中部イタリア古寺巡礼の旅を終えて
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今週の火曜日に、無事に中部イタリアでの古寺巡礼の撮影を終えることができました。
アテンドとして関わったbutakoもうれしい限りです。

しかし去年の北伊古寺巡礼・・・とは異なり、撮影中に東北での大地震を知り、複雑な心境での旅になりました。
編集者や先生方の家族の安否が、当日はなかなかつかず、不安に押しつぶされそうになっての撮影。
遠く離れているので、愛する人の側にいれないもどかしさ、落ち着かずやるせない心・・・でも今自分たちにできることは、良い写真を撮り取材をして、良い本を作ることなんだ、という想いに至った旅でもありました。

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地震のあった11日以降は、イタリアの多くの友人から「ご両親は大丈夫?」という安否確認と心配の電話が鳴り止みません。普段あまり交信のない知人からの問い合わせも多く、多くのイタリア人が胸を痛めてくれている様子が伝わってきました。

また、撮影に行く先々でもねぎらいとお悔やみの言葉を何度受けたことでしょう。
「日本人は強い国民だから、必ず復興するよ!」
「日本の国民の方々を身近に感じています、多くの人が無事であることを願っているよ」

(ピサの教会警備員のマルコの胸には、『私は日本の人々と共に』と日本語で書かれた日の丸のワッペンを着けていました。)

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アッシジの修道士たちからも、「毎日、日本のためにお祈りしています」と言われ、慰められました。

日本という国が、こんなにまでイタリア人に愛されていたなんて!
被災地の方々に、この声が届くといいな。
この祈りが力となって、被災地の方々を励ますことができたらいいな。

私も何もできないけれど、遠いイタリアの地から祈っています。

                                                 butako
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by butako170 | 2011-03-26 06:26 | 報告
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