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EROSとの出会い
「IL PEMTAGRAMMA」に着いて呆然としてしまいました。なんと今の期間(1月半旬~後半)はフェリエ(休暇中)ということで店は閉まっていたのです。
確認せずにやってきたbutakoに落ち度があるというものです。
こうなったら仕方がありません。Robeから聞いた『Il tempio del gusto』にとりあえず行ってみることにしました。時刻は1時。お腹もいい具合に減ってきています。

 ここもチェントロに位置しているため5分で到着。
店先にある黒板に、今日のメニューの他お薦め料理がのっています。フムフム、いい感じ。
 店内は少し暗めで落ち着いた雰囲気。美人カメリエーレ(実はEROSの奥さま)が感じよく席まで案内してくれます。

 Butakoは今日のメニュー(コースで17€、安い!)を頼むことにしました。
まず、突き出しにトーストしたパンにエロス自家製のオリーブオイルをかけて・・・。これが文句なしに上手い!大地の恵み、オリーブオイルの味を存分に堪能できる1品。シンプルなだけに、オイルの品質のごまかしは効きません。

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アンティパストが鱈(merluzzo)とじゃがいも(patate)のマッシュしたものに、チーズを和え、あげたパスタをあしらいトリュフのソースでまとめた1品。(名前忘れちゃいました。)

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プリマ2品:Risotto l’orzo con carciofi(大麦のリゾット、アーティチョーク入り)滋味深い味っす!
/Strangozzi pomodoro piccante(ストランゴッツィ・ピリ辛トマト味)やたっ!ご当地麺賞味。麺は柔らかく、味は特に強くない。それだけにシンプルなピリ辛トマトがよく合います。

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セコンド Firetto di maiale con erba, salsa della arancia candita(ブタフィレ肉でハーブを巻いたもの。ソースはカラメルオレンジのアグロドルチェ)やはり、ブタには甘辛が美味。ブタ肉も柔らかかった~。

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デザートはビスコッティの盛り合わせ。ほぼ完食。見てのとおり、セコンドまで食べ終わるのに、かなりの時間を要しました。でもどれもおいしい。全然飽きない味です。
 ワインとカフェも入れて17€(Robeの紹介で来たのでおまけしてくれていると思う。)とはかなり満足です。すっかりここが気に入ったので、『実は、スタージ先を探してまして・・・。』と交渉開始。

 奥さまに、『じゃあシェフに会ってみて。』と言われエロスと話をすることが出来ました。
エロスはリストランテをする傍ら、地元の料理学校へも非常勤で教えに行っているとのこと。なのでスタージ生にたいして非常に理解があります。
 さらにbutakoが初心者だと知っても、態度を変えることはありませんでした。

しかしここは2月半ばからフェリエに入ります。先方の希望はフェリエ終了後の3月初め・・・とのことでした。早速マンチーニに報告して、ここにスタージしよう。
 素敵な街の素敵なリストランテ。情熱のあるシェフのもとで働けるのは、やりがいがあります。

 にわかにButakoの頭の中はスポレートのことで一杯になってきました。もちろん、良い想像です。ワクワクを持ってイエジに帰れそう。その前にノルチャに明日は行かなくちゃ。

butako
by butako170 | 2006-02-23 10:39 | スタージ
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