2323個分は、想像よりもすごい量なんですよね。

巨大オムレツといえば、スポレートの近郊のスケッジーノ(Scheggino)村の3月のサグラでは、黒トリュフ入りのものが作られています。
スポレートから車でわずか15分なので、行こうと思えばいつでも行けたのですが、毎年気付いたら終わってしまっていました。

大人も子供もエキサイトできるイヴェントだから、来年の3月は行ってみようかなぁ。

フリッタータで小腹を満たした後は、フェアの出店の見学を楽しみました。
白トリュフ祭と言いながら、トリュフの出展は3軒ほど。
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そのうちの地元企業はたったの1社だけでした。
(写真はスポレートの隣町カンペッロ村の会社です)

やはりトリュフは高嶺の花。
30€かけてトリュフを1かけら買うよりも、チョコやサラミをたくさん買うのを好むのは、経済危機が深刻なイタリアの現実なのかもしれません。
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もっともイタリア三大トリュフ産地のフェアならば、話は別ですが。

ファブロのトリュフ祭の日曜日は、Fabro-Fuculle~Roma間で蒸気機関車が走ったそうです。
ファブロも小さい街ながら、がんばって町おこしをしてるんだなぁ、と感心してしまいました。

『世界一大きいフリッタータ』作りは本当に見ものなので、
来年、行ってみたい方、是非とも一緒に行きましょう!!

サイト:Mostra Mercato Nazionale del Tartufo di Fabro


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by butako170 | 2013-11-14 05:34 | サグラ・祭り
サグランティーノの祭 @モンテファルコ 2013年 
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今年もこの時期がやってきました。
ヴェンデミア~ブドウの収穫祭です!

わが町スポレートの隣にあるモンテファルコは、ウンブリアを代表するフルボディの赤“サグランティーノ”の産地です。
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毎年第3週目の週末は、モンテファルコの町でワイン祭が行われます。
先週から風邪を引いてしまった私は、ワイン祭に行こうかどうか、かなーり迷っていたのですが、日曜日の午後は、今年の新ワインを早くも振舞う催しが開催されるので、それに間に合うように出かけました。
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モンテファルコは、人口わずか2000人ばかりのこじんまりとした街。

城壁内は13世紀の町並みが広がり、非常に落ち着いていますが、今日は、かつての農民の衣装を着た女の子たちが大はしゃぎで、歌を歌ったりして、すっかり祭ムードです。
『ウンブリアの手すり』と言われるこの町は眺めがいいので有名。
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標高およそ470mあり、ウンブリアの谷のなかでも一番高い丘にある町です。遠くに見える街はアッシジですよ。

秋晴れで非常に気持ちの良い気候でした。
ピアッツァには、トラクターに引かれた山車がたくさん来ています。すごい人の熱気です!!
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山車の上からは、一昔前の農民の衣装を着た農家さんが、気前よく食べ物を振舞ってくれています。
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自家製のサラミやポルケッタ、コッパなどが、スライスした塩なしパンの上に載せられて、山車の上から渡してくれるのです。
なんとこのオジサンの切っているコッパの大きいこと!!
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自家製ですね。 コッパは、豚の顔肉や耳、軟骨などをトロトロに煮込み、固めます。ゼラチン質たっぷり。オレンジの皮を刻んで入れるので、清涼感もたまりません。
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私がここぞとばかりに写真を撮っていると、なんと「コッパのパニーノ、ダブルだよ」とオジサン大盤振る舞い!!うれしいじゃ、ありませんか。

コッパをゲットした後は、ワインです。
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ワインは別のオジサンが樽からプラスチックのコップに注いでくれています。
サンジョベーゼをベースに、サグランティーノも少し混じっているいわゆるRosso di Montefalcoのノヴェッロでした。

サグランティーノ独特の甘草やベリーの味が楽しめて、ご機嫌。熟成はしていないので、フレッシュな飲み口でした。

そしてローマ時代の衣装をまとった美女たちが入れてくれたのが、サグランティーノのジェラート。タンニンの効果でしょうか。甘さサッパリしていていくらでも入りそう!
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一口食べるごとに、ブドウの種がガリッと口で弾けて、面白いアクセント。ちょっとスキアッチャータに似た歯ざわりでした。
広間の真ん中には、民族衣装を着た若い男女が踊りを踊っています。
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みんな、本当に楽しそう~。
飲めや、騒げやのカオス状態です。

真昼間から大人たちがこんなに楽しげに酔っ払っているのって、本当に最高ですね。

家畜と触れ合える山車もあったりして、小さな子供たちが興味シンシンで覗き込んでいました。
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せっかく来たので(調子が悪いのに)、ワイナリーのワインが味見できる会場にも行きました。
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ここは、ワイングラスを入り口で購入すると、味見し放題なのですが、今日は挨拶だけしに中に入りました。

(グラスの代金ですが、今年は7ユーロでした)
ここも、さすがに日曜の午後ともなれば、満員御礼。

イタリアでも1本35ユーロ以上する高級ワイン『サグランティーノ』を、作り手ごとに味見できるのですから、これはまたとないチャンスです。
ソムリエの友人がすすめてくれた新手のカンティーナがとても美味しいというので、そちらだけ味見させてもらいました。

d0033983_1842679.jpgTenuta Bellafonte Montefalco Sagrantino 2008年

非常にユニークな香り 複雑でエレガントで、ふぅーっと深呼吸すると、その素敵な香りが持続してとても幸せな気分になります。

モーレ(ブラックベリー)、赤い花、なめし皮、セメダイン、杜松の実のような香りが混合されていて、味は攻撃的なタンニンの渋みもなく、まろやかです。

スラヴォニア産の樽に36ヶ月も熟成されているだけあり、気品があふれるサグランティーノの仕上がっていました。

寒い日に、イノシシの煮込みと頂いても良いと思います。

このカンティーナは、なんとまだ新しくて2008年からのヴィンテージからしかなく、サグランティーノだけしか作っていないそうです。良いカンティーナを教えてもらいました。
イタリア人の毎日の食卓に欠かせないワイン。

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モンテファルコのワインは、ちょっと特別な日のために開けたいワインです!ローマに来る機会がありましたら、是非、モンテファルコまで足を伸ばしてみてくださいね。

素敵なワインにめぐり合えると思いますよ。
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butako









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by butako170 | 2013-09-30 18:43 | サグラ・祭り
夏はウナギ! イタリアのウナギ料理
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今年はまだサグラに行ってないなぁ、と思い、地元のサグラ情報を収集していたこのところ。
サグラとは、収穫祭なのですが、村人が3000人以下の小さな村で行われています。

サマートリュフ祭、イノシシ祭、ビール祭、サルシッチャ祭、カタツムリ祭…いろいろありますが、ぶbutakoが前から一度行きたかったのが、ウナギ祭!!
ウナギはイタリア語でAnguillaです。

お尻の思いロベルトを説得して(今日は私のおごりやから、と申しまして)、祝日ということもあり、少し早めに家を出ることにしました。
20時前に目的の村ヴェロイデに到着。
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夕日を浴びたトレヴィ村が丘の上に臨みます。
ここはウンブラの谷の底にある地域で、テヴェレ川から分かれた小川の水が流れる村なのです。
かつては、その小さな川を伝ってウナギがやって来たのです。
(残念ながら運転中のためトレヴィ村の素敵な写真は撮れず。こんな農道みたいなところを通って村へ行きます)

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海に近い川なら分かるけど、こーんな内陸の山に囲まれた地域にまで、川をさかのぼってウナギがやってきたのですね。すごい生命力!
現在は、タバコの栽培などで土壌や水が汚染され、ウナギはとれません。
だからコマッキオあたりのウナギを冷凍にしたものを使います。
でも、昔からの伝統を絶やしたくないと、こうして冷凍物のウナギを使ってサグラを続けるのですね。
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さて、会場に到着した時は、結構な人で埋まっていました。
テーブルクロスを兼ねたメニュー表には、ウナギと川エビ(ザリガニですね)が印刷してあることから、これがおすすめであるに違いありません。

アンティパストはとばして、プリモから。
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私は川エビのリゾット、ロベは川エビのスパゲッティを。
供されたのは紙皿ですが、ナイフとフォークはステンレス製でした。まぁ、合格ですね。
(カトラリーまでプラスチックだと味気ないですものね)

どちらもエビのエキスがたっぷりとしみ込んで美味!
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特にリゾットはアルデンテが絶妙で、しかも海のウマミポッテリ。
量がけっこう多くて、さすがは村のサグラ!と思いました。

一方、セコンドは、私はテガマッチョ(ウナギをトマトソースで煮込んだもの)、ロベルトはウナギのグリルです。
ウナギは身離れも良く、脂もまずまずのっていました。
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テガマッチョはウナギの脂ももれなくスープと共にいただくので、少々しつこい感じです。
7切れほど入っており、身も小さめだったので、楽勝と思っていたのですが、意外とこってりで、2切れほどロベルトにあげました。
味はまずまずでしたよ。トマトの酸味がサッパリしていて、悪くはありません。

ウナギのグリルは、とても良かったです!
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真っ黒なのは皮がこげているだけで、それを除くと、しっとりとして、やや締まった身が現れます。
炭火焼きなので、余分な脂肪が落ちているし、「これでもか」とばかりに振りかけられていたローズマリーの風味は、香りが高くて、ウナギのしつこさもこれで帳消しにしてくれる感じ。
ローリエを臭み消しに使うのはイタリアでは常套ですが、ローズマリーもこんなに合うのですね。
目からうろこでした。
3切れだけだけど、身は厚めのものだし、付け合せにローストポテトもついているので、いいのでは、と思いました。

この後、ロベルトが野外の映画を見にスポレートに帰るため、9時にはベロイデを出発。
さっくり食べて、さっと退場・・・ま、こんな夕食もいいのでは、と思いました。
ちなみに、お会計は1Lのワインを加えて、二人で31ユーロ。手軽に楽しめる財布に優しい価格です。

ロベルトに日本のウナギ料理の違いを聞いたところ、
「日本の蒲焼はとても美味。
ふっくらしているし、タレは美味しいし、しつこくないし。
でもイタリアのウナギ料理も、悪くはない。
まぁ、別物と考えるのがいいんじゃない?」と言っていました。

みなさん、この残暑をウナギで乗り切りましょ~★

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by butako170 | 2013-08-13 21:41 | サグラ・祭り
タマネギの季節
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味覚の秋がやってきました。
2週間前までの熱気もどこへやら。スポレートは日中はやや汗ばむことはあっても、朝晩はすっかりと涼しくなりました。

ウンブラの谷に今年もタマネギのシーズンが訪れました。
フォリーニョの北西に位置するカンナーラという村がタマネギの名産地なんですネ。独特の水はけの良い砂地を生かしての栽培。なにやらこの地域でしか取れない種類のタマネギもあるのだとか。
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こちらがカンナーラのタマネギさんたち。
先週末から今週末まで、カンナラ村ではタマネギ祭りの最中です。
黄金色(オーロ)、赤、白、そして平らなピアットと4種類もあります。

オーロとピアットが特にこの地区だけで取れるもの。オーロなんてどこにでもあるタマネギっぽい容姿をしておるのですが、遺伝子的には唯一無二のものなんだとか。

4種類のタマネギ、どうやってお料理に使い分けるのでしょうか。
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まずオーロは、料理のベースに使うソフリット(香味野菜のみじん切り)に向いています。セロリやニンジンと共にミートソースのベースに使ったりします。
丸ごとボッリート(ポトフみたいなお肉の煮込み)に入れてもいいですよね。

炒めれば甘みがギュッと際立つので、オニオングラタンにするのもよし!!イタリアではZuppa di cipollaといいます。呼び名がスープなだけに、オーブンで仕上げたりはしません。でも、ブルスケッタを載せて、パルミジャーノをかけてオーブンに入れたら、美味しさはアップしますよねぇ。
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白いタマネギは、フォカッチャの上に散らして。この地方では、スキアッチャータと呼びますが、小腹の減ったときなんかいいですよね。
タマネギの風味がたまりません。

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押しつぶしたような形状をしたピアットは、オーブンでじっくりと焼いて、トロットロになったところを頂きます。
これが本当に美味なんですよね。
じーっくりと熱を加えると、甘みが増し、そして少し焦げ目が着いたところが、また香ばしくって。

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一方、ピアット型の小タマネギのほうは、私は、バルサミコ酢と一緒に煮ちゃいます。
酸味と甘みがあいまって、良い箸休めになりますよ。

作り方は簡単。

皮を剥いたタマネギを平たい鍋に入れ(フライパンでもOK)、オリーブオイルで両面が焦げ目が着くまで焼きます。そこにバルサミコ酢を半分ぐらいタマネギに浸るまで加え、塩少々と砂糖一つまみ、ホール胡椒10粒を入れて、落し蓋をして煮汁がトロッとなるまで煮詰めます。

(写真はタマネギづくしの前菜。オニオンチップスいいなぁ。)
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そして、赤タマネギは生食です。
ここウンブリアやトスカーナでは、硬くなったパンをサラダ風にリメイクするのですが、そこに、水にさらした赤タマネギを入れると、格段に美味しくなります。

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これらのタマネギ料理さらにはタマネギを使った創作料理は、カンナーラの町のサグラで堪能することができます。

調理するのは、地元の人たちです。
すごくオーガナイズが行き渡っていて、大人も子供も生き生きと働いています。

今週の金曜日はロベルトと一緒に、タマネギ尽くしでサグラを楽しもうと思います!!
旬のものを皆で食べるのって、素敵ですよね~★

                             butako

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9月6日~2泊3日のタマネギ&ワインの里巡り おばあちゃんの料理教室とワイナリー巡り、タマネギのサグラ(祭り)参加

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by butako170 | 2012-09-11 07:09 | サグラ・祭り
食い倒れ、ポルケッティアーモ!!
最近、仕事に遊びに忙しいbutakoです。
そういう時は、どうしてもblogのアップがおざなりになるもの…。しかしイタリア豚研究家として見逃せない行事が先週の日曜日にあったので、これはお知らせせねば、と思いPCに向かっております。
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その名も”ポルケッティアーモ”というのですが、中部イタリアに詳しい食いしん坊な貴方ならば、ピンと来るかもしれませんね。
ポルケッタを食べさせるサグラ(村のお祭り)なのです。
なんでも中部イタリアのポルケッタが一同に集まる…というこのサグラは今年で7回目。豚好きbutakoはなんと、行きたいと思いつつも今回が初参加でありました~。

ポルケッタ+ティ・アーモ(愛してる)でポルケッティアーモ。なんとも可愛いネーミングですよね。イタリアも関西人と同じく駄洒落めいた造語を作ります。

会場の町はモンテファルコからトーディへ行く途中にあるサン・テレンツィアーノ。実はこの街は何度か横切ったことがあるのですが、街をきちんと訪れるのは初めてのこと。
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さて、そもそもポルケッタとはどういう食べ物なのでしょうか。
いわゆる豚の丸焼きなのですが、中にローズマリーと塩、コショウ、ニンニクを詰めてじっくりこんがりと8時間以上、ローストしていきます。豚は200kgのものが骨を抜かれて、調理中に水分を失い、最終的には100kgにまでなってしまうそうです。
豪快に頭つきで丸ごと焼かれた姿は本当に圧巻ですよね。
古代ローマ時代いや古代ギリシャにまで起源がさかのぼれる、壮大な歴史とロマンが詰まったものなのです。

会場となるサン・テレンツィアーノの町へと向かいます。
午後には楽しいプログラムが目白押しのようですが、雨マークが予報についていたので、午前中、食事時に滑り込みました。

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どうです、会場にある可愛い仕様車。
ブタ鼻の形、ピンク色…ヒトが豚に惹かれる要素が詰まっていると思いませんか?

会場は2つあるようです。
一つ目の会場は街に入ってすぐ。いきなり、ポルケッタの店が軒を連ねています。
ウンブリア、マルケ、トスカーナ、ラッツィオ、カンパーニャ…ほぼ中部イタリアのみで食べられているポルケッタなので『イタリア中のポルケッタが集まる!』と呼び声高かったものの、とどのつまりは、半径300km近郊の中部地方・仲間内の会のようなもの。
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ポルケッタばかり10軒あったのですが、
でもね、味の違いがやはり歴然としているんです。
私たちの一押しはココ。
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『ポルケッタAllo Stato Brado ~野生のように育てられたブタ~』とでも訳しましょうか。
そこのがすごくおいしかったです。豚は大きくなくてせいぜい180kg規模のものでしょうかね。脂身があまりなくて、さっぱりしているんだけど、コクがある。
さすが放し飼いで、適度に身が引き締まっているだけのことはある?!
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やはり食事時になると行列ができてました。
おいしい店が選ばれ、次第に淘汰されていくってこういう事なのね。

この催し、うれしいのは1ユーロの小パニーノ券が買えるってこと。
小ぶりで5つ口くらいで食べられちゃうこのサイズのおかげで、いろんな店のパニーノが試せるうれしい趣向です。
(ファインダーを向けると途端に変な顔をするロベちゃん)


食事後、お腹もこなれたので、小さな町の路地を歩きます。
ブタの巨大な型紙に、いろんな装飾がされていてキュート。
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あら!地元の子供がブタと戯れて、良い被写体に!
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その路地を抜けた先には、芝生の生い茂る広場がありました。
そこにもポルケッタの店があるじゃないですか!!
ここはポルケッタの応用バージョンが。
たとえば、鯉(こい)のポルケッタは、ペルージャ近郊にあるトラジメーノ湖の名産。ほら見て、こんなに大きい!
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中に香草を入れて縛って焼くところは、ポルケッタの調理法と同じです。
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こうやってほぐし身にして、パニーノにはさみます。

満腹だったけど、好奇心も手伝ってロベルトと1つを二つに分けて食べました。
確かに少し淡水魚の生臭さはあったけど、ハーブの威力と濃い味付けでポルケッタの味になってる~!
ヘルシーだし、これもありですね。地元のトレビアーノ種の味のきっちりした白ワインと合いますよ。
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そしてフィレンツェ名物ランプレドットのパニーノ。
じっくり煮込んだランプレドットをパンの上に載せて、その上から刻んで行きます。
パセリを主としたさっぱりしたサルサ・ヴェルデと唐辛子オイルをかけて、頂きます!
これは友人Hajimeさんがオーダーしたので、それを一口もらいました。
これとは、キャンティなどのサンジョベーゼ種のおいしいワインが合うよね。

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いやはや、本当に満喫しましたよ。
で、町を後にしようとした時、
butako:この家の庭先に「白雪姫」の変なオブジェがあるね。
Roberto:ああ、ユキオンナね。
Butako:違う、シラユキヒメ。日本酒の白雪に姫をつけたやつ!

と言い合っていると、その庭先で食事をしていた家の主さんから、ちょっと食べて行かんかね、と声がかかりました。もうお腹いっぱいだったので辞退しようとしていたら、ロベがグラッツェ!と近寄っていくではありませんか。

ということで、私たちは昼食の第二段をそのご家庭と友人たちにかこまれて、ご相伴することになったのでした。パスタ2種類とコーティケ(ブタ皮)と豆の煮込みを賞味。
一体、どんだけ食べんねん!!!!!


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しか~し!まだポルケッタ祭りは終わってなかった。
なんとサン・テレンツィアーノから3km離れたグルッティという街で、『中世とポルケッタ』祭を開催していたのです。ポルケッティアーモの日時とあわせて、隣町でもポルケッタが楽しめるという憎い企画です。(結局、好奇心でそこへ向かう私たち)

到着したのが午後3時半。でもなんだかあまりヒトもいないし、寂しい感じ?
と思っていたら小型のポルケッタ登場です。
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油紙でぐるぐるに巻かれています。
それを非常に遠火の炭火で焼きだした。なぜそうするのかを地元の人に聞くと、ポルケッタってじっくりと長い時間をかけて熱を入れていかないと半焼けになるので、このような遠火にするのだとか。また焼いているうちに、皮が乾燥するので、最初は紙をつけて保護し、表面が色づくと紙をはずすそうです。
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今はオーブンですべて温度も湿度も管理できますが、かつてはこうやって焼かれていたんですね。しかしGiro arrosto(回転式肉焼き機)がすごいです。

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ポルケッタ用の特別長いものでしょうね。イタリアは炭火焼き文化が旺盛なので、こうして回転式肉焼き機や炭火専用ロースト機が発達しています。とは言ってもすべて特注のオーダーメイド。レストランや団体などから注文が入ります。まだまだ伝統食が健在ゆえに、職人技が廃れずに残っているのです。

そしてグルッティといえば、ブタ加工(ノルチネリア)で有名なビヨンディーニがあります。かつてハム日和さんのサルーミ研修の際は、ポルケッタ作りの現場にお邪魔して、ダイナミックさに肝を潰したことがあります。
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今日はフェスタだから、と自慢の生ハムやチコーニとよばれるフェンネルと唐辛子で味つけした乾燥肉を振舞ってくれました。

ポルケッタが焼きあがるまであと5時間。
振り出してきた雨を憎らしく思いながら、後ろ髪引かれつつグロッティ村を後にしました。
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しかし、偉大なる中部イタリアのブタ文化を堪能した1日でした。
そして両方の村人たちのホスピタリティも。わずか30kmしか離れていないスポレート人が人見知りなのに対して、サン・テレンツィアーノ界隈の人たちのオープンで人の良いこと!これぞイタリア!的な気質にご近所で触れて、心暖まったことは言うまでもありません。

                                butako
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by butako170 | 2012-05-24 16:21 | サグラ・祭り