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butakoの送別会
 アッカディの朝番のカメリエーレMASAさんとbutakoのお姉さん的存在NORIKOさん、実はこの二人ととても馬が合うbutakoなのでした。昼の仕事の後、butakoとMASAさんがおしゃべりしているところに、仕事帰りのNORIKOさんとバッタリ鉢合わせ。そのまま3人で、半時間ほど立ち話・・・ってことも度々でした。

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 先日、このお二人がbutakoを夕食に誘ってくれました。
MASAさんチョイスの店は、サンタマリア・ノヴェッラ教会からほど近い『オステリア ディ ジョバンニ』。平日でも8時半には席が埋まってしまうので予約が無難です。

店内はおしゃれで上品な雰囲気。客層は、欧米系の観光客とハイソなイタリア人半々といったところですか。プロセッコで乾杯のあと、『アスパラガスのサラダ仕立て白トリュフがけ』と、『生サーモンの赤コショウがけ、メロン添え』を頂きながら、次のワインをMASAさんに決めてもらいます。

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MASAさんは日本のソムリエの資格を、NORIKOさんはイタリアのソムリエの資格をそれぞれお持ちでございます。なので、カメリエーレがファイリングされた極厚のワインメニューを持ってきても、物怖じせずに、スムーズにワイン選びをしておりました。なんてエレガント!ブラボー。

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butakoとNORIKOさんは『イカ墨のパベッティ(生地に墨を練りこんだパスタ)スープはボンゴレ』、MASAさんは、『チェリートマトのスパゲッティ』をチョイス。
ワインが、フリウリ州VILLA RUSSIZ社の COLLIO(DOC)でソーヴィニオン100%の白でした。
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butakoはワインの勉強がしたかったので、単一種のワインを選んでもらうように頼んだのです。ソーヴィニオンは香りが独特で、butako的には、『猫のおしっこの匂い』がしました。(これを言ったらなかなか鋭いと褒められた!)
もっとキンキンに冷やした方が味に締まりがでて美味しいのだとか。

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セコンドには、butakoはタリアータのアンチョビソースがけ、お二人は牛フィレ肉と野菜のグリルを頼みました。
ワインはCASANOVA Di NERI社のロッソ ディ モンタルチーノ (DOC)2004年。この年より2003年が猛暑だったので美味しいのでは、と探してもらったのですがあいにく無かったようです。
でも04年でも十分満足のいく味でした。Nさん曰く『03年は一般的には、猛暑のためワインの出来は良かったのよ。でも、一部のワイン(高度の低い栽培地)では、それで失敗してるのよね。葡萄が焦げてしまって、ワインも焦げた匂いがするの。』
焦げた香りのワインですか・・・。どんなものか試しに飲んでみたい。

そしてデザート食べながら、会話も佳境に入り気味。butako『フィレンツェも、もうあと5日です。』とポツリ。「でも、なんだかbutakoちゃんとはすぐ会えそうな気がするのよ。」とスパッとN嬢が言うもんだから、なんだかそんな気がしてきました。MASAさんも『これからも、是非時々こうやって会いましょうよ。』と言ってくれました。はい、喜んで。
フィレンツェでの滞在3ヶ月半。短期間だったけど、そこで得た友情は一生モノです。細くてもいいから長く紡いでいきたいものです。
時々会いに行くから、ワインの手ほどきして下さいね。今から講義の予約しますから。

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by butako170 | 2006-07-01 00:20 | リストランテ
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