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夕焼け小焼けのコルトーナ 
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トラジメーノから20KM北上すると、トスカーナの街、コルトーナがあります。ここは、キアナの谷とテヴェレの谷を見下ろす丘の上にあり、平野に浮かぶ中世の街です。(注:イタリアでは山間の平野のことを谷と呼ぶ。)
 その歴史は古く、紀元前6世紀のエトルリア人の都市までさかのぼることができます。
『静寂の街』の異名をもつこの街は、迷路のように続く坂道と、美しく落ち着いた街並みが魅力。毎年全国規模のアンティーク市が開かれることでも知られています。

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街に入いるなり、エノテカ&お土産屋へ直行。Butako小腹が減っていたので、早速アペリティーボです。ここはモンテプルチャーノにも近いので、ワインも美味いんです。地元の厚手のパンを軽くトーストしてもらい、それをつまみに一杯ひっかけます。コルトーナのパンは、丸くてピザ生地のようで、素朴な味わいでした。

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さて、日も傾きかけていたので、早足で街を散策です。レプブリカ広場には時計台があり、市民の憩いの広場。それに続くシニョレッリ広場では、地元の子どもたちがサッカーして遊んでいました。
ここで、butakoはフラ・アンジェリコの『受胎告知』が見たくて、とある博物館へ入場。
でも、教区博物館に入るつもりが、エトルリア・アカデミー美術館に入ってしまい、大失敗。お目当ての名画は見れませんでした。美術館の入館時間を過ぎてから間違いに気づいたので今更入りなおすことも出来ず、断念。

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街はすっかり夕暮れモード。ドゥオーモをちらりとのぞいて、カテドラーレ前の広場からみえるキアナの谷を眺めていました。夕焼けが平野、トラジメーノ湖、遠くの山々を赤く染めます。平和な春の一日を、今日は満喫しました。

                                                 Butako
by butako170 | 2006-05-10 00:17 | 旅行記
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