ロベの朝食と手作りジャム
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 日本は海の日の三連休を向かえ、いよいよ夏の到来ですね。
イタリアも暑さが厳しくなってきました。スポレートは中部地方なので、そんなに酷暑ではないのですが、やはり地中海気候です。日中は32度くらいまでスルッと上がってしまい、日差しも強いです。
(写真はスポレート郊外のひまわり畑。何千のひまわりが一斉に咲き誇る様は圧巻です。)

ロベのダイエット食作りに、励んでいる毎日。
って言っても、厳しい食事制限がないので、本当、楽ちんなんですけどね。
野菜と豆、魚を中心に取るということで、以前と比べて購入回数のグンと増えたお魚ちゃん。
週に魚3回、肉3回、卵・チーズメイン1回の割合で、夕食を作っています。

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今回は朝食大公開~★

一般的にイタリアの朝食は、甘いものを食べます。バールでは、コルネットやブリオッシュとカプチーノを注文する人が圧倒的。家庭では、ビスケット(市販のもの)やクロスタータをカフェ・ラテや牛乳に浸しながら食べるのです。


 でも糖尿病の疑いのあるロベは、砂糖が一切取れません。その朝食はというと…
 「パン2切れ もしくは、フェッテ・ビスコッターテ好きなだけ、に無糖ジャムを塗って食べる」というもの。フェッテ・ビスコッターテは、甘くないラスクみたいなもので一枚20Kcalもしません。
飲み物は、基本は牛乳です。牛乳が飲みづらい場合は、カフェもしくはオルゾ(大麦由来でミロみたいなもの)で牛乳を割って飲むべし。もちろん砂糖は一切いれちゃダメ。

 そんなに厳しくないですね。しかし無糖のジャムというものが、探しても見つかりません。高脂血症のダイエットをしている我が義母に聞いてみたところ、果糖のジャムがいいのでは…ということで、ディエトロゴの許可を得て、それで代用しました。

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 しかしこの果糖ジャム、いかんせん値が張ります。330g入りで3.15ユーロ、およそ500円也。
うむむ、高い。開封すると1週間で食べきるので、ジャム代もバカになりません。そこでButakoご用達の農家直営の八百屋「ビゾンニ」で今が旬のモモを1キロ=1.3ユーロで購入し、精製された果糖をスーパーで手に入れ、ジャムを作ることにしました。
(右はプルーン、左はモモを中心とした果物)


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 皮を剥いたモモ(正味1キロ)をざく切りにし、レモン汁と果糖150gと共に煮詰めるだけ。
20分も煮ていくと、段々ととろみがついてきました。はじめは黄色だったのに、煮ているうちにピンク色に変わっていくモモたち。 (なぜだろう?)
 熱々のうちに瓶に詰め、逆さにして真空状態にします。今回は瓶3つ分、出来上がりましたよ。ピーチの味が濃く甘ささっぱりのジャムに仕上がりました。これはヨーグルトやアイスにかけても絶品です。

 別の日はプルーンでもやってみました。これは果糖を入れすぎたのか、いまいちプルーンの風味が感じられません。
果糖は砂糖の2倍の甘みを持つ甘味料。使用量が砂糖の半分で済むので、それだけカロリーを抑えることができます。でも、体内での糖分の吸収が早いので、糖尿病の人にはオススメではないと後で知りました。自然の果糖(果物に含まれるもの)ならまだしも、精製したものは吸収力が超速いらしいのです。

 今回、私が使った果糖の量がちょっぴりだったおかげで、ディエトロゴから許可が下りました。それ以降のジャム作りの際には、使用は最小限に抑えるようにしています。
 果糖の特質、知りませんでした。なかなか勉強になるなぁ。

手作りジャムはおいしい上に、経済的にも大助かり。これも安くで果物を買えるビゾンニのおかげです。いいタイミングで、ビゾンニを知ることができて良かったー。

ロベの昼食(お弁当編)については、またの機会にご紹介しましょう。って言っても、簡単なんだけどね。

 
 d0033983_18583452.jpgしかし「軽度の糖尿病の疑い」っていうのが、笑えますよね。

2ヶ月前、地元のワイン祭りの翌日に、血液検査に行ったロベ。血糖値が148と、120の正常値からやや高い結果でした。でも精密検査(空腹時血糖と食後血糖の推移を測定)をするわけでもなく、いきなり食事療法から始まったのです。1ヶ月の食事療法の末、体重は5キロ減。現在、体重は下げ止まり、週200gずつ、ゆっくり減少しています。あと3ヶ月もすると、2キロは減るでしょう。

でも、いまだ精密検査をしないイタリアって、どうなのよ。
少なくとももう一度、血糖値を測ってみるべきではないでしょうか。
いまいち合理的でないイタリアの成人病治療。今後、我が夫はどうなっていくのやら、好奇心半分、心配半分のButakoなのでした。(まぁ、食事療法を続けている限りは、大丈夫でしょうが)

                                               Butako
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by butako170 | 2008-07-19 18:59 | 報告
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