イタリアは週末ごとに大雪
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スポレートは今週末、この冬2度目の積雪がありました。
銀世界にはしゃぐスポレート人。その証拠に、いつも冬の間は人があまり来ないスポレートの高台に位置するロッカ(城塞)の散歩道も、今日は若いカップルを中心にすごい賑わいです。(これ見よがしにイチャついてますが)

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多くの市民のお目当ては、雪景色に浮かび上がる水道橋「ポンテ・デッレ・トッレ」。高さ90メートル、長さ236メートルという雄大なスケールの橋は、ローマ時代の建築物で、これぞスポレート!という景色なのです。

d0033983_63732.jpg(写真:ロッカの遊歩道で雪玉を投げ合って遊ぶ大人たち♪)

スポレートでは、ほどほどにしか雪が積もらなかったので、こんなに能天気に楽しめたのかもしれません。
他の地方は本当に大変だったみたい。北部の都市もそうですが、大打撃を受けたのは普段雪などめったに降らない中部~南部地方です。ローマ市内は交通が麻痺して都市の機能がほとんどマヒ。07年地震があったアクイラを州都にもつアブルッツォ州でも雪のため車が立ち往生して、車中泊を余儀なくされたトラック運転手などが凍死する事態に。雪や寒波による死者は50人を超えています。
雪に対する備えができてない中南部は本当に注意しないと。
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ヨーロッパおよびイタリアの道路法で、イタリアでは高速道路と一部の道路において、チェーンの携帯が義務付けられていて、不携帯が見つかれば68.25ユーロの罰金が科せられます。しかし罰金を避けるため、というよりも雪道を安全に走行するためには、チェーンはもはや欠かせなくなりました。
(写真:ロッカのバールの店長が「雪だるまって直立しているけど、寝てるのがあってもいんじゃない」と言って作ったもの。目や口は食べられます。題してアペリティーボ雪だるま)

大雪のため輸送システムもうまく機能していないようです。
幸いスポレートは物資不足には陥っていません。町の小売店はもちろん、大型スーパーも、近場の生産者から肉や野菜を調達しているためです。物不足にならないことは、有難いですよね。地産地消はこういう時は心強いもの。


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しかしエネルギーはそうもいきません。
イタリアの暖房はガスで水を温め、部屋を循環させるヒーターを採用しているのですが、この寒さでガスの消費がウナギ上り。ガス供給元のロシアが、イタリアへの提供を制限していて、政府は一般家庭へのガス供給を優先するため、産業向けの供給を一部カットすることを決めました。この寒波、いつまで続くのかしら。せめて雪はこれ以上降らないでほしいものです。
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                                      butako
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by butako170 | 2012-02-13 06:17 | 報告
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