カンペッロ村のオリーブオイル工房Marfuga
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norciaの翌日訪問したオリーブ工房Marfuga(マルフーガ)のご紹介をしましょう。
(写真はカンペッロ村とトレヴィ村に挟まれたマルフーガ社のオリーブ畑)

オリーブ工房は、イタリア語ではフラントイオ(圧搾所)と言います。
スポレートの隣に位置するカンペッロ村は、良質のオイルが採れると評判の地域。ここのMarfuga社を訪れました。
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ウンブリア州はオリーブオイルに関しては、EUの認めたDOP(原産地呼称)に5つもの地域が指定されています。
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マルフーガの位置しているのは、州の東側でAssisi-Umbriaと呼ばれる地域です。
砂利などが多く含まれた水はけのよい土地柄なので、辛みの強く香りの輪郭がはっきりしたオイルが特徴なのです。

さてさてここでは、オリーブオイルがどうやって作られるのか工房を見学しながら、説明を受けます。
シノレア法と呼ばれる最新式の機械を使っています。加熱せずにオイルを圧搾することから、オリーブのジュースと言われるオリーブオイル。
その質を左右するのは、材料の良し悪しはもちろん、機械の品質も問われます。
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シノレア法は、オリーブの実をペースト状にして(窒素を充填しながら27℃を保持)、ステンレスの刃でゆっくり撹拌しペースト状にします。それに内在する水分(油と水)の表面張力と重力を利用して少しずつオイルを抽出するのです。
加熱して 高圧でプレスする従来の方法では、香りも飛ぶし、その時点で酸化してしまいますが、この方法だと低温でノンストレスにて抽出されるので、 オリーブ油の抽出率は下がってしまいますが、純度と香りがダンゼン違ってきます。
フラントイオが稼働している時のブログはこちらから。

さて、説明が終わったら、いよいよ試飲の時間です。
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プラスチック製のコップに少量、オイルを注ぎます。

3種類テイストするのですが、味のマイルドなものから試飲していきます。

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まずはエクストラ・ヴァージン・オイルから。
モライヨーロ、フラントイオ、レッチーノのブレンド。収穫は12月初旬。
切り立ての草やアーモンドの香りが、鼻に抜けてきます。
香りの強さ4
苦み  4 
辛み  4
と言ったところでしょうか。
マイルドなので、サラダのドレッシングやパスタに。グリルした魚にもギリギリOK。
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次にエクストラ・ヴァージン・オイルDOPです。
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モライヨーロ、フラントイオ、レッチーノのブレンド。収穫は11月中旬。
アーティチョーク、切り立ての草
香りの強さ 6
苦み  5
辛み  5
こちらはタリアータ(牛肉のステーキ)や焼き野菜にあう味。
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(写真はイメージ)
ウンブリアらしさが出ていて、かつ汎用性は高い。

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最後にここのテロワールをもっとも著しているモライヨーロ種100%でできたアッフィオランテ(L’affiorante)。
モライヨーロは苦みと辛みが強く、ポリフェノールの含有量が高いのです。だから抗酸化作用も高く、1日ティースプーン1杯飲めば、アンチエイジングに良いオイルですね。

辛みが高いのは、品種のためなのですが、標高500mの冷涼で石がちな土地、また収穫時期が10月末と一番早いということも、大きく関係しています。
ピリピリと喉を刺激するオイルが大好き!という方にはうってつけ。
苦いアーモンド、切り立ての草の香り。

香りの強さ 7
苦み    6
辛み    7
ファジョーリ・エ・コーティケや、豆のスープ、タリアータなどにあいますね。
ブルスケッタにするとその存在感が引き立ちます。

それぞれ個性の違うオイルですが、どれも違ってどれも美味。
缶でも売っており、軽くてお土産にも気軽に買えますね。

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美味しいオリーブオイルができる秘密をたくさん聞いて、試飲もして、勉強した後は…。

モンテファルコのワイナリーへと向かいます。

こちらは最近ガイドブックでも取り上げられるようになったこちらのカンティーナへ、ワインのプレゼンターをしている友人ロベルトに連れていってもらいました。

つづく。
(写真はカンペッロ村のクリトゥンノの泉)

                           butako170

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by butako170 | 2015-03-22 06:39 | その他
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