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ピサの催しで習字を書く。。。
そういえば、小学校の頃の冬休みの宿題に、『書初め』があったことを思い出しました。
今年はなんと、20年ぶりに書初めを行いましたよ。
ピサのとある催しで、日伊文化交流NPOみらいという友人の主催している団体が、ブース(出店)を出すということで、butakoも先週の土日に参加しました。

相当、咳が止まらなかったのですが、年末に交わした約束を守るために、重い体(年末の食べすぎのせいね)を引きずって出かけてきました~。
でも行ってよかった。すごく楽しかったです。

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(こちらは、フィレンツェから出店した『あじさい』さんの店舗。お香の匂いを興味深そうに嗅ぐお客さん。)

butakoの出店は書道。
イタリア人からリクエストのあった言葉やイタリア人の名前を漢字で書くお仕事です。
出店前に、ことわざや四文字熟語をワードで打ってプリントアウトして、用意周到だったのですが、実際、現地に行くと、「私の名前を漢字で書いて!」っていう人がほとんど。
イタリア人は詩や言葉には、興味ないのね。やっぱり自分こそに興味があるようです。

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さて、どうやって漢字で書くか、といえば、彼らの読み方に漢字の音を当てはめるだけ
たとえば、ダニエラの場合は、陀仁恵羅。
アレッシオの場合は、愛烈士雄など。

そして、意味を言ってあげると(愛情深く、戦士のように勇敢など)、すごく喜んでくれます。

しかし、習字なんて中学校以来やったことがなかったのですが、実際、半紙を前に筆を持つと、書けるものですね。最初はぎこちなかったものの、二日目を終える頃になると、達筆になっていました。
一筆ずつ書くたびに、
「ケ ベッラ!」「ファンタスティコ!」という褒め声が。
私も興に乗って、まるで書道4段の祖父が乗り移ったように、書いていました。
でも、みなさんのジャッジが怖いので、このブログに載せるのはやめておきますネ。
(写真は、NPOみらいのメンバー・中央と、脇を囲む日本好きの来場者)

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ちなみに「とある催し」とは、魔法とファンタジー展。
そこに日本人が出店を認められたのは、まだまだ東端の日本は、ミステリアスな国ということかしら。

実は、ピサに来た本当の目的は、この会館が、来る11月に行うエキスポ・ジャパン開催の候補地になっているので、一度下見しよう…ということだったのです。
でもノリと勢いで参加してみて、イタリア人の熱気に触れ、多少なりとも喜んでもらえて良かった。
日本の他の出展者ともお友達になれたし、良い出会いの場となったことは、言うまでもありません。

ちょっとした日伊文化交流の二日間でした。
(写真は、みらいのメンバーで、butakoからレッスンをうけ、折り紙の鶴を折っているところ。)

あ、butakoの風邪を心配して下さった方、ありがとうございます。
催し初日の午後に、グンと良くなり、今は全快しました★     
            butako                                         
by butako170 | 2010-01-13 08:08 | 報告
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